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遠征後記

  • ジャンル:日記/一般
さてさて、前回の続きです。

今回の種子島は充実の遠征だと思っています。

結果、貧果で帰って来ていますが、釣果を求めるのならホームである南紀に行くことがベターだと思っています。釣れる場所、引き出しも長年通ってますし、ある程度はわかっていますからね。

では、何が充実したのかと言うことです。

今回はすったもんだがあった為(笑)、実釣の3日間の海の状況は芳しくなく時化ることはありませんでした。

ボクのホームである南紀でこの状況であれば竿を出していないと思います。

ただし、行った先は遠征地。しかも、他魚種を狙うタックルも持ち込まなかったのでヒラに固執するしかなかったのです。

情報を持たずに行く遠征地でまず最初にやることと言えば、場所探し。

もちろん磯にたどり着くまでのアクセスからすべて0からのスタートです。

地図を見て、航空写真を見て歩いてベタ凪の海を見ながら、シモリやスリットをチェックし、ヒラの付き場を探します。また、潮位が変動したら、どうなるかなども妄想しながら見て回るのです。

まず、これが通い詰めたホームでは味わえない、とても楽しい時間なのです。

下見をしたベタ凪の海で実際に釣りをして見た訳ですが、初日には先端部分にはわずかに波待ちをすればサラシが出来る状況でした。

あっ、今回一緒に行った友人の鈴木くんですが、ボクの友人の中でもかなりヒラに思い入れが強く、フットワークも軽いアングラーです。ヒラを釣りたいと思う気持ちはきっとボクよりも強く、魚を釣りたいと思う気持ちは、ごく普通のアングラーであると思っています。

そんな彼はセオリー通りに先端部分のサラシを求めて入っていきます。一本を捕りに行くには賢明な策に違いありません。

ボクは遠征地、ヒラのストックの多い場所だと信じ、インサイドのスポットを撃っていくことにしました。ベイトが入りそうで、ヒラが身を隠せそうなスポット。

その結果、10バイトほどの反応を得ることが出来ました。
水深1mも満たないような底丸見えのスポットでも複数匹のバイトを得たり。

中には反応はするも、到底フッキングには至らないような高速リトリーブでのバイトであったり。ゆっくり巻いては見切られてしまうんでしょうね(笑)

こんな普段ではやらないような、場所や方法で魚の反応が得られるということが分かるだけでも遠征に来た意義があるのです。中にはホームの釣りに繋げられるものもありますしね。

それで、やっぱり思うのは、対象魚はたくさん居たほうが面白いと言うことです。

単に釣れるからということではなく、同じヒラでもいろんな反応が見られる。遺伝子という表現が合っているかは別として、たくさんいれば、その中には破天荒な個体もいるわけです。

「お〜、そんなとこ居るのか!!」ってな具合にね。

得てして、そういうルアーへアグレッシプに反応する個体から釣れていくんだと思うのです。

資源がどんどん減っていってしまっては、本物のエサにしか反応しない気難しい個体ばかりになってしまう可能性もありますよね。

難しい魚との対話も面白くて楽しい部分はありますが、経験の浅いアングラーにとっては、釣ることで経験値を上げていくことも大事だと思っています。

釣りたい…釣れない…という状況は、危険をはらんでいることも否めません。

特に荒れた海況での釣りの代表格でもある磯でのヒラスズキゲームでは、釣れないが故により危険な場所や時間に傾向していく悪循環も生まれてしまいかねませんもんね。

そんなことを再確認出来た遠征だったと思います。

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