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国境なきルアー。国境なき釣り人。

  • ジャンル:日記/一般
世界基準のルアー。

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デュエル・ヨーヅリのルアーは、常に海の向こうにも標準を定めている。その中でも「クリスタルミノー」というミノーは世界中どこででも愛される、まさに「国境をなきルアー」。









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ここにひとりの日本人がいる。ボンバダ・テル。常に海外のフィールドに目を向けて新しいジャンルの釣りを開拓する「国境なきアングラー」。








そんな釣り人とルアーの接点。今日は、ボンバダ・テルが最愛のミノーについて語ります。









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世界に出ればその名は一段と輝く。

クリスタルミノー。
世界のどこの釣具屋でも見かけて、パッケージが黄変しているものを見つけて宿命のように購入することがある。アイルマグネットとは対局のようなミノーで、平均点が高い、よく飛び、よく泳ぐ高性能なデュエル系のミノーとは全くの逆で、ある部分に特化した使いこなせるものだけが愛してしまう、いぶし銀のヨーヅリ系的ミノーだ。

“ 良いルアーは、長い年月あらゆる国で売られ続ける”
という法則の元に、これは完全に当てはまるルアーである。

このミノーでモンスターピーコックを獲る! と意気込んで日本を出た。日本の川でスイムテストをしていた時は、これはイケると思ったものの、現地ではその長時間の過酷なハードジャーク、トゥイッチによる腕の疲労が重なり、熱帯ジャングルではその引き抵抗の重さに不満があったのと、なかなかピーコックが出てくれない感じが、結果、先行きに暗雲を落としていた。

しかし、私もプロスタッフのはしくれ、デュエル・ヨーヅリミノーは世界のトップクラスと公言しているのを証明すべく、ミノーはデュエル、ヨーヅリ製しか持って行っていない。

“度を超えた大きな魚は大きな餌を補食している”
という過去の釣果経験を、頻繁に起こる河の爆音で感じるので、何とか対応しなければならない。

ルアーがないからといって周囲何十キロも人っ子ひとりいないこの熱帯ジャングルで、弱音を吐いたって誰も助けてはくれない。釣れずに帰るだけだ。リップを思いきってプライヤーで折ってみた。思いのほか軽い力でキレいに一発でとれた。試しに投げしてみると、ピンクテールカラシンのような大きなベイトがギラリ、ギラリとテンポよくリアルなヒラを打つようなビッグトゥイッチベイトになった。ボディが弧を描くような湾曲したボディなので、ボディ形状によるアクションとフックウェイトの調整のみで十分動く。

更に、引き抵抗が軽い。一日中投げ倒し、引き倒しても疲れないことが判明。しかも、高速ジャークのような手に相当な負担のかかるアクションではなく、グリン、グリンとした力強いトゥイッチのあと長いポーズをおく、ビッグピーコックのみが反応するパターンを運良く見つけることができた。

しかし、ただひとつ弱点があった。その弧を描く大きなボディの空気抵抗と固定重心から、キャスト時に結構左右にスライスする。キャスト直後にそれを素早く察知してロッドワークで着水点を調整してあげなければならない。

しかし、それを差し引いてもこのキレのある強く輝くフラッシングを大きなボディで実現している特性は代用品がなく、かなりのウェポンとなった。まだまだこのパターンが効く魚種が世界や日本にたんまりいるに違いない。

今年もこのクリスタルミノーマグナムのチューンで世界記録級ビッグピーコックを狙うのだ。

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