夜なべで自作ランディングネット ②

前回に引き続きランディングネット製作記第2弾です。
クリスマスもランディングネットをひたすら編み続けています。
睡眠時間を削りながら年内完成をさせて新年に入魂をしたいという気持ちで一生懸命編んでおります。
前回、モンスタートラウト用のランディングネットを完成させるまで18日間かかりました。その時もかなり苦労して作り上げましたが、編み目も今よりも大きく、クレモナ糸も太めだったので早く出来たようにも思えます。

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これはモンスタートラウト用のランディングネット工程日6日目の時の写真です。
ものさしを置いて測っておりますが、編み目が大きい分、簡単にこのような大きさになります。

ランディングネットに関する記事を書くのは製作の工程をただ詳しく書くのではなく、「やり遂げる大切さ」も含め、自分の備忘録でもあり、多くの人がやっているハンドメイドの辛さ、そして面白さも伝わればいいなという気持ちもあります。
長いログになってしまっていますが、連続して投稿させていただいてます。

もうしばらくランディングネットに関する記事が続きますが、お付き合いお願い致します。m(_ _)m

前回、目(ランディングネットに取り付ける部分)を作成したところで終了しました。
次の工程は「増やし目」(ランディングネットの形を形成する重要な部分で、この作業をやらないと従来の深さがあるランディングネットの形ではなく、虫取り網のような底の浅い三角形のような形になってしまいます。それと増やし目を作らないと編み目どうしが絡みやすくなってしまうでとても重要な作業です。)

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これは目を編み上げた状態。ここから、下の写真のように増やし目をします。

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この作業が大変なところは、目の数より倍の数編むことになる、という事です。
今は既製品のフレームに取り付けるネット編んでいる為、取り付ける目の数が、わたしの場合は59あります。

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これが今取り付けるランディングネットのフレームです。

増やし目を含むと2段目はその目の倍になりますので118。とっても気の遠くなるような作業です。
私は30センチから60センチをランディングできるネットを作っている為、ある程度の深さが必要になるのでしばらくこのまま編み続ける作業が続きます。
これが終わったら次は「減らし目」という作業をして、徐々にネットの底の部分を作っていく、というような段階に入ります。

編むというよりも編み目はきつく縛るような形なので、手を保護するようにした方がいいです。
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クレモナ糸は丈夫なので、強く編み込む時に指が擦れたり、切れたりすることもあります。
100円均一で指用サポーターなども売ってますので痛くなる前にサポーターを巻くのもおススメです。

私の夜なべはまだまだ続きます。
完成し、入魂する喜びを楽しみにして製作し続けます(о´∀`о)!




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