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▼ アイアンマービーインプレッション!!
- ジャンル:釣り具インプレ
このたび、FAA(fimoアングラーズアカデミー)よりルアーのインプレを依頼されました。
FAAとはfimoの中でプロアングラーを目指す人たちの集まりで、プロになるためのアドバイスをfimoが無償で行ってくれているコミュです。
このコミュに入ればプロになれるというものではありませんが、何も無いよりははるかに活用できるコミュだと思います。
今年はもうすでに入会は出来ませんが、来年にはまた募集をすると思われますので、興味のある方は参加してみてください。
そのFAAがルアーメーカーより依頼を受けて、メンバーにインプレを要請した訳です。
なぜ私にインプレの依頼をしかというと、何処のメーカとも契約していない私達ならば、本音で率直にインプレを書けるということです。
メーカーと契約している方の場合、どうしても欠点や悪い事は書きにくいですよね。
その点、なんのしがらみのない私はなんでも書けます!(笑)
他にも数名いらっしゃるようなので、ごく一般のアングラーと同じ目線で、ごまかしもヨイショもない本音が垣間見えると思いますので是非ともご覧ください!
そして第1回インプレに参加して下さったメーカーは
『エバーグリーン』
http://www.evergreen-fishing.com/
『アイアンマービー』
http://www.evergreen-fishing.com/goods_list/IronMarvie_11980702_2.html
です!
これがFAAより支給して頂いたルアーです。
このルアーは沖堤ではもう有名になっている事と思います。
アドバンスの佐川さんが手がけるルアーです。
沖堤でのことは私が語ることはもうないと思いますので、自分のフィールド河川、干潟、港湾部でのインプレで行きたいと思います。
さて、このルアーすでに持っている方は多いと思いますが、実は私、持っていません!
しかも、一回も使ったことありません!
初使用してのインプレとなりました。(^^ゞ
なので、非常に楽しみ♪
まずは見た目。
何処となくIP(アイアンプレート)とよく似ています。
鉄板系のルアーはどうしても構造上よく似てしまう物だと思いますが。
そして、スナップに装着。
ルアーにはすでにスナップが装着されていますが、私は極小のスナップを使用しているため、それは外します。
推奨するスナップなのかも知れませんが・・・・
次に、キャストすると姿勢の乱れなくうまく飛んでいき、着水後ボトムをとってから巻くとすんなりとルアーが泳いでくれます。
鉄板系のルアーは糸ふけなどうまく処理しないと、フックがラインに掛かってしまい、すぐに回収しないとならなくなることが多いと思います。
全くないとはいかないですが、明らかに少ないと思います。
そこを売りにしているのはうなずけます。
そして、重量が25gということもあり、レンジはかなり低く早巻きしないと沈んでいきます。
フラッシングは比較的少なく、巻き抵抗はIPよりは小さいですね。
なので、水深2mくらいまでだったら細かいリフト&フォールで刻んで行け、釣果につながりそうです。
実際、使ってみての感触は
『ルアーの回収時のストレスは少なく、抵抗が小さい分上下のレンジ変更がしやすいのと、流れの強いところでも使いやすい。』
といった感じなので、波や離岸流の強いサーフなんかも良いと思います。
抵抗の強いルアーだとこの辺が難しい所なんですよね。
そして、この時期あまり鉄板系のルアーは使わないのですが、私がよく行く旧江戸川河口域の満潮時に明暗部で使ってみました。
橋脚の裏に出来ているヨレを横切るように流し込んでみるとコチン!
飛距離を武器にミノーやシンペンではとどかない手つかずの明暗部に落とし、ボトムから駆けあがらせてコチン!
ダウンに投げ込み着水と同時に巻き始め、表層付近を軽いリフト&フォールで明暗部を横切ると、コチン!
けっこう色々できますね~。
この時期シンペンではドリフトで明暗部を攻めたりしますが、反応が薄くなった時に暗部にアイアンマービーをブチ込んでダウンクロスに巻いてみるのも一つの手だと思います。
夏のデイゲームではもっと活躍しそうなのですし、真冬のヒイラギパターンには良さそうな雰囲気がありますね。
でも、これはあくまでも鉄板系のルアーですので、レンジや巻きスピードの組み合わせ次第では、やはりバイブレーションとの使い分けは絶対に必要です。
そして、干潟でも使ってみましたが、エイを掛けて終了・・・
鉄板系を干潟(ブレイク絡み)で使うときはハイギアのリールで超早巻きして、フロントフックを外しボトムをすらないようにするしかないかな・・・・
干潟ではあまり薦められませんけどね。(笑)
あとは、価格。
一般ユーザーとしてはやはりここが一番。
特にバイブレーションはロスト率が高いため、高価なものはどうしても敬遠しがち。
¥600位でワゴンセールして売っているルアーはロスト覚悟で攻められるし、高価なものはそれに見合った期待をしてしまう為、何か特別に選ぶ理由が必要になってきます。
では、このアイアンマービーはそこがあるのでしょうか?
IPよりは安いが、他の鉄板系やバイブレーションと比べたら(キャスティング価格)¥1100オーバーはやや高価な部類。
正直、微妙・・・・
一概には言えないですがサーフや堤防では高アピールを求めて、河川、港湾部では操作性がもっとも必要と自分は感じています。
他メーカーのルアーと店頭で選び比べると、正直なかなか手は出にくい位置ですね。
もう少し重量の変化があれば良いのかな~と。
例えば、25gでは堤防やサーフ、20g、18g位では港湾や河川、干潟用のがあると嬉しいです!
しかも価格は¥980!!
これだったら私は買いますよ、きっと。
どうしても、ネームバリューがある分価格は上がってしまうと思うのですが、なおさらこの価格帯で頑張ってほしいですね!
総括すると、正直私の行っているフィールドでは使いにくいですね・・・・
そもそも、鉄板系の出番がないです。
明暗部も釣れるには釣れるけど、魚が沈んでしまうし・・・・
サーフとデイゲームでは魅力的なんですけどね。
使ってみると良いのはわかるけど、使うまでが手が出ないです。
でも今回使用して、沖堤防に行く時は是非とも持っていこうと思いましたよ!
<タックルデータ>
ロッド:ダイワ モアザンブランジーノAGS97LML
リール:ダイワ 10セルテート2500R
ライン:TORAY SEABASS POWERGAME 0.8号
リーダー:DAIWA morethan SHOCK LERDER #5 20LB
ヒットルアー:アイアンマービー
- 2012年11月4日
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