以前に松岡プロにインタビューしたときのテープを聞き返していると、ちょっと面白い内容が出てきたので、今日はご紹介します。



現在主流のマッチザベイト論を根本から覆す驚きの内容になっていますので、ぜひ読んでみてください。


担
突然なんですが、マッチザベイトってどう思いますか。
 
松
ずばりマッチザベイトは、ルアーマン独特の偏った考え方だって思います。
 
担
おっと、いきなり衝撃発言ですね（笑）。
 
松
そうかもしれません（笑）。僕は、前から言っているんですけどね……。
 
担
前にお話いただいたような気がしますが、シーバスは本物のベイトとは違うルアーを食うということに関わってくるのでしょうか？
 
松
そうです。ターゲットは、ベイトと違う動きだからルアーにバイトするんですよ。ジギングでもマグロでもそうです。
 
担
なるほど。
 
松
同じ動きだったら、本物食いますよ。だから、あえて変えると。ルアーのサイズについても同じことです。
 
担
大きさで、本物のベイトとの違いを出すんですね。
 
松
はい。あえてルアーを大きくする、小さくすると。こんなデカいルアーじゃ釣れないだろ、という固定観念は捨てたほうが釣果は上がりますよ。
 
担
そういう意味では、今回のハードコアミノーの170、210は釣り人に新しい選択肢をもたらすルアーですね。思いっきり違いが出せます。
 
松
そうです。皆さん、どんどんルアーを小さくするんです。食わんからって。もちろんそれが正解のときもありますよ。でも、大きくするっていう選択肢を持てば、釣りの可能性は一気に広がりますよ。ルアーは総合力です。
 
担
総合力？

 
松
ハードコアシリーズは、ハードコアミノーには50、70、90、110、130、150がって、120のハードコアミノーパワーがって、さらに170、210があります。このラインナップの多彩さこそが総合力です。
 
担
それだけローテーションの幅があって、微調整もきくということですね。
 
松
はい。それこそが総合力なんです。あるサイズ、ある泳ぎだけが釣れるなんてありえませんよ。他のルアーがあってのそのサイズなんです。読者の皆さんにも、ここを強く意識していただきたいですね。一気に釣果が変わると思いますよ！