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釣りの世界へようこそ

  • ジャンル:日記/一般
最近、会社の同僚やそのお子さんの釣りデビューの案内役をさせて頂く機会が増えました。


やってみたい!けど、どうやって始めれば良いか分からない。。

そんな方、意外と多いみたいです。従業員650名程度の勤務先では僕の釣り好きは有名みたいで色々なところからオファーを頂きます。


受けたからには満足して頂けるよう、入念なヒアリングを行います。ターゲットとなる魚種、場所やシチュエーション(船か堤防か等)、釣法(エサかルアーか等)、予算等すり合わせをしていき楽しんで頂けるプランの提案に努めています。



これまで何人ものフィールドデビューに立ち会いましたが概ね満足頂けているようで、『また行きたい』とのお声もたくさん頂きました。


色々と神経を使うところもありますが、楽しんで頂けていると実感出来た時は本当に嬉しいものです。



釣りの世界には、一般的にはあまり知られていない事がたくさんあります。


東京湾が実はとても豊かな海だということも一般的には知られていない事の一つです。『汚い海』というイメージがつきまとう東京湾は流入河川が多く山からの豊富な栄養分を蓄えた良質な水産資源の宝庫です。


護岸やビルに囲まれた東京湾の海にイルカや海ガメが登場することもそうそう珍しいことではありません。

自然と触れあう機会は案外身近なところにあるということですね。


釣人だけが知っている景色もたくさんあります。例え釣果が伴わなくとも美しい自然の中に身を置き、過ごした時間は掛け替えのないものです。

ブリやマグロの巨大ナブラ等、初めて見る方は大変驚かれることと思います。自然界の弱者と強者。食物連鎖の世界を目の当たりにする瞬間です。




我々が知っている事実は良いことばかりではありません。

我が国は主要先進国の中で最も水産資源の管理が杜撰(ずさん)であると言えます。スーパーの鮮魚コーナーには外国産が多く驚きます。四方を海に囲まれているのにです。危機的状況に晒されているのはクロマグロだけではありません。






釣りを案内する際、何かしらの釣果を得られ、一日を楽しく過ごして頂くことを一番に考えますが、釣果以外の何かを持ち帰って頂きたいという気持ちも強くあります。

東京湾の豊かさを知ってほしい。
海は時に美しく時に荒々しい。畏敬の念を持って接してほしい。
フィールドの美化に努めてほしい。
水産資源に限りがあることを知ってほしい。

他にも、案内する側の僕が意図しないような気付きもたくさんあると思います。


単に釣れた釣れない、楽しい楽しくないだけではなく、新しい世界への窓口としてこれからも初めての方の案内役を喜んで引き受けるつもりです。




『釣りの世界へようこそ。』






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