検索

:

最新のコメント

コメントはありません。

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:8
  • 昨日のアクセス:0
  • 総アクセス数:6433

初夏の南紀

  • ジャンル:釣行記
1ヶ月ぶりに南紀へ
当初は、溜まったストレスを初夏の魚【シイラ】に癒してもらうという 消極的な釣行目的。

久しぶりの釣りということもあり、あわただしく道具の準備をする。
ふと気付くとBOXの中に最近、気に入って多用しているルアーが五個も我が物顔で場所を取っていたので少し減らそうと手に取って思い止まった

少し前、幸運にも尊敬する二人の方と釣り座を共にする機会があり その時に、このルアーの話しが出た事があった。

自身も気になっていた話題であった為に
メーカーに問い合わせをしたり 変更を加え重さを量りしたが、
いまいちスッキリしていない事 若干でも違いが出るのか確かめたかった事を思い出した、現場で試してみる良い機会なので、彼ら全員に出番を与える事にした。

本来本命ではない魚を本命とし、自身の気持ちを誤魔化そうとしていた釣行に有意義な目的を持つ事が出来て自然とモチベーションが上がった。

初日、夜通し走ってからの釣り
同行者も居る事と シイラの姿を見る事の少ないが、久しぶりの釣りのリハビリ程度の軽い気持ちでポイントは、いつもの楽な磯。

先端に立ち、まずはあのルアーを潮目に遠投する
仕事漬けで鈍った身体を釣り師の身体へとシフトさせる大事な1投目、
糸ふけをとり、アクションを入れると
案の定、水面下に潜るはずのルアーは飛沫を上げながらバタバタと水面を滑ったミスアクションだ
一瞬 ルアー近くで水面が盛り上がった用に見えた気がしたが

気のせいだろうとロッド操作に集中して次のアクションを入れる
今度は、サッと水面からルアーが無くなりブルブルと手元に思い通りの動きが出せた手応えが伝わってきた 釣れなくても嬉しくなる瞬間だ。

しかしピョコンと頭を出したルアーを下からモワァッとひったくって行くヤツのお陰で、当たり前だが、やっぱり釣れた方がずっと嬉しいと思わされ顔がにやける

80そこそこのシイラ瞬発力は有るものの、横にしか走らない引きは 久しぶりの魚としては楽しかったが、
心からの満足は出来なかった。

釣り人は欲張りだ、朝一アクションが上手くいったからと嬉しくなっていたのに
一匹釣ると小さくても青物を釣りたい 今ならシオも良いな などと ムクムクとスケベ心が顔を出す。
まだ2投目なのに、ルアーの検証など忘れて殺気ムンムンのキャスト

何投目か忘れてしまったが、程好く殺気も抜けた頃に磯際で不意にミスバイト
シイラではない 魚の用に見えただけに悔やまれる、その後も時折 同じ様なバイトは見られるが、針がかりには至らなかった。

その間もシイラは何度か回遊してきたものの飽きない程度に相手してくれるだけで、それほど食い気がある訳では無いように思えた。

多分、この磯には食べたいベイトが居なかったのだろう 事実、別の磯ではシイラが良く釣れたようだ。

初日は、間に休憩は挟んだものの 6時間程ムキになって投げ散らかした。

二日目
この日は、南の磯へ入った。
波も風も良くない為 ポイントを決めかね 半ば強引に磯を選択する。

散々 投げ散らかしたお陰で身体も しっかりと釣り師の身体になっていた。

今日こそは、ルアーの検証をしなければならないと思いつつ小さな別のルアーが竿先にはぶら下がっていた
違う 今日は そんな事してる場合じゃない と心では思いつつ

あの潮目へ一投だけ

沖のしもりへ もう一投

あそこのサラシへ さらに、一投

何度か流して半ば諦めたかのように検証に入る。

新ロットと旧ロットの違いも若干有るような気もするが、それよりも違いは個体差な気がする。アイの調整を繰り返しても旧ロットで違いを感じたからだ
単に、自身の腕のせいかも知れないが。

ともかく、釣果には恵まれ無かったが、目的のシイラも釣れ、ルアーの検証が出来て十分 意味のある物だったと思う。

また、釣果だけでなく目的を持って南紀に挑みたい。
あと、次は写真を撮る余裕を持とう(笑)

コメントを見る