【Fishing Style】狙いのリザーバー

諸事情あってスロースタート。

日は登り果て、雪解けも進む。

久しぶりの晴天が、僕にとっては嬉しくなかった。

定番ポイントを車で通りすぎ、粘る先行者たちを避けてバックウォーターまで来てしまった。

まぁ、ここなら出るでしょう。

軽い気持ちでブローウィンをスイングする。

中層攻めは通用せず、さらにボトムを意識して流す。

アップクロスにキャストして自分の正面まではウエイトを戻さず糸ふけを取るのみ。

沈下速度を上げて流れに負けないために効果的だった。

正面を過ぎたときからジャークを入れてウエイトを戻す。

後は水平姿勢をなるべく保ち、ゆらゆらと流す。

いたずらにトゥイッチなど入れずに、雪代に押されるワカサギをイメージして

静かにボトムをなめていく。

1キャスト一歩、徐々に釣り下る。

乗らないバイトがとても多く、渋い状況なんだな～と感じながらも次の一手を考える。

今までアクションを加えなかったが、今度は加えよう。

そのタイミングは流心を超えてから足もとのブレイク付近。

それまでは今まで通りのメソッドで通す。

目論見は叶った。

サイズは小さいけれど、日中に釣れりゃあ上出来だ。

Blooowin!80S　#12　ゴールドサバ

いいでしょコレ、フックはC'ultiva　SBL-75M #4

ボトムを意識するとこんな釣果が最も多い（笑）

でも、今日は全部フッキングしてあげたぜｗ

その後遠くから歩いてくるフライフィッシャーに声をかけられた。

「釣れてますか～？」

僕「一本出たとこです～」

「お～、いいね～、あれ、田中君？」

僕「Aさん！？」

初めてお会いしたのは高校生のとき。

釣竿をもって歩く僕に、同じように声をかけていただき、それ以来のお付き合い。

ここ数年お会いすることができませんでしたが、

あの時のように声をかけていただき、再開を果たしました。

ほっこりとした気持ちになりここを釣っていただくことに。

僕も次の一匹を探す刹那、携帯に着信。。。

このまま一緒に釣りをすることは叶わず、帰路に就いた。

九州の震災、とても心配です。

一刻も早い復興と、被災された皆様の平穏が訪れることを心より祈ります。

まだまだ余震が続き、不安な時間が続いておりますが、どうか皆様ご無事で。

・・・・・　TACKLE　・・・・・

ROD	MONSTER Edition Bait Model　76M　(Water Land)
REEL	CALCUTTA CONQUEST　101　(SHIMANO)
LINE	Silver Thread Trout Clear 8lb.　（UNITICA)
LURE	Blooowin!80S (BlueBlue)