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▼ 迷走の末…の湘南メッキ
前回の伊豆釣行以来、風邪が抜けきれずに釣りは自重しておりました。しかし、何日も家でくすぶっていると、海の状況が気になって仕方がありません。
ここのところ穏やかな日が続く湘南ですが、何故か私が良く行くポイント周辺はいつも波が高いのです。この秋、立て続けにやって来た大型台風によって海底の地形が変わってしまったのかもしれません。昨日もライブカメラで確認すると…普段よりも波足が長く、大きなうねりが入っています。護岸は波を被っているだろうな…。
こんな風にちょっと荒れたくらいなら、釣りができるポイントが無いものか、といろいろ考えていました。思い切って三浦半島や西湘、あるいは東伊豆まで足を延ばすことも考えてみますが、普段の釣りはお気楽が身上な私、出来るだけ湘南界隈で釣りたいわけです。ところが釣り友のMさんのブログによれば、今シーズン、私はまだ一度も釣っていなかった護岸でメッキが釣れ始めたとか!そんな記事を読んでしまったらじっとしていられなくなり、早速早朝から出かける事に。
張り切って出かけました。現地到着は5:45頃。まだ真っ暗です。いそいそと準備を始めますが、暗がりの中でガイドにラインを通すのに難儀します。歳は取りたくないものです。さてポイントまで歩いて出向いてみれば…誰もいません。貸し切り状態です!この護岸を自由に動き回って釣りが出来れば、今日はもらったも同然!既にそんな気分でした。しかし風速は北の風推定6,7m/s。予報よりも風が強い。キャスト後ラインスラックが大きく出て、小さなメタルジグを操作する時などはボトムが取りにくい。とりあえず一番最初は定番のSMITH/D-CONTACT 50をフルキャスト!…当たらない…
2投目…
3投目…
4投目…
いずれも沈黙。流石にルアーが合っていないのだろうと、もっと急速沈下が可能なPALMS/BitArts Degreeに変更して出来る限りボトムを狙うも不発。
う~ん。Mさん情報に嘘はないと思うので、Mさんが釣った日はたまたま群れが回遊しただけだったのか…。この場ではかなり頑張りました。ルアーも、思いつくものは全て試しました。特に手前から急激に深くなっているポイントなので、メタルジグによる縦の釣りは丁寧に行っていました。しかし北の風はフォローになるから良いとして、この強風ではラインスラックが出過ぎるのと時折風向きが変わったりするのとで非常に操作がしにくいです。何投したか覚えていませんが、キャスト後、一度ボトムを取ります。そして縦に3回ほど大きくジャーク。ラインが風に煽られないようにロッドティップを下げてフォール。そして再び縦のジャークを入れた時でした。ゴンッ!という根掛みたいな感覚と共に、何者かがラインの先でゆっくり動き出しました!ついにヒット!
こいつは相当なトルクでボトムに突っ込もうとします。ジリジリとドラグを鳴かされつつ少しずつ距離を詰めます。そして何となく見えた魚のシルエットは…どうやらボラですな、しかもスレ掛の。大きさ的には40㎝にも満たないものですが、何しろスレなので凄く引きます。抜き上げるのも微妙だしどうしようかと考えあぐねていると、フックアウトしました。
…ここでの魚からの反応はこの一度だけ。その後はまるで無反応でした。あっけなく朝マズメの大事な時間が終了しました。潮廻りも悪くないし、最近釣れた情報もある。少しくらい反応があっても良さそうなものですが…まだ魚が溜まっているわけではなさそうですね。
既に実釣開始から1時間半が経過していました。このポイントで回遊を待って粘るか、それとも思い切って移動するか、非常に迷うところです。しかし結局のところ、落ち着きのない私は移動することに。いつも釣っている護岸の方に出向いたわけですが、案の定波が凄くてまともに釣りが出来ません。仕方なく、先日雨の中結果が出たポイントでやってみますが…
…
…
…
先日良かった場所では全く反応なしorz
この護岸周辺は随分丁寧にサーチしました。最初のポイントでは全く反応しなかったため小まめに移動し、少しでも変化があれば打ってみます。すると、フルキャストした7gのメタルジグのフォール中に何かが触ったような?そのまま縦のジャーク+フォールのパターンで手前まで探っていると、何度か同じような反応があります。しかしヒットせず。試しに横のジャークを入れてみると、着底直前にやはり触るような感覚が出るだけ。これはいったい何だろう?
釣れそうで釣れないもどかしい時間が続きました。どうもメタルジグではヒットさせられる気がしなくなってきたので、ここでミノーにチェンジ。今は廃盤になってしまったSMITH/D-CONTACT 50秋です。CONTACTⅡの発売以来消えてしまったルアーですが、ド派手なカラーは気に入っていました。なんとなくCONTACTⅡよりも泳ぎの姿勢が良いような気がするし。
こいつを意識的にラインスラックを出しながら大きめのスイングで連続トウィッチで探ってみました。すると明らかに生命感を伴ったバイトが出ます!しかしヒットに至らず!恐らく正体はシーバスですね。大きくイレギュラーダートするルアーに反応はするものの、捕食が下手で食い切れていないのではないか。その内この場所でも全く反応が出なくなりました。その間、何でもないところでメタルジグを根掛させる事2回orz
いよいよ釣れる気がしなくなってきました。そんな時、前日に釣りに出かける旨を伝えていた釣り友の極楽とんぼさんから電話が入りました。状況を告げると、ちょっと迷いつつ、私が朝一に入ったポイントでやってみるそうです。お互いに連絡を取り合いつつ、ポイントを絞り込む作戦です。
当の私は、何だか疲れてしまいました。真っ暗な状態から釣り始めて既に4時間が経過していました。コンビニで買ったおにぎりを食いつつ海を眺めてしばしボーっとしていました。極楽とんぼさんから景気の良い情報が入ってこなければ、今日はラーメンでも食って帰るかな…そんな気分でした。
っで、再び少し移動しつつ適当にSMITH/D-CONTACT 50秋を投げてみます。釣れる気がしないので極めて適当なトウィッチ。ところが毎度の事ながら、気が抜けている時に限って本当に良くバイトが出ます。トウィッチするルアーが飛距離の半分くらい戻ってきたところで突然ガツン!
こいつはなかなかトルクフルにボトムに突っ込みます。なのでメッキだと思いました。それならかなりのナイスサイズ。しかしギラッと光ったそいつはもっと細長くてしかもずいぶん大きい…シーバスでした。ちょっと抜き上げられそうにない大きさだったので、足元まで慎重に寄せてフィッシュグリップで捕まえました。
マルフッコでした。手尺で計って45㎝くらい。この時期のシーバスとしてはちょっと痩せ気味ですが、なかなか良いファイトしました。
こいつは不思議にジャンプしなかったですね?フックはバーブレスに替えてありますが、ジャンプしなかったことと、フロントフックが上顎に、リアフックは頬に掛かっていたことでガッチリホールドされてバレる事がありませんでした。フックを外して水に戻すと、元気に帰って行きました。もっと大きくなったらまた会おう。
本命のメッキではありませんでしたが、こんな風に釣れてしまうとその場から離れにくくなってしまうものです。極楽とんぼさんに連絡を入れてみると、やはり私が朝一で入ったポイントは全く反応が無いとか。そこへ釣り友の810さんから電話が入りました。810さんの話では、私が朝一番で入ったポイントは、ここのところ結果が出始めているとか!時合いが来るまで粘った方が良いというのが810さんの意見でした。810さんは雨が降りそうなので外に出るのを躊躇っていたそうです。そんな話をしていたら、本当に雨が降ってきました。
とりあえず極楽とんぼさんには810さんの話を伝えました。既に極楽とんぼさんは、釣れないので少しずつ移動しているそうです。私がフッコを釣ったポイントもあれ以来無反応。迷った挙句、810さんの話を信じて朝一番のポイントまで戻る決断をします。毎度の事ながら大迷走です。
移動していた極楽とんぼさんと落ち合ったのは、既に12:30を回った頃でした。しばしそのポイントで一緒に釣りましたが結果が出ないので、私は朝一のポイントに入り直すことに。極楽とんぼさんはもう少しこの周辺を探るということで、お互いに連絡を取り合うことにしました。
朝一のポイントには餌釣り師、シーバスと思しきアングラー含め、数人が釣っていました。しかし皆さん無反応なようでこちらも不安になります。私も空いている場所でキャストを開始します。メタルジグの7gを中心にボトム付近を探っていきますが、相変わらず全くの無反応orz
空はどんよりしていますが、雨はいつの間にか止んでいました。すっかり釣れる気がしなくなっていた私ですが、そんな時に810さんがやって来てくれました。この場所で実績を上げている人が来てくれるのは心強いものです。釣れた時の状況や釣れたパターンなどを聞きながら釣りを続けます。
この時、風は北風の微風に落ち着いていました。しかし相変わらず大きなうねりが入っていて、ボトムを取っているのかどうかわかりづらい。達人810さんですら「今日は厳しいかも!」と仰ります。そんな風に釣れる気がしなくて集中力を欠くとろくなことがありません。なるべく遠投を意識して10gのジグに変更していました。ところがこいつを浮きゴミに引っ掛け、無理やり引っ張ったらスナップの結び目でブチッ!orz
仕方なく7gのジグに戻してキャストを開始すると、何故か引き抵抗が感じられない…ってスナップの口が開いてジグが無くなってるしorz…既に4個めのジグを奉納してしまいました。
しかし、この太っ腹な奉納が良かったのか、あるいは釣れる気がしないので殺気ゼロだったのが良かったのか、バイトと言うのは突然出るものです。
7gのジグも失ったので5gのジグに替えていました。フルキャストしても30mも飛んでいたかどうか。着底が良く分からないので、15カウントくらい放置。そしてラインスラックを取って適当に縦ジャークからテンションフォールに入った所で、明らかに生命感を伴ったスンッ!というバイト!脊髄反射でフッキングが決まってヒット!こいつはやる気があります!グイグイとボトムに突っ込みます。ちょっと緩めに設定したドラグがジリジリ鳴きますがお構いなしにゴリ巻き。内心はバレやしないかと不安でいっぱい!
上がってきたのはナイスサイズのギンガメアジ。手尺で計って23㎝くらいでした。このサイズになるとトルクフルで素晴らしいファイトです。
この魚はテールフックをバックリ食っていました。この掛かり方ならバレる心配はないのですが、逆にフックを外すのが一苦労。外すコツは、魚をワニグリップなどでしっかりとホールドし、ペンチでフックの軸をつかみ、一度口の奥に向かって押し込みます。するとトレブルフックの全てが口の中に刺さっていても、フックが外れます。その後フックのゲイプが口の外側に向くように回転させつつ口からフックを取り出しますと、比較的ダメージが小さく済ませる事が出来るはず。
ちょうどこのタイミングで極楽とんぼさんもやって来まして、3人で釣りを再開します。ギンガメアジは群れで行動することが多いので、連発が期待されましたが後が続かず。やはり今回は厳しです。3人はそれぞれ思い当たるところに分かれて釣っていました。私は流れの弛みみたいになったところを見つけて、底を集中的に狙っていました。弛みの向こうにジグを投入し、弛みの真下でジグをジャークしてアピール。しかし何事もなくジグが通過したので、かなり適当にジャークを入れつつ回収の態勢に入ると、突然コソリ!という生命感を伴ったバイトが出ました!フッキングが決まりヒット!
これも20㎝オーバーのギンガメアジでした。キビキビとしたファイトは小気味よく楽しいです。
しかし今回も単発で後が続きません。ところがここまで不調だった810さんは、触るようなバイトが何度も出ると言います。私には逆にそれが感じられないのですが…。そしてついにヒットさせました。なかなかバイトに持ち込めなかった原因は、魚が小さいのですね。しかし流石810さんは、立て続けにもう一尾釣り上げました。
気付けばいつの間にか晴れ間が出ていました。
潮止まりは16:00頃。そこまでが勝負でしょうか…
秋は本当に一日が短いです。15:00過ぎで既に夕方の空の色。
そして810さんの言う通り、潮止まりの30分前くらいになったら流れが無くなり、魚からの反応がほぼ消えてしまいました。とりあえず16:00までやって終了だな…と、半分諦めかけていました。その時はチャートカラーのメタルジグにローテーションしていて、フルキャスト後、縦のジャーク+フォールの後は、かなり適当に強めに横のジャークで誘っていました。するとかなり手前側で突然ガツン!と手首をひったくる様なバイト!そしてヒット!この魚も良いファイトです。グイグイとボトムに突っ込みます。そして時折グンッグンッ!という叩くような突っ込みを見せました。ピックアップはちょっと恥ずかしいくらいに慎重になっていました。
これもナイスサイズのギンガメアジ。最初の魚ほどではなかったけど、22㎝くらいはありそうでした。
16:15頃、寒くなったので終了。
朝一はそれほど感じませんでしたが、一日中気温が上がらず寒い中での釣りでした。午前中の状況では、こんな時間まで頑張れるとは思っていませんでした。極楽とんぼさんや810さんが来てくれなかったら、とっくに帰っていたでしょう。仲間の存在って本当に大きいです。
まだ魚は一か所に固まって留まっているわけではなさそうですね。水温がまだ高いので、回遊しているようです。どこかに魚が固まるのは、例年通り12月の半ば近くでしょうか…。それまではランガンか、時合待ちの忍耐の釣りになりそうです。
【Tackle Data:Mekki】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/12Vanquish 2000S
Line :PE#0.6
Leader :Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT 50
SMITH/D-CONTACTⅡ 50
SMITH/D-CONTACT 63
SMITH/D-CONTACTⅡ 63
SMITH/F-SELECT 51
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
PALMS/BitArts Degree
DAIWA/MORETHAN SALT PENCIL-70F
BREADEN/Metalmaru13
Metel Jig/3~10g
ここのところ穏やかな日が続く湘南ですが、何故か私が良く行くポイント周辺はいつも波が高いのです。この秋、立て続けにやって来た大型台風によって海底の地形が変わってしまったのかもしれません。昨日もライブカメラで確認すると…普段よりも波足が長く、大きなうねりが入っています。護岸は波を被っているだろうな…。
こんな風にちょっと荒れたくらいなら、釣りができるポイントが無いものか、といろいろ考えていました。思い切って三浦半島や西湘、あるいは東伊豆まで足を延ばすことも考えてみますが、普段の釣りはお気楽が身上な私、出来るだけ湘南界隈で釣りたいわけです。ところが釣り友のMさんのブログによれば、今シーズン、私はまだ一度も釣っていなかった護岸でメッキが釣れ始めたとか!そんな記事を読んでしまったらじっとしていられなくなり、早速早朝から出かける事に。
張り切って出かけました。現地到着は5:45頃。まだ真っ暗です。いそいそと準備を始めますが、暗がりの中でガイドにラインを通すのに難儀します。歳は取りたくないものです。さてポイントまで歩いて出向いてみれば…誰もいません。貸し切り状態です!この護岸を自由に動き回って釣りが出来れば、今日はもらったも同然!既にそんな気分でした。しかし風速は北の風推定6,7m/s。予報よりも風が強い。キャスト後ラインスラックが大きく出て、小さなメタルジグを操作する時などはボトムが取りにくい。とりあえず一番最初は定番のSMITH/D-CONTACT 50をフルキャスト!…当たらない…
2投目…
3投目…
4投目…
いずれも沈黙。流石にルアーが合っていないのだろうと、もっと急速沈下が可能なPALMS/BitArts Degreeに変更して出来る限りボトムを狙うも不発。
う~ん。Mさん情報に嘘はないと思うので、Mさんが釣った日はたまたま群れが回遊しただけだったのか…。この場ではかなり頑張りました。ルアーも、思いつくものは全て試しました。特に手前から急激に深くなっているポイントなので、メタルジグによる縦の釣りは丁寧に行っていました。しかし北の風はフォローになるから良いとして、この強風ではラインスラックが出過ぎるのと時折風向きが変わったりするのとで非常に操作がしにくいです。何投したか覚えていませんが、キャスト後、一度ボトムを取ります。そして縦に3回ほど大きくジャーク。ラインが風に煽られないようにロッドティップを下げてフォール。そして再び縦のジャークを入れた時でした。ゴンッ!という根掛みたいな感覚と共に、何者かがラインの先でゆっくり動き出しました!ついにヒット!
こいつは相当なトルクでボトムに突っ込もうとします。ジリジリとドラグを鳴かされつつ少しずつ距離を詰めます。そして何となく見えた魚のシルエットは…どうやらボラですな、しかもスレ掛の。大きさ的には40㎝にも満たないものですが、何しろスレなので凄く引きます。抜き上げるのも微妙だしどうしようかと考えあぐねていると、フックアウトしました。
…ここでの魚からの反応はこの一度だけ。その後はまるで無反応でした。あっけなく朝マズメの大事な時間が終了しました。潮廻りも悪くないし、最近釣れた情報もある。少しくらい反応があっても良さそうなものですが…まだ魚が溜まっているわけではなさそうですね。
既に実釣開始から1時間半が経過していました。このポイントで回遊を待って粘るか、それとも思い切って移動するか、非常に迷うところです。しかし結局のところ、落ち着きのない私は移動することに。いつも釣っている護岸の方に出向いたわけですが、案の定波が凄くてまともに釣りが出来ません。仕方なく、先日雨の中結果が出たポイントでやってみますが…
…
…
…
先日良かった場所では全く反応なしorz
この護岸周辺は随分丁寧にサーチしました。最初のポイントでは全く反応しなかったため小まめに移動し、少しでも変化があれば打ってみます。すると、フルキャストした7gのメタルジグのフォール中に何かが触ったような?そのまま縦のジャーク+フォールのパターンで手前まで探っていると、何度か同じような反応があります。しかしヒットせず。試しに横のジャークを入れてみると、着底直前にやはり触るような感覚が出るだけ。これはいったい何だろう?
釣れそうで釣れないもどかしい時間が続きました。どうもメタルジグではヒットさせられる気がしなくなってきたので、ここでミノーにチェンジ。今は廃盤になってしまったSMITH/D-CONTACT 50秋です。CONTACTⅡの発売以来消えてしまったルアーですが、ド派手なカラーは気に入っていました。なんとなくCONTACTⅡよりも泳ぎの姿勢が良いような気がするし。
こいつを意識的にラインスラックを出しながら大きめのスイングで連続トウィッチで探ってみました。すると明らかに生命感を伴ったバイトが出ます!しかしヒットに至らず!恐らく正体はシーバスですね。大きくイレギュラーダートするルアーに反応はするものの、捕食が下手で食い切れていないのではないか。その内この場所でも全く反応が出なくなりました。その間、何でもないところでメタルジグを根掛させる事2回orz
いよいよ釣れる気がしなくなってきました。そんな時、前日に釣りに出かける旨を伝えていた釣り友の極楽とんぼさんから電話が入りました。状況を告げると、ちょっと迷いつつ、私が朝一に入ったポイントでやってみるそうです。お互いに連絡を取り合いつつ、ポイントを絞り込む作戦です。
当の私は、何だか疲れてしまいました。真っ暗な状態から釣り始めて既に4時間が経過していました。コンビニで買ったおにぎりを食いつつ海を眺めてしばしボーっとしていました。極楽とんぼさんから景気の良い情報が入ってこなければ、今日はラーメンでも食って帰るかな…そんな気分でした。
っで、再び少し移動しつつ適当にSMITH/D-CONTACT 50秋を投げてみます。釣れる気がしないので極めて適当なトウィッチ。ところが毎度の事ながら、気が抜けている時に限って本当に良くバイトが出ます。トウィッチするルアーが飛距離の半分くらい戻ってきたところで突然ガツン!
こいつはなかなかトルクフルにボトムに突っ込みます。なのでメッキだと思いました。それならかなりのナイスサイズ。しかしギラッと光ったそいつはもっと細長くてしかもずいぶん大きい…シーバスでした。ちょっと抜き上げられそうにない大きさだったので、足元まで慎重に寄せてフィッシュグリップで捕まえました。
マルフッコでした。手尺で計って45㎝くらい。この時期のシーバスとしてはちょっと痩せ気味ですが、なかなか良いファイトしました。
こいつは不思議にジャンプしなかったですね?フックはバーブレスに替えてありますが、ジャンプしなかったことと、フロントフックが上顎に、リアフックは頬に掛かっていたことでガッチリホールドされてバレる事がありませんでした。フックを外して水に戻すと、元気に帰って行きました。もっと大きくなったらまた会おう。
本命のメッキではありませんでしたが、こんな風に釣れてしまうとその場から離れにくくなってしまうものです。極楽とんぼさんに連絡を入れてみると、やはり私が朝一で入ったポイントは全く反応が無いとか。そこへ釣り友の810さんから電話が入りました。810さんの話では、私が朝一番で入ったポイントは、ここのところ結果が出始めているとか!時合いが来るまで粘った方が良いというのが810さんの意見でした。810さんは雨が降りそうなので外に出るのを躊躇っていたそうです。そんな話をしていたら、本当に雨が降ってきました。
とりあえず極楽とんぼさんには810さんの話を伝えました。既に極楽とんぼさんは、釣れないので少しずつ移動しているそうです。私がフッコを釣ったポイントもあれ以来無反応。迷った挙句、810さんの話を信じて朝一番のポイントまで戻る決断をします。毎度の事ながら大迷走です。
移動していた極楽とんぼさんと落ち合ったのは、既に12:30を回った頃でした。しばしそのポイントで一緒に釣りましたが結果が出ないので、私は朝一のポイントに入り直すことに。極楽とんぼさんはもう少しこの周辺を探るということで、お互いに連絡を取り合うことにしました。
朝一のポイントには餌釣り師、シーバスと思しきアングラー含め、数人が釣っていました。しかし皆さん無反応なようでこちらも不安になります。私も空いている場所でキャストを開始します。メタルジグの7gを中心にボトム付近を探っていきますが、相変わらず全くの無反応orz
空はどんよりしていますが、雨はいつの間にか止んでいました。すっかり釣れる気がしなくなっていた私ですが、そんな時に810さんがやって来てくれました。この場所で実績を上げている人が来てくれるのは心強いものです。釣れた時の状況や釣れたパターンなどを聞きながら釣りを続けます。
この時、風は北風の微風に落ち着いていました。しかし相変わらず大きなうねりが入っていて、ボトムを取っているのかどうかわかりづらい。達人810さんですら「今日は厳しいかも!」と仰ります。そんな風に釣れる気がしなくて集中力を欠くとろくなことがありません。なるべく遠投を意識して10gのジグに変更していました。ところがこいつを浮きゴミに引っ掛け、無理やり引っ張ったらスナップの結び目でブチッ!orz
仕方なく7gのジグに戻してキャストを開始すると、何故か引き抵抗が感じられない…ってスナップの口が開いてジグが無くなってるしorz…既に4個めのジグを奉納してしまいました。
しかし、この太っ腹な奉納が良かったのか、あるいは釣れる気がしないので殺気ゼロだったのが良かったのか、バイトと言うのは突然出るものです。
7gのジグも失ったので5gのジグに替えていました。フルキャストしても30mも飛んでいたかどうか。着底が良く分からないので、15カウントくらい放置。そしてラインスラックを取って適当に縦ジャークからテンションフォールに入った所で、明らかに生命感を伴ったスンッ!というバイト!脊髄反射でフッキングが決まってヒット!こいつはやる気があります!グイグイとボトムに突っ込みます。ちょっと緩めに設定したドラグがジリジリ鳴きますがお構いなしにゴリ巻き。内心はバレやしないかと不安でいっぱい!
上がってきたのはナイスサイズのギンガメアジ。手尺で計って23㎝くらいでした。このサイズになるとトルクフルで素晴らしいファイトです。
この魚はテールフックをバックリ食っていました。この掛かり方ならバレる心配はないのですが、逆にフックを外すのが一苦労。外すコツは、魚をワニグリップなどでしっかりとホールドし、ペンチでフックの軸をつかみ、一度口の奥に向かって押し込みます。するとトレブルフックの全てが口の中に刺さっていても、フックが外れます。その後フックのゲイプが口の外側に向くように回転させつつ口からフックを取り出しますと、比較的ダメージが小さく済ませる事が出来るはず。
ちょうどこのタイミングで極楽とんぼさんもやって来まして、3人で釣りを再開します。ギンガメアジは群れで行動することが多いので、連発が期待されましたが後が続かず。やはり今回は厳しです。3人はそれぞれ思い当たるところに分かれて釣っていました。私は流れの弛みみたいになったところを見つけて、底を集中的に狙っていました。弛みの向こうにジグを投入し、弛みの真下でジグをジャークしてアピール。しかし何事もなくジグが通過したので、かなり適当にジャークを入れつつ回収の態勢に入ると、突然コソリ!という生命感を伴ったバイトが出ました!フッキングが決まりヒット!
これも20㎝オーバーのギンガメアジでした。キビキビとしたファイトは小気味よく楽しいです。
しかし今回も単発で後が続きません。ところがここまで不調だった810さんは、触るようなバイトが何度も出ると言います。私には逆にそれが感じられないのですが…。そしてついにヒットさせました。なかなかバイトに持ち込めなかった原因は、魚が小さいのですね。しかし流石810さんは、立て続けにもう一尾釣り上げました。
気付けばいつの間にか晴れ間が出ていました。
潮止まりは16:00頃。そこまでが勝負でしょうか…
秋は本当に一日が短いです。15:00過ぎで既に夕方の空の色。
そして810さんの言う通り、潮止まりの30分前くらいになったら流れが無くなり、魚からの反応がほぼ消えてしまいました。とりあえず16:00までやって終了だな…と、半分諦めかけていました。その時はチャートカラーのメタルジグにローテーションしていて、フルキャスト後、縦のジャーク+フォールの後は、かなり適当に強めに横のジャークで誘っていました。するとかなり手前側で突然ガツン!と手首をひったくる様なバイト!そしてヒット!この魚も良いファイトです。グイグイとボトムに突っ込みます。そして時折グンッグンッ!という叩くような突っ込みを見せました。ピックアップはちょっと恥ずかしいくらいに慎重になっていました。
これもナイスサイズのギンガメアジ。最初の魚ほどではなかったけど、22㎝くらいはありそうでした。
16:15頃、寒くなったので終了。
朝一はそれほど感じませんでしたが、一日中気温が上がらず寒い中での釣りでした。午前中の状況では、こんな時間まで頑張れるとは思っていませんでした。極楽とんぼさんや810さんが来てくれなかったら、とっくに帰っていたでしょう。仲間の存在って本当に大きいです。
まだ魚は一か所に固まって留まっているわけではなさそうですね。水温がまだ高いので、回遊しているようです。どこかに魚が固まるのは、例年通り12月の半ば近くでしょうか…。それまではランガンか、時合待ちの忍耐の釣りになりそうです。
【Tackle Data:Mekki】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/12Vanquish 2000S
Line :PE#0.6
Leader :Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT 50
SMITH/D-CONTACTⅡ 50
SMITH/D-CONTACT 63
SMITH/D-CONTACTⅡ 63
SMITH/F-SELECT 51
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
PALMS/BitArts Degree
DAIWA/MORETHAN SALT PENCIL-70F
BREADEN/Metalmaru13
Metel Jig/3~10g
- 2018年11月23日
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