▼ 言ってるそばからポチっとな ~ eneloop編 ~
こんにちは。
諸々慌ただしくて皆さんのところへ全然行けてないあたくしですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか
とか言いながら昨晩はしっかり釣り行ってるし、ダラダラ長いログ書いてるし。。。
ごめんなさい m(_ _;)m
え~、さて、
数日前にWBS(テレ東の夜のニュース番組)でも取り上げられてました。
eneloop を駆け込み購入する人が急増して値が上がってたそうです。
既に店頭ではあまり見かけなくなっちゃいましたよね。
もちろんそれに乗っかった訳じゃないんだけど、、、
4/7に酔った勢いでポチっとな的なログのeneloop編をUpしました。
実はその日の昼間。。。
単4の eneloop のストックが無いことに気付き近所の電気屋さんで購入してたんすよ。
せっかくだから余分にストックしときたかったんだけどお財布の中身を見てとりあえず4本。
そしたらその数日後、宅配便が届いて。。。
開けてクリビツ、こんなものが出てきたし(汗
単4ばっかしこんなに沢山 ・ ・ ・ 結構焦りましたね。
ここまでとは行かないまでも、単4はそこそこ欲しかったのでまぁえっか。
言ってるそばからポチッってるし (汗
って言うか、、、
実はポチったような、ポチってないような。。。
よく覚えてないしネタじゃなくてマジなところがとっても怖かったあたくしでした~
以下、前々々回に引き続き eneloop ネタです。
すんませんが、ダラダラ長いので興味無い方はスルーでお願いします m(_ _;)m
何故にわが家はeneloopばかり?
貧乏性なせいか使えなくなった乾電池が捨てられない性分なんです。
電池チェッカーの針が微かに揺れるとリモコンや時計なら使えんじゃね?
みたいな。
少しだけ残ってる乾電池が溜まる一方で困ってた時のこと。
とっても おっされ~な充電池、eneloopが発売されました。
以来、わが家の総eneloop化計画が始まり徐々に移行してった訳なんですよ。
で、
わが家には eneloop の充電器がなんとなく増えちゃってゴロゴロしてます。
やたらデカイのは単1、単2が充電できるもの(もち単3、単4も充電できます)。
そして上の写真以外にもこんな充電器があります。
これには2倍速充電、個別診断、残量チェックの各機能が前面に打ち出されてます。
ところがもう1つ、決定的な機能があるんです。
それは、eneloopには不要かとも思えるリフレッシュ機能。
eneloopは電圧を高くしてある為メモリー効果がおきても十分な電圧が維持されます。
その為充放電を繰り返してもメモリー効果はおこって無いかのように思われがち。
でもなんとなく持ち時間が短くなったような気がする ・ ・ ・ ってな場合は要注意!
eneloopといえどもニッケル水素充電池なので構造上メモリー効果は起きるんです。
特に釣り用のライトは比較的充放電の回数が多くなりがちですよね。
でも、大丈夫!
メモリー効果は放電と満充電を何度か繰り返せば解消されます。
ところが。。。
完全に空っぽになるまで放電させちゃうと逆に痛めちゃうんですよ。
そこで自動的に放電してくれる機会ってか装置ってかは無いもんだろうか?
などと、探してたら、、、見つけたんですよ。
しかもeneloopブランドだし。
それがこの充電器、NC-TGR03。
この充電器でリフレッシュすればメモリー効果がおきた eneloop がよみがえります。
自動で適正な放電を行った後に充電してくれるんです。
ただこの機能、流石にメーカーが「メモリー効果は気にしなくても大丈夫」と謳ってるせいか、
写真でも解る通りパッケージにはどこにも書いてありません。
でも説明書にはしっかり書いてあるんですよ。
多分だけど、eneloop以外のニッケル水素充電池にも使えると思います。
何故なら説明書にeneloop以外のニッケル水素充電池に充電する時の注意書きがあるから。
(私が勝手に言ってることなので、実際お使いになるときはメーカーまでご確認下さい。)
ニッケル水素充電池ユーザーにはとってもありがたい優れものですよね。
ヘビーユーザーにはお勧め!
てか、もう売ってないかもだけど(汗
さて、このeneloop ですが、
2005年にニッケル水素電池の常識を打ち破り1年たっても使える充電池として発売されました。
そして健気に様々な進化を続けてきてるんです。
充電回数も 1000回→1500回→1800回 と地味に進歩。
ぶっちゃけ、そんだけ充電する前に死んじまいそうですけどね。
eneloop Pro も容量が25%Up → 30%Up と進化してますが、充電回数は約500回。
個人的には500回も充電しないと思うので、充分過ぎる数かと。
そしてニッケル水素充電池の特性であるメモリー効果ですが、
先述の通り電圧を高くすることで起きにくくなる対策が施されてます。
それから冬の釣りでは有り難いことに-20℃でも性能が維持されるとのこと。
これは冬の夜でもランタンが普通に使えるので大変ありがたいです。
普通のアルカリ電池だと直ぐに暗くなっちゃいますからね。
しかも最近のeneloopは自然放電が以前にも増して抑えられてます。
元々緊急用に買い置きが出来るエコな充電池として徐々に売り上げを伸ばしてきたんですが、
発売当初から満タン充電後1年経っても85%を維持できる画期的なニッケル水素充電池でした。
その後は3年後でも使える充電池に進化、
今では5年後でも70%を維持できるまでに至ってます。
おまけに外装には抗菌処理が施されてます。
そんなeneloopですが、前回のログにも書きましたが今月からPanasonicになってしまいます。
長年多くの人が慣れ親しんだ eneloop のロゴはコレでした。
ところが今月から出荷されてるものはPanasonicが前面に出て、こうなってしまいます。
別にええじゃん! ・ ・ ・ ですよね。
ロゴが変わるだけなら100歩譲って、まぁ諸事情を踏まえれば仕方ない。
でも気にしてるのはココ。
数年前に中越地震の被災で経営が悪化した三洋電機をパナソニックが引き取りました。
もともと戦後直後に松下電器から分裂して出来た三洋電機が出戻ったわけですよね。
そして「SANYO」ブランドの新製品の発売を終了し、パナソニックの完全子会社になりました。
ロゴも「SANYO」から「Panasonic」 に置き換わり、「SANYO」の商標は The End !
でも例外的に世界シェアの大きな「eneloop」だけは「SANYO」のブランドとして残してたそうです。
あ、余談ですが「Gopan」も今じゃ「Panasonic」だけどしばらく「SANYO」でしたよね。
eneloopのシェアがあまりにデカい為に独禁法に触れる云々のお話はニュースにもなってました。
その関係でeneloop工場はFDK(富士通の子会社)へ売却されてしまって、
今じゃeneloopはFDKが作って三洋(パナソニック)が販売といった構図になってます。
そんなお話も一時経済関連の雑誌のネタにされてました。
昨年のいつごろか忘れたけど週刊ダイヤモンドで詳しく特集やってましたが。。。
eneloopにフォーカスを当てた記事じゃないけどeneloopを例に上げながら書かれた記事。
そんなもんとっくに処分しちゃったので、ネットで探してみれば直ぐに見っけました。
要約すると、
パナソニックの電池事業の中核は民生用リチウムイオン電池、太陽電池、車載用電池。
ところが太陽電池の利益がリチウムイオン電池に食いつぶされてるとか。
車載用電池はそこそこ頑張ってはいるものの電池事業は赤字転落。
(ちなみに車載用電池の多くはeneloopと同じでニッケル水素電池です。)
企業への供給も下降線、そしてついにAppleへの納入はほとんどゼロ。
もっともAppleはサムスンからも供給をやめて中国メーカーに変えましたよね。
そんなこんなで三洋電機買収時には想定外だった韓国、中国の猛攻。
それにより電池の価格がみるみる急降下したそうです。
結果eneloopのシェアは一気に失速、変わって中国、韓国メーカーがシェアを拡大。
煽りを受けているのはパナソニックだけではありません。
ご存じの通り米ソリンドラムや世界シェア1位だった独Qセルズなど大手も経営破綻してますよね。
そしてパナソニックの苦渋の決断が脱日本。
韓国メーカーが主要4部材(正極、負極、電解液、セパレーター)の大半を、
日本の大手化学メーカーに頼っていたのはもはや昔の話で今では中国。
その上中国はコバルトやリチウムなどの原料も豊富です。
そしてパナソニックも電池工場の拠点を中国へ移しました。
ただeneloopは今月からPanasonicブランドになってしまうとは言っても、
しばらくFDKが製造するそうなので中身は今までと同じeneloop。
だけど新発売される「panasonic」のeneloopはまた進化して充電回数が増えるようです。
てな感じ。
でもいつかは。。。
Made in JAPAN だったeneloopの中身がパーツから原料まで中国産になっちゃうのかな?
天下のパナソニックがライバル会社からいつまでも供給を受け続けてるとも思えないし。
そうなったらeneloopは今までのeneloopじゃない新生eneloopに生まれ変わっちゃいますね。
中国製を否定するわけじゃないですけど、
信頼して長いこと使ってたeneloopが別物になってしまったら残念でなりません。
中国製の原材料を使って中国で作って品質も同程度を維持できて、
価格が下がってくれれば むしろ喜ばしいことです。
でも原料から不純物を取り除く技術って結構難しいので正直品質面でちょっと心配です。
既に店頭ではeneloopの充電池はあまり見かけなくなってきましたよね。
良くてお高い充電器がセットになってるものがポツポツ程度。
そんな諸々を心配してなのか、「eneloopは三洋でしょ!」 なのかはわかりませんが、
WBSじゃねっすが 「SANYO」 の 「eneloop」 を買い占めてる人も居るとか。
ぷっ、ぷっ、ぷっ、、、単4を酔った勢いでポチっと買い!
あたしも似たようなもんですな
ちなみにこのかわゆい子は電池チェッカーのeneloopy。
この子もとっくに製造中止でPanasonicとしても売られないかも、、、
だそうです。
様々な外交問題を抱えつつ、色々言いつつ。。。
まだまだ日本の製造業はこれからも中国へ流れて行くんでしょうかねぇ。
頑張れ、ニッポン
「お前もな!」とか言われそ~ですけどネ
Panasonicになってもeneloopはいつまでも日本で作り続けて欲しいもんですね。
でもさぁ。。。
やっぱりeneloopはPanasonicよりも『SANYO』がええなぁ。
長々お付き合い頂いた皆様、ありがとうございました <(_ _)>
- 2013年4月21日
- コメント(21)
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充電池ですが、これからはリチュームイオン充電池でしょ?
ニッケル水素が1.2Vに対して、リチュームイオン充電池は3.7V(初期電圧4.2V)
軽く降圧するだけで、色んな物に使えますネ、
アウトドアでは、充電池の優位性が有る事も同じ。
スマホもカメラもリチュームイオン充電池で、それじゃないと使えない物になっている。もし、ニッケル水素だったら、厚みが凄いことになる。
カメラの単3×2本の物に1本ダミーとリチュームイオン充電池を入れたら正常に作動しました。(保障外)
ジェントスGT-R931Hにリチュームイオン充電池を入れたら、多少明るかった?(ヤバイのでマネしないで!)
ライトもこれからはリチュームイオン充電池の時代!
今は、どこのメーカーのリチュームイオン充電池が良いのかを考える時期です!
アンチはライトにニッケル水素電池を使う事だけですけどネ、
自作ライト
愛知県