傾向と対策。

確固たるパターンが確保されて居ない湘南サーフでのナイトゲームだが、釣果を上げ為に何が出来るか？

最後は運だと思っては居るが、其処に辿り着く過程で結果は変って行くと思ってはいる。

それだけにフィールドを見続ける事の重要性は高く、『現場ありき！』は揺るがない事実だ。



10月2～3日　湘南サーフ


前日の状況から今夜のプランを練る。
数は出てない物の昨晩も一昨晩も90アップは出ていた。
サイズを狙うなら今との見方は十分出来た。

家庭的にも許される状況で、深夜に仮眠を確り取れば、平日ではあるが長丁場十分狙える。

ならばと、早い時間から前日のランカーをキャッチしたサーフにエントリーした。


前日は長い時間バイトが取れなかった。
なぜか？
正確な答えはシーバスに聞かねば判らないが自分なりに悩み考える。

あれこれと可能性を考えルアーを投げるが、今夜も好結果を得る事は出来なかった。

結果1ヒット1バラシで終了。

このまま引っ張るとどつぼに嵌りそうだったので、仮眠を取って仕切り直す事にした。

過去に何度も、この仕切り直しで良い状況を拾った事がある。

仕切り直してもう一粘り！

これも釣果への手段の一つ。


2時間半ほどの仮眠を取り。

再エントリー。

次に予定していたポイントの駐車ポイントで仮眠していたが、夜半前に投げて居たサーフが気に成り1時間限定と自分自身区切って入りなおした。

そしてわずか数投でキャッチに成功。

サイズは72㎝と小さめではあるが、小顔で体高が有り引きは強力なスズキだった。



海は荒れ方向。

波足が長く成り釣りに成らない。

その後ランガンして広範囲をサーチしたけれど反応を得る事は出来なかった。




其処で、波に強いサーフへ移動。

本来ならば一番サイズを狙う事が出来るこのサーフは沖のサンドバーが波のパワーを消してくれるので平塚で2m波が上がっても釣りが成立する貴重なポイントである。


先行者は1名。

正直、自分は立たないポイントに立っていた。

狙い方から裏を返して言えば、ほぼ全域フレッシュな状況。

先行者無しとも言える。


広範囲を探って、良い場所を探すが、これと言った立ち位置が無い。

消去法で探ると此処しかないだろうと成るのだが、当然反応は無いのでよくは判らない。

時間帯的にも明け時合いの回遊を待つしか無く、気長に投げて居た。


南風は約10m、波はバサつき雰囲気は最高に良かった。

ルアーは状況からアサシン140Sと新規導入のダイワのZ140Sでローテーションした。

そして、波口でバイトして来たのは希望していたスーパーなサイズの奴だった。



ヒット直後思ったのは、『やばい！ノーマルフックだった！』って事。

波に簡単に乗らないウェイトからランカーサイズで有る事は容易に想像できた。
強引なファイトはフックが伸びる可能性を高くするが、かといってファイトが長引くと口切れ前にしてフックオフ。
なかなか難しい状況ではあった。

最後は運任せだが、今夜の自分には運が有った様だ。

サイズは90㎝ながら軽めのウェイトに救われた。
（正確には測って居なかったので判らないのだが・・・）



サイズは尻下がりで91を欠ける寸法。
この一カ月で3本目の90アップのキャッチに成功した。



その後はこの1本に満足して終了。
朝日を見る事無く釣り場を後にした。



狙い通りに釣れた！っと言う自己アピールの強い奴は言うだろうけれど、傾向と対策を練った結果であって誰しもが手に入れる事が出来る物だと自分は思っている。

遊びではあるけれど、一生懸命やった結果のたまものなので、みんな頑張って欲しい。

シーズンはまだまだこれから、チャンスを見ながらフィールドに出続ける夜は続きます。



【タックル】
ロッド:morethan 11MX WIND STORM
リール:07ステラC3000
ライン :UVFベイジギング6ブレイド#1.2
ショックリーダー:VARIVAS 25LB
ルアー：ショアラインシャイナーＺ140S＋STX58#4
【ウェアー】
ベスト:ブルーストーム(プロト)
ウェーダー:ブルーストーム


 
追記

この時期サーフでデカイの狙うのであればフックは絶対に変更をお勧めします。



今回ヒットのルアー。
それ程ラフファイトはしていない物の、3本とも伸び気味。
ウェイトが有ったらおそらく獲れては居ない。

ラインシステムはタックルバランスの中、思った以上にどもメーカーも強い傾向にあると思う。

反面スプリットとフックはまだまだ置き去り。

錆びるとか錆びないとか以前に当り前に伸びないフックの必要性は感じる。