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▼ 1mとのコンタクト
- ジャンル:釣行記
1m 距離にしては2歩足らずの短い距離。
7月17日 午後5時過ぎに現地入りし、いつもどおりにトップから放っていく。 現場はエツ漁が始まっており、状況としてはあまり良いとはいえない状況だった。 上流から流れてくる網をかわしながらのキャストとなった。
時より背中を出しながらのシーバスの捕食行動が見られ、シーバスが網を確実に避けて捕食する術を持っていることがわかった。 トップからサルディナの127mmにルアーを交換し、キャストをしながら少しずつ上流側に歩いていく。
流芯が遠ざかる。 ルアーを一番距離の出るマールアミーゴ 80に変更する。 アーバンサイドの反発力であればこのルアーが一番飛距離を稼ぐことが出来るための選択だった。 エツ漁師3人の列が出来ており、網を出すタイミングを計っている中、少しアップクロス気味にバイブレーションをキャスト。 糸ふけをとり、2巻きしたところでリーリングが止まる。 ゴミのような感触・・・。 すぐさまロッドをあおって動きを止めると、ティップに生命感が伝わる。 ベイトのスレ掛かりか? 少し強めに回収を試みる。 30mほど回収したところだろうか、不意にテンションが軽くなる。 外れたか?と思い、またサオをあおってティップの感触を確認したところ、まだ付いている。 距離は残り20mまで来ていた。
これまでおとなしかった「ベイト」が突然抵抗を始め、ドラグが少し出て行く。 本命か?少し期待が生まれたその刹那、糸が真横に走った。 その動きは止めようも無く、方向を今度は沖へ向けて走り出す。 ドラグを締める、制止を快く思わなかったその「ベイト」が水面を割る。 糸を取り返され30m先でその魚体が踊る。 その先にはかつて見たことが無いほどの巨大なシーバスがつながっていた。
その後も3回、4回、水面を割りながらドラグを出していく。 その巨体がロッドから伸びる糸の先に付いている事実を思い知らされ、手が震える。 これほど手が震えたのはいつ以来だろう? 思えばこれまでランカーと呼ばれるものを何本も取ってきたが手が疲れることはあれど震えることなど経験が無かった。 先日のシーバスより1回りも2回りも大きなシーバスに一瞬我を忘れる。 40mほどの距離を取られたため、スプールに手を添える。
冷静に考えれば糸は150m巻きを巻いたばかりで余裕があったし、その下にさらに下巻きまであった。 もっと糸を出して魚を弱らせることが出来ればランディングできたかもしれない。 また、エツ漁が網を出すというあせりもあったのかもしれない。 ロッドのパワーにもまだ余裕はあったと思う。 認めるしかないだろう、その規格外の巨体に完全に焦りを覚えた私は勝負を急いでしまった。 その結果、夢は突如覚めてしまった。
帰ってきたルアーを確認した。 フックはベリー側の1本が少しだけ伸びているだけで大きな損傷は見られなかった。 6番フックだったからだろうか? 悔しい。 しかしこのままでは終われない。 私は泳がなくなるギリギリの大きさまでフックサイズを上げた。 フックアウトの確率を少しでも下げたいからだ。 また、魚をコントロールするため、ロッドも変更しようと考えている。 バットが粘るだけではねじ伏せることは出来ない。 少しでもランディングの確率を上げたい。 こだわりを捨ててでもあの魚に勝ちたい。 九州からのプレゼントは少々スパイスの効いたものだった。 忘れられないバースデイとなりそうだ・・・。
- 2010年7月18日
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