何年前だろう、３年位前か。
僕が僕自身に対して呟いたセンテンス。

「暇で忙しい」


釣りをしている時に口に出て来てしまった、出会ったセンテンス。
何となく、この感覚ある釣り人、僕以外にもいるんじゃないかと思ってます。
ま、何かと暇を感じにくいソルトルアーでは、僕にとっては当てはまるセンテンスでは無いんですが、近頃僕のこの釣りログでは登場が多い加賀フィッシングでの出来事だったのです。
そう、エリアルアーフィッシングでの出来事。

午後イチ、放流も沢山されて、池には沢山のニジマス。
放流後、数十分なんて過ぎれば、全く別世界。僕はあの儚い？時間にはいつまでも、慣れる、という事はないだろう、なんて思う。
ものすごい勢いで地合が変わっていく。
そして、その変化を感じる事が出来る事、いつまで経っても慣れるという気はしない。焦る、慌てる、緊張する、ドキドキする。これは僕の弱さ故、か。

で、そんな忙しい時間を過ごした後の夕方。
特に、今の時期、冬に多い事に僕は感じていますが、その夕方、気温が下がる夕方。
ルアーを投げても投げても魚信は無し。
ルアーを変えても様々なテクニックを駆使しても、無反応。
何をやっても無反応。
ノーバイトが続く約２時間…、なんて事もある。

そんな時だったか、

「暇で忙しい」

って言ってしまった、のを覚えてる。


３年という期間を経て、何故に今になってこんな事を書きたくなったのか、僕自身全部はわからない。

暇で忙しい、って、暇じゃ無いんだよね。
忙しい、んだよね。
でも、言える事、これは能動的、自発的。
いや、考え方変えればその地合に対して受動的、か？
でもそんな受動ならいいな。



こういう考え方って、人生、に対しても応用出来るとも思った。
どう生きるか、って事とかを。



昨日、こちらでも少し似た事書きました。よかったら。
http://ameblo.jp/guitarwizard/entry-11779975484.html



こんな事とは全く別に、僕がエリアフィッシングではよく行く加賀フィッシングでは、耳を澄ますと、たまにとても面白い会話が聞こえて来たりします。僕も思わずニヤついてしまったり、プっとしてしまう時があるくらいです。
面白い事言う人に、パワフルなレイヤーを感じてしまうときもあるくらいです。

釣りって面白いな。
釣りにやっぱり、感謝です。