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06セフィア復活計画9 ドライブギヤのシムを調整する





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ドライブギヤのシム調整です!(^_^)ノ





此のシム調整が何故必要なのか?

ひとえにウォームギヤとドライブギヤの噛み合わせをキチンと安定させる為で有ります。



ガタガタ、シャリシャリ、ゴロゴロ、、、
いろんな表現されてますけど、主に巻き心地に関する感覚的な要素が一番多い部分ですよね。

此処のの調整についていろんなログ読んでみても感覚的な表現が多くて具体的な調整の具合が解りづらいんですわ、、、(^_^;)

もっときちんと数値化出来ないものですかね~?




調整は三段階に別れます。

ケースとドライブギヤの調整
ケースとウォームギヤの調整
ドライブギヤとウォームギヤの噛み合わせの調整
 
今回は最初のケースとドライブギヤのクリアランス調整をやってみます(^_^)ノ




ケースにはまったベアリングにドライブギヤがガタついたり逆に突っ張る事も無くキッチリとはまるように調整する訳なのですが、、、

丁度良い所をが何処なのかを見つけるのに何か測定する道具とか無いもんですかね?(^_^;)
感覚だけでやると必ず失敗するような気がするんですよね~

かと言って有るわけもなくね、、、(-.-;)

 


で、考えましたよ。





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ハンドル分解してシャフトを取り出し、
3mmのビスにナットを3つ用意。






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ドライブギヤにシャフトをねじ込み、ビスを穴に通してナットをはめ、端のナットは少し奥に、、、

シーソーのように上手くバランスする所を探してナットで位置を固定。

最後に端にかけてるナットを少しだけ外側に回して出すとバランスが崩れて倒れます、、、よね(^_^)ノ


ほんの少しだけトルクを架けてベアリングを回すので少しでもベアリングに抵抗が有れば回らない、または回る速度が遅くなるはずです。(^_^)ゞ
それに何時も同じトルクが架かるわけですから正確さも有る。





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数値では出せませんが、回転の重くなるのが目で見える形で判断できるでしょう。


どうかな?これ(^_^;)





さて、


早速、、、


の前に、、、





リールメンテナンスの常識、
ドライブギヤの芯出しってやつを検証してみましょうかね。

此のシーソーを使えば芯出しが出来てるか直ぐに判断できるはずですから(^_^)ゞ



初めに、使い古しのベアリングでギヤをケースに組み、ネジをキチンと締めます。

シーソーはスルスル、自重のみで軽く回ります。ストレスは無し。
此の状態が全く抵抗の無い時の基準とします。


次に新しいベアリングで組み立てます。

ベアリングは脱脂してますから軽く回ります。抵抗が無ければスルスルとシーソーは倒れるはずです。


ケースを合わせてネジを締めてみますと、、、

お~重くなったな~(^_^;)

シーソーの動きが重くなりましたよ、自重では動けません。(軽く押せば動きますけどね(^^;))


なる程此ですな、、、

芯出しは必要のようです(^_^)ゞ

では芯だしってどうやるの??


シャフトの回転に抵抗が掛かる原因は2つ有ります。

左右のベアリングの回転軸がずれてる。
ベアリングがキチンとケースにはまってなく歪んでる。

使い古しのベアリングはガタが大きいからどちらのずれに対しても大きなガタの許容範囲内に収まっちゃってるので全然重くなったりしないわけですよ。


左右の回転軸のずれはのケースの合わせにズレが有るから起きるわけで、これを取っちゃえば良いわけで。

方法は簡単です。

ケースを合わせたらネジがケースに軽く当たったところで閉めるのを止めます。
その状態でギヤのシャフトをぐるぐると回してやるわけですよ。
軸が回転すると左右のケースのズレは勝手に解消されます(^_^)ゞ

次に、

ネジをなるべく均等に締めていきます。
ケースの合わせは3本。
締めて行くに従って回転が重くなって来る場合が有ります。
此はベアリングがケースにキチンとおさまってないと起きます。
歪んで入ったままネジを締めても歪みは解消しませんから回転はどんどん重くなっていきますよ。

これを解消する方法は、、、

軽く小突くんです(^_^;)

へ?叩くの、、、?

はい!叩くんです(^_^)ゞ

ネジを締めて行くに連れて重くなってきたら少し緩めて こん! とドライバーの柄でケースやシャフトを小突きます。
叩いたショックでベアリングの歪みが取れて本来有るべき場所に上手く収まってくれるんですよ。

それから又ねじを少しずつ締めていきます。又重くなったら同じ事を繰り返します。
最終的にネジをキッチリ締めて重くなかったら完璧(^_^)ゞ

此の芯出しの方法はバイクのエンジン組む時のやり方を応用してます。
左右分割のクランクケースにクランク組むのと全く同じやり方で通用するようですね。



ネットで見たログには
ハンドルを回しながらネジを締めていって、各ネジの閉め具合を調整して一番軽くなる位置を探す、とか書いてるのがありますが、、、
これは?マークです。
ネジは基本キッチリ締めるものです。
ネジの締め具合で重さが変わるのならばそれはケースが歪んでますよ。
ケースを交換するか、出来なければケースの合わせ目のネジの刺さる所にシムを入れて歪みを誤魔化すしかないです。

私のセフィアですが、、、

確かに各ネジのしまり具合が違いますな、、、
3本のネジをケースにトンと当たった所で一旦止めて、其処からどの位ネジを締め付けるとキッチリ締まるかをネジの回転する角度で比べてみると、一本だけ他のより多く回さないと締まりません。
これは多分、此の部分だけケースがピッタリ合わさってなくて浮いているって事です。歪みは有るようですな(^_^;)

此のリールは幸いに、芯出しして本締めしても重くはならないので歪みは許容範囲内のようです。



芯だしって回して小突いて少しずつネジを締めれば誰がやっても上手く行きます。
何回かやればなんとなくコツも解ってきますわ、、、

ことさらに芯出し云々と難しそうに言うこともないわな~って感じがします。
だって、使い込んで摩耗の有るベアリングでは芯を出す必要もありませんからね~(^_^)ノ





本題に戻りましょう。

シムを入れて行きます。


シムを適当に入れて芯出しをしながら回転が重くなるシムの厚さを探します。

重くなる位置が大体解ったら少しづつシムを出し入れして、だんだん抜き差しするシムの厚みを薄くしていき、この辺だなってのを突き止めていきます。

同じ事を淡々と繰り返すだけの、めんどくさい作業でして、、、(-_-;)

最後はほんの少しだけ回転の重くなる所から0.01mmづつシムの厚さを落としていきます。

重かったのが何とな~く軽く動くようになっていき、、、
無付加の状態になるとシーソーがスル~ッと自重で回ります(ノ^^)ノ

此処がクリアランスゼロ状態ですな。


実は、此の状態ではシャフトには微妙にガタがあります。軸の振れも有るんですわ、、、

むしろね、シムの厚みが少し多い時の方がガタつきも振れもありませんよ。
難しく言えばプレロードが掛かった状態であります。
要はベアリングの内レース側をスラスト(横)方向に予め押し付けといて本来有るベアリング自体のガタを無くしちゃうって事です。


少し回転が重くなるけどガタやふれも無くなる。
一見すると良さそうなんですけど、、、、
機械屋の常識ではそれはあってはならん事でしてね(-_-#)

ラジアルベアリングってのは回転軸の直角方向の力を支える物ですから
横方向にはまったくフリー、力は掛からないものです。其処にプレロードを掛けるってのはね~、、、(-.-;)

2chのスレに、
敢えてロードを掛ける方法もある、、、と書いてますけど私は反対です。

クリアランス0だとハンドル付けたら多分振れが有ると思います。微妙にガタも出るでしょうな~
最終的には3つの調整を全てやって見てどうなるのか??
ですけど、、、(-.-;)





ま~こんなもんですわ。

有るのが本来の姿ですと割り切りましょう。





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私のセフィア、入れたシムの厚さは最終的に1.10mmになりました、、、


此が良いのか?悪いのか?
私には解りません、、、(-.-;)










次回はウォームギヤです(^_^)ゞ








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