【激闘の記録】２５日ジギング（超激流に四苦八苦！）

　２５日は夜勤明けでジギングに行ってきました。　　本命はもちろん脂ノリノリのサワラ。　　コレを味わってしまうと『舌が肥える』と言う言葉の正しさを感じます！　　残念ながら数日前から釣果は下降線を辿っており、１時期のようなお祭りモードでは有りません。　　でも、さすがにボーズって事は無いでしょう。　　久しぶりにナースマンさんとの出撃。　　色々と募る話しも有りますし、楽しい釣りになりそうです。

湾内は夏の海そのもの！　　ただ、ひたすらに暑い（汗）

　湾外に出ていくと、ワタシの予想していたエリアでは無いエリアに船団が出来ていました。　　が、そっちには目もくれずに、行きたいポイントへ船を走らせます。　　混んでいるポイントは操船がめんどくさい＆殺伐とした雰囲気が嫌なので、出来れば避けたいのです。　　なので、ある意味ではラッキーでした。

　前回の釣行でサワラがよぉけ跳ねていたポイントへ到着。　　当日は鳥は居るけどベイトは映らずの状況。　　期待は薄いですが、とりあえずやってみましょう。　　ジグを落として行く途中で異変に気付きました。　　超激流なのでは？　　ジグが流されていくスピードが異常に速い！

　魚探のスピードメーターを確認したら約５キロ･･･（汗）　　こんな速さは初めて見ました。　　それからのジギングは修行そのもの。　　少しでも釣りがし易いポイントを求めてウロウロしましたが、どこもかしこも激流！　　ただ、落として巻き取る作業の繰り返しばかり。　　こりゃ、釣りっちゃうな～！　　腕のトレーニングですわ（笑）

　どこに行っても激流なので、どうせやったら実績ポイントへ行きましょう。　　根回りに付く魚を狙い撃ちします。　　ただ、この流れだと着底の把握が微妙なので、根掛かりしまくりで沢山のジグを奉納してしまいそうです。　　サワラのラインカッターも有るので、ダブルの恐怖と戦わねばなりませんけど、気合いで乗り越えます！

超激流＆折りからの強風で海面はアカン感じに･･･

　瀬に当たった流れが払い出している側の掛け下がりにベイトの反応を発見。　　早速、ジグを落として行くとフッとスプールが止りました。　　即座にフッキングからのファイト開始！　　引きからするとサワラなのは間違い無いですね。　　本命だけにバラしたくない。　　慎重に上げてきて、ナースマンさんに掬って貰いました！　　ありがとうございました。

デップりとしたナイスプロポーション！　　激ウマ確定です。　　舌だけで無く、腹回りも肥えます（爆）　　~~もう肥えとるって！？~~

　やっとこ本命をキャッチして、『さぁ、今から！』やったんですが、せっかく探し出した魚探に反応が有るピンポイントを遊漁船が横取り！！　　こりゃ、参りました（汗）　　その遊漁船が釣れているのを横目に、再度、ポイント探しですがな･･･　　たまにこんなエグい遊漁船の船長が居るけど、乗ってる客は船長の事をどう思っているのでしょうか？　　う～ん、謎！

　その周囲でポツポツとした反応を発見したので、期待を込めて落としてみました。　　幾度と無く船を入れ直しましたが、ナースマンさんにバイトが有っただけで釣れませんでした。　　アカン感じに加えて瀬周り独特の波＆風波で海況が危険になってきたので、このエリアは諦めて無難なエリアに移動しました。

　下げ止りまりの時間帯になりましたが、相変わらず潮は激流継続中。　　いつになったら弱くなるのか？　　ナースマンさんと四苦八苦しながら打開しようとしましたが、これと言った打開策は無く･･･　　たまたま釣れたチャリサイズのマダイでも、潮の影響でかなり引くような気がしました。　　上がってきて『アレ？』的な（笑）

やはり、マダイはリアフックですね！

このサイズでもめちゃ重い！　　引きませんけどね～（笑）

　納竿の時間を決め、それまではやり切る事としました。　　少しだけ日が傾いてきて、雰囲気は良くなったような！？　　何となく、そんな気がしていた終了１０分前のワタシ。　　着底から少ししゃくり上げてからのステイでドン！　　フッキングからのファーストランの長さにワラサ以上は確定。　　こないだのブリと同じようなヒットパターンだけに、こいつもブリやと思いたい！！

　まさかの大物に『サワラが釣れた時にジグのチョイと上のリーダーに傷が入っていたけど、めんどくさいので切り詰めなかった』事を後悔（汗）　　かなり慎重なやり取りを余儀なくされ、魚体が見えるまで１０分以上を要してしまいました。　　まことに申し訳ございません！　　でも、ナースマンさんが掬ってくれる時、ネットにフックが絡んで『ジグはネットの中、魚は外』と言う、ジギングアルアルを披露したのにはビックリでした（笑）　　バレなかったので笑い話ですけどね！　　ひょっとしてワザと！？

釣れたのは１００%運ですが、かなり嬉しい！

　その後、魚の締め作業をしている間、２匹目のドジョウを狙ってもらいました。　　が、残念ながらノーヒットだったので、そのまま納竿としました。　　１日を通して、超激流に翻弄されてしまいましたが、結果的には本命のサワラや奇跡のブリも釣れてくれたので良かったです！　　例の激流の根回りでのロストがワタシはゼロだったのも良かった。　　ＭＡＸ速度が７ｋ／ｈなんて、有り得ませんから！！　　次回は激流では無い事を願うばかりです。