当ログには、性的な描写及び表現が多々含まれておりますので、18歳未満の方並びに高校生の方はご退場下さい。
また18歳以上の方であっても個人差がありますが、人によっては不快に感じる場合がございますので、このことをご承知置きください。

このログはフィクションであり、 登場する人物、団体は実在のものと一切関係ないと思います。

 

8月もそろそろ終わりが近付き、月末締めの処理に追われている時、1通のメールが届いた。
 
着信表示を見ると佐藤課長･･･
 
順平は頬を緩めながらメールを開くと「ゴルフに招待しま～す。9/12ですが有休とれますか？」
 
メールの差出人は佐藤課長こと美佐子からだった。
 
順平は、9/12とはまた急な話だな・・・何曜日だっけ？とスケジュール帳に目をやると、なんと月曜日！
 
零細企業に勤めるサラリーマンが月曜日に有休とってゴルフなんて、このご時勢に聞いたことがないぞ！と心の中でつぶやきながら、「月曜は無理かもしれん」と返信する。
 
すると間髪入れず「有休とれ～！」と命令口調の返信メールが届き、とりあえず「考えておきます」とだけ返信し、その日をやり過ごす。
 
翌日、佐藤課長から（笑）メールが届く「〇〇ゴルフ倶楽部テクニカルコース　スタート8：45　予約しちゃったよ　よろぴくね～」
 
相変わらず強引な美佐子の誘いに困惑しながらも、男心としては正直　まんざらでもない気がしていた。
 
しかし、月曜に有休か・・・さてさて　どうしたものか
 
その夜、順平はあれこれと思案を巡らせながらも、俺はサラリーマンとして20年以上　会社に忠誠を尽くしてきたんだ。1度くらい有休とって遊んだって罪はなかろう！と、あっさり翌日、順平は上司に有休申請を出していた。
 
 
待ちに待った9/12（月）当日
 
悟られないように、いつもと同じ６時　何食わぬ顔をして自宅を出る。　もちろん服装はスラックスにクールビズのＹシャツの仕事スタイル。　違うのは、後部座席に置かれたキャディーバッグと着替えの詰まったバックだけ。
 
車に乗り込むと第二名環に乗り、待ち合わせ場所の中央自動車道　内津峠ＰＡを目指す。
 
高速をかっ飛ばしたお陰で、待ち合わせ時間の１５分前に着くと、閑散としたＰＡに美佐子の車を見つけた。
 
 
ちょっとイタズラ心がひらめき、美佐子から見えないように大型トラックの陰に車を停めてメールをする。


「ゴメン　急遽、大事な仕事が入ったので会社に戻らなきゃならなくなった」
 
すると間髪入れずに電話着信が入る。　佐藤課長の表示（笑）
 
順平：おはよう　ゴメンな・・・どうしても会社に戻らなきゃならない事態が発生してさ・・・と声のトーンを下げて切り出した。

美佐子：おはよう・・・（声が沈んでいる）どうしてもダメなの？

順平：ああ・・・本当にゴメン　今、小牧東ＩＣを降りてＵターンしたところ・・・

美佐子：そうなんだ・・・花火の時は私の都合で逢えなくなっちゃったもんね・・・

 
今にも泣き出しそうな美佐子の声に少し罪悪感を覚えた順平は、収集を図りにトラックの陰から車を動かし、美佐子の車の左に横付けするが、全く気付く気配がない・・・運転席を覗き込むとハンドルに頭をもたげてうつむきながら電話をしている 
 
順平：悪いけどゴルフのキャンセル料　立て替えておいてくれるかな・・・

美佐子：そんなのはいいよ・・・私が無理に有休をお願いしたのが悪かったんだから・・・気をつけて会社に向ってね 
 
電話口では俺に気遣う言葉を口にしながらも、運転席の美佐子はうな垂れたまま・・・
 
ヤバイ軽い冗談のつもりが・・・どうしよう・・・収集つかなくなってきたぞ（大汗）　
 

焦る順平は覚悟を決め・・・
 

順平：ごめんな　あのさー左を見てごらんよ
 
美佐子：あ～っ　コノっ　プツッ　
 
形相を変えて車を降り、順平の方へ向っう美佐子・・・　　その姿を見て慌てて車を降りる順平・・・
 
順平に詰め寄る美佐子は立ち止まると・・・「ばかー！　なんでこんなことするのよー！」と言い放つと、見る見るうちに瞳は潤み、ポロポロと涙をこぼし始めた
 
順平は美佐子を抱き寄せ、頭をなでながら、ゴメンと呟くしかなかった。　（内心、オイオイ泣くほどのことかよ・・・）
 
ここは人目につくから車に入ろうと順平に促され美佐子の車に乗り込む
 
助手席に座った順平は再び美佐子を抱き寄せ・・・「冗談が過ぎた！本当にごめんなさい」と頭を撫で続ける。（内心、イヤー想定外だったな・・・失敗したな）
 

気持ちの治まりかけた美佐子が顔を上げると、順平はそっとキスをした
 
重ねた唇を離すと順平は「さぁ　行こうか！」と気持ちの切り替えを促すと、美佐子は「本当に逢いたかったんだから　もっと強く抱きしめて」と唇を寄せてきた。

その美佐子の気持ちに呼応するかのように唇を重ねると、美佐子の舌先が順平の口に滑り込み激しく絡み合う
 
むくむくむく　　イ、イ、イカン・・・絶妙な舌技でエロオヤジになりそう・・・
 
抱き寄せた頭をなでながら順平は「さぁ　スタート時間に遅れちゃうから急ごうか！」と表情を見ると、ニコッと微笑み機嫌を直してくれたようでホッと安堵のため息をつく。
 
順平の車をＰＡの片隅に移動させて止めると、美佐子の車にゴルフバックを移してゴルフ場へと車を走らせる  
 
時計を見ると３０分が過ぎていた・・・

 
美佐子の好きな　竹内まりやの曲をＢＧＭに、快調に車を走らせるが、ＩＣを降り国道に入ると通勤ラッシュにはまり、さらに時間ロス。
 
ゴルフ場に到着し、慌しくフロントでチェックをしてロッカーキーとコース表をもらい、着替えを済ませる。
 
ラウンジでモーニングビュッフェを食べながら優雅なひと時を楽しむつもりが、俺のイタズラで慌しい朝食となってしまった。
 
スタート時間が押し迫り、順平は口にクロワッサンを詰め込みながらスタート準備を済ませると、２人はカートに乗り込みスタートホールに向うのであった。




 

さて・・・釣りもさっぱりの黄昏流星群ですが、このログが復活の狼煙となるのか？　

頑張ります　(o^-')b ｸﾞｯ!

なにを頑張る？　もちろん・・・(￣ー￣)ﾆﾔﾘ　・・・です。