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▼ 【インプレ】モアザンブランジーノ AGS94ML・J マッチザバイトカスタム(ダイワ グローブライド)
今年導入のモアザンブランジーノ 94MLについてのインプレを気のおもむくままに書いてみる。
◆設計思想
大野氏の「マッチザバイト」という思想に基づく、乗りよりもキャスタビリティを優先したロッドとなる。
平たく言うと、バイトの乗りをいささか犠牲にする代わりにルアーの飛距離とキャスト精度を高くしますよ。だからルアーをちゃんとセレクトして深いバイトを出して下さいね。ってこと。
これだけ書くとセイゴお断り系バッキバッキの竿のように見えるが、実際はそこまでピーキーな竿ではなく、最低限の入り代は確保されている。
◆パッケージング
9.4ft、港湾系ロッドとオープンウォーター系ロッドの中間系の長さとなる。
ウェイトは7~35gだが実際振りきれるのはミノーで23g前後、バイブやシンペンで30gと言ったところ。35g以上でも気を付ければ振り切れない事もないが、少しブランクの戻りが落ちる感じ。
グリップエンドの長さがアーバンサイドカスタムとほぼ変わらないので、リールから先の有効長としては9.5~9.6程度のイメージとなる。
テーパーはレギュラーでティップの先まで張りがある。
このため冒頭に述べたように繊細なバイトを拾うタイプのロッドではないが、魚が掛かってからは思った以上にストロークがある。
先代ブランジーノの87MLで魚を掛けた際に少しストロークが足りないなと感じた部分が9.4ft化したことで補完出来ていると感じた。
なお、このクラスの竿について感度を語るのはヤボというもの(笑)
◆キャスタビリティ
ティップからベリーにかけてもかなりの張りのある竿なので変則的キャストを行った際にもブレを感じない。
20g前後のルアーまでは変則キャストがビシバシ決まる。
また、軽く振って勝手に飛んでいくロッドではなく、あくまで「振った分だけ飛んでいく」距離面での精度も持っている。
しかし、その張りの強さゆえフルキャストすると身体が負けることがしばしば。
自重が軽いので疲れてなければ振りきれるのだが、ロッドのポテンシャルをフルに発揮し続けるためにはそれなりに筋力が必要となる。
◆ランカー対応機としての存在
ラインナップとしてランカー専用機のブランジーノと操作性重視のエキスパートのダブルヘッダー体制を取っている現在のダイワだが、ランカー専用機の中にあり一番ライトな位置付けがこの94ML・J マッチザバイトカスタムである。
なので、ランカー専用機と言うよりはランカー対応機と呼ぶべきか…。
前述の通り一般的MLクラスと比較するとかなり張りの強いロッド(ミディアムといっても差し支えないのではないかとすら思う)なのだが、意外に曲げてみるとストロークのある仕上がりとなっている。
この辺りはテーパーデザインなのか、ナノアロイの恩恵なのかは定かではないが、大野氏曰く「強さはMLクラスであることにこだわった」とのことだ。
しかし、ストロークとして機能しているかは別として多軸カーボンをインストールされたバットガイド手前位からはフルドラグ状態で魚をねじ伏せる強さを持っている。
いざとなったときにタメる懐の深さもある印象。
前に87MLで止められなかった魚も居たが、この竿なら…と思わせる「芯」がこの竿にはある。
◆総評
キャスタビリティに特化したタイプの、オープンウォーターまでを意識した港湾ロッド。
長尺化とテーパーデザインにより張りとストロークを高い次元で両立している。
強さの面では最後の最後でドラグを締められる、ランカー対応機の名にふさわしい仕上がりのロッドと言える。
◆設計思想
大野氏の「マッチザバイト」という思想に基づく、乗りよりもキャスタビリティを優先したロッドとなる。
平たく言うと、バイトの乗りをいささか犠牲にする代わりにルアーの飛距離とキャスト精度を高くしますよ。だからルアーをちゃんとセレクトして深いバイトを出して下さいね。ってこと。
これだけ書くとセイゴお断り系バッキバッキの竿のように見えるが、実際はそこまでピーキーな竿ではなく、最低限の入り代は確保されている。
◆パッケージング
9.4ft、港湾系ロッドとオープンウォーター系ロッドの中間系の長さとなる。
ウェイトは7~35gだが実際振りきれるのはミノーで23g前後、バイブやシンペンで30gと言ったところ。35g以上でも気を付ければ振り切れない事もないが、少しブランクの戻りが落ちる感じ。
グリップエンドの長さがアーバンサイドカスタムとほぼ変わらないので、リールから先の有効長としては9.5~9.6程度のイメージとなる。
テーパーはレギュラーでティップの先まで張りがある。
このため冒頭に述べたように繊細なバイトを拾うタイプのロッドではないが、魚が掛かってからは思った以上にストロークがある。
先代ブランジーノの87MLで魚を掛けた際に少しストロークが足りないなと感じた部分が9.4ft化したことで補完出来ていると感じた。
なお、このクラスの竿について感度を語るのはヤボというもの(笑)
◆キャスタビリティ
ティップからベリーにかけてもかなりの張りのある竿なので変則的キャストを行った際にもブレを感じない。
20g前後のルアーまでは変則キャストがビシバシ決まる。
また、軽く振って勝手に飛んでいくロッドではなく、あくまで「振った分だけ飛んでいく」距離面での精度も持っている。
しかし、その張りの強さゆえフルキャストすると身体が負けることがしばしば。
自重が軽いので疲れてなければ振りきれるのだが、ロッドのポテンシャルをフルに発揮し続けるためにはそれなりに筋力が必要となる。
◆ランカー対応機としての存在
ラインナップとしてランカー専用機のブランジーノと操作性重視のエキスパートのダブルヘッダー体制を取っている現在のダイワだが、ランカー専用機の中にあり一番ライトな位置付けがこの94ML・J マッチザバイトカスタムである。
なので、ランカー専用機と言うよりはランカー対応機と呼ぶべきか…。
前述の通り一般的MLクラスと比較するとかなり張りの強いロッド(ミディアムといっても差し支えないのではないかとすら思う)なのだが、意外に曲げてみるとストロークのある仕上がりとなっている。
この辺りはテーパーデザインなのか、ナノアロイの恩恵なのかは定かではないが、大野氏曰く「強さはMLクラスであることにこだわった」とのことだ。
しかし、ストロークとして機能しているかは別として多軸カーボンをインストールされたバットガイド手前位からはフルドラグ状態で魚をねじ伏せる強さを持っている。
いざとなったときにタメる懐の深さもある印象。
前に87MLで止められなかった魚も居たが、この竿なら…と思わせる「芯」がこの竿にはある。
◆総評
キャスタビリティに特化したタイプの、オープンウォーターまでを意識した港湾ロッド。
長尺化とテーパーデザインにより張りとストロークを高い次元で両立している。
強さの面では最後の最後でドラグを締められる、ランカー対応機の名にふさわしい仕上がりのロッドと言える。
- 2017年7月26日
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