これからブリのジギングをしたい方のために②メタルジグ編

文章しか無いログをお読みいただきありがとうございます

また「続きに期待」「解りやすい」などのコメントも本当にありがとうございます



と言う訳で今回はメタルジグについてです

何度も言いますが、あくまで私の主観による考え方の一つですので、そのことを十分承知の上でお読みください

あと、今回は「はじめてやるんだけど、またはやりたいんだけど、どんな道具をそろえれば良いの?」と言う方の参考になればいいなという思いで書いています

なので「極力低予算で購入できて、普通に使えるものを」が前回、前々回からのログのコンセプトになりますのでご容赦ください

アルファタックルのご意見番・チャーマスこと北村さんも言ってます

「道具を買いすぎて、釣りに行けないのが最悪だ」と

もう一つ言い忘れてました

「スピニングタックル」がメインになります


と言う訳で、今回はメタルジグ

結論から言ってしまうと、購入の目安は
1.重量は最低でも180g
2.とりあえずのカラーはブルーピンク
3.幅の広めの物と細い物、2種類はできれば用意したい

です

1.の「重量」ですが、魚を釣るために大切なことって何だと思います?

いろいろあると思いますが「魚が口を使う時間に、餌の付いた仕掛けが水中に入っている事」だと思いませんか?

ジギングなら「魚が口を使う時間にメタルジグが水中に入っている事」と言い換えることができますよね

乗り合いの場合、どうしてもラインが払いだしたり、自分の方にかい込んだり(船底側にラインが入っていく事)してしまいます

そうなるとしゃくりにくくなるので、一度回収して、また落とし直す(“打ち直す”と言います)作業が必要になってきます

また、自分のジグがどんどん向こう側に行ってしまう(「払い出す」という表現を使います)場合もしゃくり難くなるので、やはり打ち直しが必要になります

加えて、左右に流されることもあるので、この時はお祭りなどの原因になって、他の方の迷惑になりますので、やっぱり打ち直しが必要になってきます

「流される角度を考えてキャストすれば大丈夫」と言う人もいますが、限度ってものがありますよね


そもそも、それが感じられる人ならお祭りなんかならないんですけどね

あと、キャストをすると、必ずまっすぐ行かない人

これも隣の人からすると、本当に迷惑なんですよね(怒



話がそれましたが、それを踏まえて、ちょっと考えてみてください

初めてブリジギングするタイミングが、チョット天候がイマイチな上に潮がガンガンに流れてる日に当たってしまったとしたら・・・

しかも、これからどんどんそんな日が増えてきます

軽いジグだったら流されまくって、打ち直しの回数が多くなり、釣りどころじゃなくなります

脅かすようで申し訳ないのですが、そういう事があるので、少々重めのジグをお勧めしたいと思います



次にカラーですが、とりあえず用意すべきは「ブルピン」ことブルー・ピンクです

積丹の鉄板カラーですね

まぁ、カラーよりもジグの動きと言ってしまえば、それまでなんですが

(ちなみに、私の今までのヒットカラー(ブルピン以外のシルバー・ホログラムベース)ですが、紫、鉛無垢・・・)

それを言ってはどうしようもないので、絞り込んだらブルピンになります

余裕があるなら曇の日・潮が少々濁り気味用に赤金を用意することをお勧めします


3.はジグの形状ですね

私自身、数シーズンしかまだジギングをしていませんが、“ブリが食ってくる時のジグの動き”ってある気がするんです

シャクっていて「ジグの抵抗が強すぎる」時とか「抵抗が無さすぎる(潮がスカスカと表現したりします)」時って、だいたい苦戦してましたから

ルアーフィッシングをされている方なら理解が早いと思うのですが、抵抗が強いときはメチャ動いていて、抵抗がないときはイマイチ動いていないと考えられます

なので“潮流が強すぎるとジグの抵抗が強すぎる”ので、細身のジグにチェンジして、“潮が動いてない日・時間はジグの抵抗が無さすぎる”ので、水の抵抗が強い、幅広のジグを使って適正な抵抗=泳ぎに合わせる必要があります


もう一つ大事なのは「マッチ・ザ・ベイト」の考え方

基本的に、メインベイトは「大女子」であとはイカやイワシを捕食していると考えられます

この時期の大女子、元々細身の魚ではあるんですが、20~30cmの長さがあるんですよ(笑

なので、メーカーが「ロングジグ」と謳っている物を優先して用意してください

そして「潮がスカスカで、幅広のロングジグを使っても手もとに抵抗が感じられない」時、ここでセミロングジグを投入します

一般的にロングジグに比べて短めですが、幅が広めなので水の抵抗が増えます

慣れてくると多彩なロッドワークにも対応できるので、だんだんと出番が増えてくるジグでもあります


それでは、リーズナブルでお勧めなジグの紹介です

○ロングジグ

・スピードジグLV(ダイワ)¥1,500-程度
※ロングジグでも幅が広め、潮がスカスカの時に

・ナイフエンペラー(COH/フジワラ)¥1,200-程度
※幅が広くもなく狭くもないので、潮の状態を探るのに、第一投目に使う事の多いジグでした。なので、こいつで一番釣っています(笑)鉛の純度が高いので、曲がりやすいのが難点

・アイル フラッシュTB/CS(DUEL)¥1,800-弱
※超が付くほど細身

・オーシャンドミネーター ロング(ティムコ)¥1,600-程度
※某遊漁船船長のお気に入り

・ジャックアイ ロング(ハヤブサ)¥1,400-程度
※今年の新製品でリヤバランスぎみのジグです。なので、前後逆に取り付けてフロントバランス気味にして使ってみようと考えています。

・B2ジグ(ホウムラ)¥1,600-程度
※これも新製品です。釣果は結果待ちです。

○セミロングジグ

・ニトロ(XESTA)¥1,500-程度
※泳ぎ的にこれといった特徴は無いのですが、釣れます

・ジャックアイ ストラッシュ(Fina/ハヤブサ)¥1,200-程度
※私は実績無いのですが、他の人がガンガン釣ってます(涙

・鰤王(KPY/フィッシュランド)¥1,500-程度
※地味に釣れますが・・・割高感があるのはなぜだろう(笑

・ダイナ(ワイルドギャンブラー)¥2,000-強
※私にとって、潮がスカスカなときの最終兵器です。値段は張りますが、仕事はきっちりしてくれます。


こんなところでしょうか

あと、お値段と釣果で言えば「シャウト(ささめ針)」のジグも¥1,600-程度で割とお手ごろなんですが、コーティングが非常に弱いので、あまり好みではありません

ここまでお読みいただきありがとうございました



次回はアシストフックと接続金具について(予定)です

コメントを見る