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▼ これからブリのジギングをしたい方のために④ライン編
- ジャンル:style-攻略法
スピニングタックル編はこれを含めてリール編とロッド編の最大3回となります
毎度毎度長文にお付き合いいただきましてありがとうございます
ベイトタックル編は・・・どうしましょう・・・
それはひとまず置いといて
今日はライン(メインラインとリーダー)について
結論から言ってしまうと
①メインはPEライン3号
②リーダーはメインラインの引張強度に合わせる
③リーダーはナイロンが使いやすい
④釣れる魚がデカい、または小っちゃくても数が釣れるならリーダーは太くする
⑤メインラインとリーダーの結束はFGノットを覚えると後々便利
ではメインライン(道糸)から
今では主流になったPE(高分子ポリエチレン)ラインの特性として「細くて引張強度が強い(ナイロンの4倍以上)」「伸びにくい(5%の伸び率)」「表面が滑りやすい」「元の材質は非常に硬くてもろい」と言うのが挙げられます
そのために「(細いので)擦れるとあっさり切れる」「(伸びにくいので)糸がショックを吸収しない」「普通に結ぶと抜ける(表面が滑るので)・切れ易くなる(元の材質が硬いので)」というデメリットが生じます
余談ですが、アクリル樹脂ってありますよね
CDのケースなどに使われたりする硬いプラスチックのあれです
あれなんかは落としたり、曲げたりすると、結構簡単に割れたり折れたりますよね
でも、あれも繊維状にすると毛布やシャツが作れるわけです
それと同じようなことがPEラインにも起こると考えられます
順を追うと、結び目を作りました→限界まで曲げました→繊維が(折れて)真っ二つになります→糸が切れるという事になるんです
話を戻しまして、走り回って、なおかつ5kg、6kg、はては10kg以上の魚を釣る訳ですから、当然いろんな所に擦る可能性もありますし、いきなり走り出すので、竿やリール(ドラグやセンターシャフト、ラインローラー)に相当の負担がかかります
おまけに金具に結び付けようとすると切れる・抜けるですから、これは何とかしないといけなくなりました
そこでショックリーダーが必要になる訳です
それは後述するとして
じゃぁ、どんなラインを使えばいいのか
特価のラインで全然問題ありません(爆
あと、1,2回程度しか乗らないのであれば、200mリールに巻いておけば2回高切れを起こしても釣りになります
あと、太さはどのように決めたらいいのか
通常、デカい魚とファイトする時のドラグ設定は3kg~4kgと言われています
それ以上掛けると、タックルに負担がかかりますし、自分にも負担がかかります
このドラグ値ですが、通常はラインの引張強度の1/3(通常)~1/4(走る魚の時)と言われています
そうすると、9kg~16kgの引張強度、つまり20lb~36lbのライン(1lb(ポンド)≒0.45kg)でOKとなります
ただし、昔のラインで考えると2号~4号程度になるのですが、現在ではソルティガ8ブレイド(ダイワ)のように1号で20lb、2号で35lbと非常に強くなっています
するとどうなるか
はい、擦れるとあっさり切れます(笑
なので通常3号、心配なら4号を巻きましょう
慣れてくると、1.5号でも5~6kgのブリなら普通に上がってきます
続いてリーダーの話
基本的にはメインラインの引張強度=リーダーの引張強度にするのが一番無難です
目安としては(PEラインの号数)×4~5=(使用するリーダーの号数)です
これで、だいたい引張強度が同等になります
ただし、デカい魚が釣れるチャンスがある時や、数が釣れるような時、リーダーを太くして、物理的に頑丈にしてやるのも一つの手段ですので覚えておいてください
当然デカい魚=を掛けた時や小物でも(それでも1~3kgはある魚ですけど・・・)ボコボコ釣れるときには、リーダーの痛み方がかなりキテます
ブリの表面でさえ意外とザリザリでトゲトゲしているのに、鈎の返し(バーブ)等が当たってキズが入って、第一投目を下してあげたら、金具を結び直さなければヤバイ事になっている場合もありますから(実体験)
魚とやり取りしている間に“パチン!”といったら嫌でしょう?
なので、そういう時は太めのリーダーを使う事をお勧めします
そして材質ですが、ナイロンの方が使いやすいです
後程のノット(結び)の話にもかかわってくるのですが、PRノットなどの摩擦を利用した特殊な結びをしないと、PEラインは結束強度が出ません
この時、フロロカーボンのような表面が硬い糸を使い慣れない人が使うと結束部分から抜けてしまう事がよくあります
その点、ナイロンだと軟らかい分、PEラインが食い込んでくれますので、抜けを軽減することができます
さらに、ショックを吸収することを考えるなら、ナイロンの方に分があります
フロロカーボンとナイロンラインの最終的な伸び率は同じなんですが、伸び始めるタイミングがナイロンの方が早いので「フロロは伸びない」と思われるんですね
この伸び始めの早さがショックを吸収することに一役買ってくれます
あとは、基本的に使い捨てなので、コストパフォーマンスを考えるならばやっぱりナイロンという事になります
現在、私のリーダーは「海平(サンライン 500mのボビン巻)」を使っていますし、以前は「銀鱗(東レ 50mで¥400-程度)」を使っていましたが、どちらもトラブルなく、普通に釣りをしていますよ
はっきり言いますが
ある程度の出費は必要ですが、高い物がすべてではないです!!
高額なものは確かに良いんですけどね(爆
さて、PEラインとリーダーの結束ですが、これから続けるかどうかも分からないのに¥5,000-~¥20,000-近いノッターを購入するのは非常に不経済
なので、FGノットを覚えましょう
ある程度手軽に組めて、結節強度が出て、結び目がガイドやスプールの中で邪魔をしないノットと言えば、これくらいじゃないでしょうか
気合を入れて「船の上でもPRノットをするんだ!」と意気込んでも、間違いなく酔います(笑
それがFGノットであれば、竿の弾力を利用すると意外と簡単に、かなり早い時間で組み上げることができます
慣れた人が組んだら100%近い結節強度が出せる上に、ある程度の人でも90%の結節強度をたたき出すことができます
また、これを覚えておけば、海アメや海サクラなどのキャスティングゲームにも流用できますので、覚えておいて損は絶対にありません
船長だって・・・一人にかかりっきりになる訳にもいかないんですよ
リーダーと金具の結束の事をすっかり忘れていたので、ここで一緒に
ベストなのは「トリプル・ニット・ノット」でしょう
ググればすぐに出てきます
巻く回数を1回少なくすると「ダブル・ニット・ノット」になりまして、これが最低ラインでしょうかね~
シングル系のノット(ユニノットやネイルノット、クリンチノットなど、金具にラインが1本しかかかっていない結び)は絶対やめてください
確実に切れます
ねぇ・・・○さん
一応パロマ―ノットも結節強度が100%近いノットではあるのですが、使うラインが太いので、現実的ではないかなと思います
と言う訳で、今日も長々とお付き合い、ありがとうございました
いやぁ・・・毎日ログ書いている方、本当に凄いわ・・・
毎度毎度長文にお付き合いいただきましてありがとうございます
ベイトタックル編は・・・どうしましょう・・・
それはひとまず置いといて
今日はライン(メインラインとリーダー)について
結論から言ってしまうと
①メインはPEライン3号
②リーダーはメインラインの引張強度に合わせる
③リーダーはナイロンが使いやすい
④釣れる魚がデカい、または小っちゃくても数が釣れるならリーダーは太くする
⑤メインラインとリーダーの結束はFGノットを覚えると後々便利
ではメインライン(道糸)から
今では主流になったPE(高分子ポリエチレン)ラインの特性として「細くて引張強度が強い(ナイロンの4倍以上)」「伸びにくい(5%の伸び率)」「表面が滑りやすい」「元の材質は非常に硬くてもろい」と言うのが挙げられます
そのために「(細いので)擦れるとあっさり切れる」「(伸びにくいので)糸がショックを吸収しない」「普通に結ぶと抜ける(表面が滑るので)・切れ易くなる(元の材質が硬いので)」というデメリットが生じます
余談ですが、アクリル樹脂ってありますよね
CDのケースなどに使われたりする硬いプラスチックのあれです
あれなんかは落としたり、曲げたりすると、結構簡単に割れたり折れたりますよね
でも、あれも繊維状にすると毛布やシャツが作れるわけです
それと同じようなことがPEラインにも起こると考えられます
順を追うと、結び目を作りました→限界まで曲げました→繊維が(折れて)真っ二つになります→糸が切れるという事になるんです
話を戻しまして、走り回って、なおかつ5kg、6kg、はては10kg以上の魚を釣る訳ですから、当然いろんな所に擦る可能性もありますし、いきなり走り出すので、竿やリール(ドラグやセンターシャフト、ラインローラー)に相当の負担がかかります
おまけに金具に結び付けようとすると切れる・抜けるですから、これは何とかしないといけなくなりました
そこでショックリーダーが必要になる訳です
それは後述するとして
じゃぁ、どんなラインを使えばいいのか
特価のラインで全然問題ありません(爆
あと、1,2回程度しか乗らないのであれば、200mリールに巻いておけば2回高切れを起こしても釣りになります
あと、太さはどのように決めたらいいのか
通常、デカい魚とファイトする時のドラグ設定は3kg~4kgと言われています
それ以上掛けると、タックルに負担がかかりますし、自分にも負担がかかります
このドラグ値ですが、通常はラインの引張強度の1/3(通常)~1/4(走る魚の時)と言われています
そうすると、9kg~16kgの引張強度、つまり20lb~36lbのライン(1lb(ポンド)≒0.45kg)でOKとなります
ただし、昔のラインで考えると2号~4号程度になるのですが、現在ではソルティガ8ブレイド(ダイワ)のように1号で20lb、2号で35lbと非常に強くなっています
するとどうなるか
はい、擦れるとあっさり切れます(笑
なので通常3号、心配なら4号を巻きましょう
慣れてくると、1.5号でも5~6kgのブリなら普通に上がってきます
続いてリーダーの話
基本的にはメインラインの引張強度=リーダーの引張強度にするのが一番無難です
目安としては(PEラインの号数)×4~5=(使用するリーダーの号数)です
これで、だいたい引張強度が同等になります
ただし、デカい魚が釣れるチャンスがある時や、数が釣れるような時、リーダーを太くして、物理的に頑丈にしてやるのも一つの手段ですので覚えておいてください
当然デカい魚=を掛けた時や小物でも(それでも1~3kgはある魚ですけど・・・)ボコボコ釣れるときには、リーダーの痛み方がかなりキテます
ブリの表面でさえ意外とザリザリでトゲトゲしているのに、鈎の返し(バーブ)等が当たってキズが入って、第一投目を下してあげたら、金具を結び直さなければヤバイ事になっている場合もありますから(実体験)
魚とやり取りしている間に“パチン!”といったら嫌でしょう?
なので、そういう時は太めのリーダーを使う事をお勧めします
そして材質ですが、ナイロンの方が使いやすいです
後程のノット(結び)の話にもかかわってくるのですが、PRノットなどの摩擦を利用した特殊な結びをしないと、PEラインは結束強度が出ません
この時、フロロカーボンのような表面が硬い糸を使い慣れない人が使うと結束部分から抜けてしまう事がよくあります
その点、ナイロンだと軟らかい分、PEラインが食い込んでくれますので、抜けを軽減することができます
さらに、ショックを吸収することを考えるなら、ナイロンの方に分があります
フロロカーボンとナイロンラインの最終的な伸び率は同じなんですが、伸び始めるタイミングがナイロンの方が早いので「フロロは伸びない」と思われるんですね
この伸び始めの早さがショックを吸収することに一役買ってくれます
あとは、基本的に使い捨てなので、コストパフォーマンスを考えるならばやっぱりナイロンという事になります
現在、私のリーダーは「海平(サンライン 500mのボビン巻)」を使っていますし、以前は「銀鱗(東レ 50mで¥400-程度)」を使っていましたが、どちらもトラブルなく、普通に釣りをしていますよ
はっきり言いますが
ある程度の出費は必要ですが、高い物がすべてではないです!!
高額なものは確かに良いんですけどね(爆
さて、PEラインとリーダーの結束ですが、これから続けるかどうかも分からないのに¥5,000-~¥20,000-近いノッターを購入するのは非常に不経済
なので、FGノットを覚えましょう
ある程度手軽に組めて、結節強度が出て、結び目がガイドやスプールの中で邪魔をしないノットと言えば、これくらいじゃないでしょうか
気合を入れて「船の上でもPRノットをするんだ!」と意気込んでも、間違いなく酔います(笑
それがFGノットであれば、竿の弾力を利用すると意外と簡単に、かなり早い時間で組み上げることができます
慣れた人が組んだら100%近い結節強度が出せる上に、ある程度の人でも90%の結節強度をたたき出すことができます
また、これを覚えておけば、海アメや海サクラなどのキャスティングゲームにも流用できますので、覚えておいて損は絶対にありません
船長だって・・・一人にかかりっきりになる訳にもいかないんですよ
リーダーと金具の結束の事をすっかり忘れていたので、ここで一緒に
ベストなのは「トリプル・ニット・ノット」でしょう
ググればすぐに出てきます
巻く回数を1回少なくすると「ダブル・ニット・ノット」になりまして、これが最低ラインでしょうかね~
シングル系のノット(ユニノットやネイルノット、クリンチノットなど、金具にラインが1本しかかかっていない結び)は絶対やめてください
確実に切れます
ねぇ・・・○さん
一応パロマ―ノットも結節強度が100%近いノットではあるのですが、使うラインが太いので、現実的ではないかなと思います
と言う訳で、今日も長々とお付き合い、ありがとうございました
いやぁ・・・毎日ログ書いている方、本当に凄いわ・・・
- 2014年8月8日
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慣れると意外と簡単ですよね♪♪
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