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▼ 人の死を割り切れるか・・・

  • ジャンル:日記/一般
ちょっと、シュンとするお話し。


僕は訪問介護の仕事してます。

この夏、担当していた利用者さんが二人亡くなりました。

一人は介護の免許をとってからずっと入らせて貰っていた方。
もう一人は、僕の事をとても気に入ってくれていて、亡くなる二日前に『後、10年は生きるからよろしく(ﾟ▽ﾟ)/』と言われた方。


上司にはそれを乗り越えてもっといいヘルパーになりなさい！
と、言われましたが・・・


僕は『死』というものを仕事だからと言って割り切れません。

甘ちゃんと言われようが無理です。


僕自身、死に関わる仕事は向いてないと思ったりします。
人はいつかは消えて行く存在ですが、それをずっと理解していくのは僕には耐えられません。


自分の中で今まで3人の大事な人が亡くなっています。

一人目はじぃちゃん。
僕に釣りを教えてくれた、大好きなじぃちゃんです。

二人目はバイト先の先輩。
車の整備中に、ジャッキが外れてしまい車の下敷きになって亡くなりました。

この人は本当に車と釣りが好きでした。
こんないい人が25歳で亡くなるなんて有り得ませんでした。


ここまでは、自分の中で決着がついています。


三人目は・・・嫁の従兄弟の子です。
いろいろと家庭に事情があり、嫁の家で預かっていたんですが、残念ながら4歳という若さで旅立ちました
まず、亡くなった理由が明らかなる医療ミスということ。
カルテさえしっかり見ていればきっと今頃は楽しく生活していたはずです。

そして、担当した医師の謝る気がない謝り方。
初めて人を殺してやろうかと考えましたね

本当に息子のように可愛がっていたんです。
あの笑顔は二度と帰って来ないのです。


でも、自分の中では消化しました。
何故なら・・・
何時までも悲しんでいたら逆にこの子が可哀相だと思ったから。














こんな思いをずっとしなきゃいけない『介護』という仕事。


もし、fimoに目指している人がいるなら最初に言っときます。

『人の死を仕事だからと割り切れるか？』

これが無理なら、さっさと違う仕事を探しましょう。

甘い世界ではありません。僕は逃げ出したいくらい、悩んでます。


いつまでも、僕はガキのまんまなのかなぁと思う今日この頃です。

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