釣りとは罪深きもの

  • ジャンル:釣行記
2017年10月14日

潮回りはよくないが、それでもハイシーズン。

釣りに行きます。

いつものポイント。

下げ止まりまで2時間ほど。

潮が緩く流れている。

ベイトの気配も感じられる。

おそらく魚はいる。

魚の付き場もヒットパターンも把握している。

迷わずスーサンを結んでキャスト。

そしてジャークする。

はたして、その1投目でヒット。

そんなに大きくはないがドラグをゆるめにしていたため
アシに潜られてしまう。

これはまずいと少し焦って近づいていくと出てきた。

ドラグを締めて寄せる。

ガッチリ、フッキングしていた。

計測すると57cm。

リリースしようとするが、フロントフックが縫うように
フッキングしている。

なんとか外そうとペンチを使って格闘する。

外れはしたが、アゴの下に結構な傷ができてしまった。

この瞬間が一番魚に対して罪悪感を感じる。

申し訳ない。

蘇生させ泳いではいったが、あの魚は生きていけるだろうか。

釣りは本当に楽しい。

止められないと思う。

しかし、その楽しさの陰で確実に魚は傷ついている。

必死で生存競争の中を生きている魚を傷つけて、
私の趣味は成り立っている。

それを思うと釣りの罪深さを感じずにはいられない。

魚に対してできることはなんだろう?

感謝しかない気がする。

釣った魚は優しく扱い、ゴミを残さず、感謝する。

それぐらいしか自分にはできない。

これからも魚に対する感謝の気持ちを忘れずに
釣りを楽しみたいと思います。

この秋はランカーを釣りたいです。


タックル
ロッド:モアザンAGS93ML
リール:レアニウムC3000
ヒットルアー:スーサン




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