ついに来たなこの時が！

時は2017年晩夏、キジハタを求め北へ北へ
日本列島を縦断する旅路へと。



前日までの北陸を襲った豪雨は、想像を絶する凄まじさで、我らの行く手を阻むか如く、数多の土砂崩れの痕跡と、急ピッチで続く復旧作業を横目に、交通整理のガードマンさんに会釈をしつつ先を急ぐ。

目的地は越前海岸。

謂わばキジハタのメッカと言っても過言では無い昨今。

目的はキジハタに対するLBCGが何処まで通用するか？

つまりは



である。

しかし、初場所。
全く以って何をどうすればよいのやら、、、

取り敢えず飯だ。

漁港で飯食ってモチベーションアップだぉ！！



そして、取り敢えず撃ってみるとこんなん出ました！！

しかし、目的はこれでは無い。
あくまでキジハタ、アコウ、アズキマス、アズキハタである。

そして何も出来ず右往左往している我らに、遠方からの熱いご指導！！

尊敬するBF師匠からのホットなメッセージが尾張から越前の空に舞い降りる。



感謝しかない。

尺有る無し(正確には口閉じ尾開きで32cmですた)のグッサイ！！

こらなら持ち帰って美味しく頂けるサイズ(一応30以下はリリースと決めている)。

初アコウついに獲りました。

この鈍器で殴られた様なアタリと、大凡サイズ違いの重い突っ込み。
バットまでぶち曲げられ絞り込まれるロッドと左手。
少しでも油断すれば、即座に根に潜り込まれそうな重圧と緊張感。
他の根魚とは明らかに違うパワーは癖になるってか病気になる程の楽しさ。

素晴らしい。

素晴らしい。

素晴らしい。

そして、全身全霊で感じる興奮と感動。



気が付けば夕刻。

越前海岸から望む水平線の向こう、アコウ色の夕日が世界を包み込む様に染め上げていた。


ありがとう越前海岸。
ありがとうfbでエールをくれた皆様。
ありがとうBF師匠,
ありがとうアコウ。

感謝しか無い。



tackle data

ロッド: ヤマガブランクス ブルーカレント ベイトモデル 78ナノ
リール: アブ アンバサダー 1500C改 BFS仕様
ライン: ヨツアミ G-ソウル アップグレード X8 1号
リーダー: ナイロン3号

三河仕込みライトキャロライナリグ data

1.5号中通し細ナツメ
オフセットフック #4
6lbフロロカーボンハリス12cm

ワーム: OSP ドライブクロー2in他