【TICTスタッフブログ】 TAGドラグ

TICT初のリールカスタムパーツ

CBS SPOOL-D
http://tict-net.com/product/customparts.html

今回はドラグの話！

TAGドラグって何？って感じですよね。

名前どおりTAG（タグ）と呼んでください。

TAG＝タグ; 札; 標識; 標; タグをつける

みたいな意味合いで、

ドラグ設定（指標）を決めやすく一定の滑り特性を実現した

このスプールオリジナルのドラグになります。

まったく意味ワカリマセンね（笑）

では、苦手なウンチクを少し。

ドラグはその性能を決定するのに4つの重要点があります。

●スムース
●パワー
●タフネス
●スピード

TAGドラグは、ライトゲームにおいてその中からも優先すべき

スムース性 と スピード追従性 をフィネスライン専用に追求しました。

アジングやメバリングにおけるフィネスライン使用では、

約250g程度の低テンション設定が多いかと思います。（あくまで参考値）

この低テンション設定のドラグで、

ロッドワークでのスイープなフッキングや、魚とのやりとり時に

スムースなドラグの滑り出しを実現したのがTAGドラグ。

ただし、いろいろと試したワッシャー素材では初め、ここまでが限界でした。

沖目やディープといったときの強めのフッキングや、魚の急な突っ込み時には、

ドラグ力が抜けてしまったり、また逆にドラグ力が強くなってしまいフィネスラインへ負担がかかったりと不安要素が発生していました。

フィネスラインはその繊細さから、ドラグの強弱といった変化が少なく、ある一定近くで安定した滑りが理想的だと思ってます。

そこで、約250gの低テンションドラグ設定において、ライトゲームにおけるあらゆる引き出しスピードで、同じ滑り特性を追求する！

ここに重点をおいて

従来のウールワッシャーの織り堅さ調整やドラググリースの特性での調整ではなく

フェルト素材の見直しからアプローチ。

最終的に業界初の 超細繊維フェルト を採用するに至り、

さらには繊維の太さ調整とドラグの粘度のバランスを追求。

（写真はイメージです）

結果、ライトゲームにおいて今までに無いドラグ作動感覚（ライトゲーム全域スピードのスムース性能）を得ることが出来、

釣りの最中に頻繁にドラグ調整をする必要もなくなったことで

指標（タグ付け）を決めやすいドラグが出来上がりました。

これがCBS SPOOL-Dに採用された TAGドラグ です！

まっ、いろいろと書きましたが、簡潔にまとめると

『フィネスラインに負担をかけにくい、安定した滑りのドラグ』です^ ^

※メーカー主観の意見もございますので、その点はご理解ください

※ハンドルは年内、来週からデリバリースタートいたしますが、スプール＆ボビンの方は生産の都合上、年明け1月になります。

申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

企画・デザイン　土居

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