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▼ アイ(エイト環)とアイ(目)の作り方
- ジャンル:日記/一般
- (自作ルアー)
ルアーを作る上で避けて通れないのがアイ作り。
ルアーで「アイ」と書くと2つのパーツが想定されると思います。
・エイト環
・目
まずはエイト環の方のアイから。
スナップやラインをルアーに結ぶところをラインアイ、フックを繋げるところをフックアイなどと呼びます。
自作ルアー(ハンドメイドルアー)を作っている方だと、ヒートンと呼ばれるネジ形状のものをねじ込んで作る方も結構居ると思います。
また今だと市販ルアーで使われているエイト環をネット通販で購入することもできるようなので、そちらを利用している方も居るのではないかと。
私の自作ルアーは買ってきたパーツをそのまま使用する事はなく、必ず加工して作ります。
というわけで、私の自作アイ(エイト環)の作り方です。
素材は0.9mmのステンレス線です。こちらはダイソーで売っています。
0.55mmでは細すぎ、1.2mmでは太くて曲げづらく作りづらいです。
あとは大きめのニッパー(ダイソー200円商品)、ペンチ(ダイソー100円)、精密丸ペンチ(ちょっとお高い1500円くらい)のを使います。
精密丸ペンチはなくてもいいですが、合ったほうがはかどります。
アイは量産する必要があるので、出来が均一化させられるかが重要です。
その為に型を作ります。
まずはアルミ線や銅線などの柔らかい金属線で「こんな形」というのを作り、それを元に釘を打ち込みます。
私はルアー内部の固定する方に直径2mmの釘、外に出してラインやフックを繋げる方に直径1.6mmの釘を使用しています。
ここで使った金属線を伸ばし、長さを決める溝も作っています。
溝が作りづらいようならマジックで線を書いておいたり、彫刻刀などで削っておくのもいいかと思います。
裏側はこんな感じ。
私は5mm厚のポリプロピレンの板を使用しましたが、多少硬めの板ならなんでも大丈夫です。
溝に合わせてステンレス線をカットします。
精密丸ペンチを使って曲げます。
この曲げる位置も固定化すると出来上がりが均一化されます。
釘に沿わせます。
ペンチでグイっと掴んでー。
とりあえずこんな感じ。
逆側(ルアー内部側)も釘に巻きつけるようにグイグイグイーと。
さらにグイグイグイーと。
ペンチの角で折り曲がってストレートになる部分を作るようにすると、良い感じに輪っかが出来ます。
できましたー。
実際には2mmのプラスチック棒に巻きつけるように使用しています。
私はタミヤのプラ材2mm丸棒を使用。
あとは周囲に2液エポキシを塗りたくって強度アップを図っています。
今の所、これでアイから破壊された事はありません。
アイが壊れる前にボディ側が破壊されます。
シーバス程度だと0.9mmステンレス線で問題はないです。
次に超ピーキーな設計のルアーだと、フロントフックアイにエイト環ではなくストレート形状のアイを使いたくなります。
これを統一クオリティで作るのに、画像のような治具を作りました。
ある程度形状を作った後、アイをはめて、治具をバイスで噛むと統一クオリティのアイを作る事が出来ます。
重心移動をルアー前方に持っていきたい時や、フロントフックを後ろに持っていきたい時に使います。
ただボディ側の強度にはかなり不安がつきまといます。
プラスチックボディなら大丈夫なんでしょうが、ウッドボディだとどうしてもね…。
次に目の作り方。
まずサイズごとにポンチを用意します。
ダイソーには2~8mmまで、1mm刻みでポンチが売っています。
白目が6mmなら黒目は3mmと、だいたい半分の直径のと合わせて購入すると良いです。
私はこの他に0.5mm刻みで用意しています。
次に素材。
これはポンチで抜ければなんでも良いです。
ダイソーにキラキラしたデコレーションシールなど売っています。
黒目の部分は黒のビニールテープ。
さらにダイソーに売ってるUVレジン液。
紫外線に当たると硬化する液で、透明度が高いのが特徴です。
セリアなどにも売っていますが、ダイソーが5gに対し他店は4gです。
ただセリアなどのUVレジン液のが硬化した際にベタつきが少ないみたいです。
あとは適当な板に釘を打ち付けておきましょう。
白目となるデコレーションシールを打ち抜き、釘の頭に乗せます。
半分の径の黒ビニールテープを打ち抜き、真ん中に乗せます。
UVレジン液を爪楊枝で掬って垂らします。
そこそこに粘度があるので、垂らすというより爪楊枝で塗りつけるように。
気泡が入っちゃって目立つなーって場合は、ライターの火を上から近づけて熱すると抜けやすくなります。
奥まった部分の気泡は抜けづらいので、そういうのは爪楊枝でグニグニして抜きましょう。
UVレジン液は紫外線が当たらない限り硬化しないので、作業しやすいです。
UVライトを当てて硬化させます。
UVライトなんて持ってないよー。って場合は、太陽光でもOKです。
天気の良い日なら数時間で硬化すると思います。
ポンチのサイズを変えたり、素材を変えたりすると色々な目を作る事が出来ます。
平面な配置でもUVレジン液を盛れば3Dっぽく見えるのが不思議ですねー。
中にデコレーション系の小さい星などを入れると、オリジナリティあふれる目を作る事も出来ます。
また様々なサイズのシールを打ち抜き、ちょっとズラしたりすると多層構造な凝った目も作れます。
素材はすべて100均で入手可能なもので作っています。
ネイルアートなどが得意な女性の方は、もっと上手く作れそうですね。
目の自作は色々なサイズが作れるので、自作ルアーを作る際に結構重宝します。
ルアーの形状によって目のサイズも変更したくなるので、ここの自由度が上がるとCNCでのルアー作りでは便利です。
比較的簡単に作る事が出来、オリジナリティがあがるので、市販の目が取れちゃったよー。などの場合、作ってみるのも面白いかと思いますー。
ルアーで「アイ」と書くと2つのパーツが想定されると思います。
・エイト環
・目
まずはエイト環の方のアイから。
スナップやラインをルアーに結ぶところをラインアイ、フックを繋げるところをフックアイなどと呼びます。
自作ルアー(ハンドメイドルアー)を作っている方だと、ヒートンと呼ばれるネジ形状のものをねじ込んで作る方も結構居ると思います。
また今だと市販ルアーで使われているエイト環をネット通販で購入することもできるようなので、そちらを利用している方も居るのではないかと。
私の自作ルアーは買ってきたパーツをそのまま使用する事はなく、必ず加工して作ります。
というわけで、私の自作アイ(エイト環)の作り方です。
素材は0.9mmのステンレス線です。こちらはダイソーで売っています。
0.55mmでは細すぎ、1.2mmでは太くて曲げづらく作りづらいです。
あとは大きめのニッパー(ダイソー200円商品)、ペンチ(ダイソー100円)、精密丸ペンチ(ちょっとお高い1500円くらい)のを使います。
精密丸ペンチはなくてもいいですが、合ったほうがはかどります。
アイは量産する必要があるので、出来が均一化させられるかが重要です。
その為に型を作ります。
まずはアルミ線や銅線などの柔らかい金属線で「こんな形」というのを作り、それを元に釘を打ち込みます。
私はルアー内部の固定する方に直径2mmの釘、外に出してラインやフックを繋げる方に直径1.6mmの釘を使用しています。
ここで使った金属線を伸ばし、長さを決める溝も作っています。
溝が作りづらいようならマジックで線を書いておいたり、彫刻刀などで削っておくのもいいかと思います。
裏側はこんな感じ。
私は5mm厚のポリプロピレンの板を使用しましたが、多少硬めの板ならなんでも大丈夫です。
溝に合わせてステンレス線をカットします。
精密丸ペンチを使って曲げます。
この曲げる位置も固定化すると出来上がりが均一化されます。
釘に沿わせます。
ペンチでグイっと掴んでー。
とりあえずこんな感じ。
逆側(ルアー内部側)も釘に巻きつけるようにグイグイグイーと。
さらにグイグイグイーと。
ペンチの角で折り曲がってストレートになる部分を作るようにすると、良い感じに輪っかが出来ます。
できましたー。
実際には2mmのプラスチック棒に巻きつけるように使用しています。
私はタミヤのプラ材2mm丸棒を使用。
あとは周囲に2液エポキシを塗りたくって強度アップを図っています。
今の所、これでアイから破壊された事はありません。
アイが壊れる前にボディ側が破壊されます。
シーバス程度だと0.9mmステンレス線で問題はないです。
次に超ピーキーな設計のルアーだと、フロントフックアイにエイト環ではなくストレート形状のアイを使いたくなります。
これを統一クオリティで作るのに、画像のような治具を作りました。
ある程度形状を作った後、アイをはめて、治具をバイスで噛むと統一クオリティのアイを作る事が出来ます。
重心移動をルアー前方に持っていきたい時や、フロントフックを後ろに持っていきたい時に使います。
ただボディ側の強度にはかなり不安がつきまといます。
プラスチックボディなら大丈夫なんでしょうが、ウッドボディだとどうしてもね…。
次に目の作り方。
まずサイズごとにポンチを用意します。
ダイソーには2~8mmまで、1mm刻みでポンチが売っています。
白目が6mmなら黒目は3mmと、だいたい半分の直径のと合わせて購入すると良いです。
私はこの他に0.5mm刻みで用意しています。
次に素材。
これはポンチで抜ければなんでも良いです。
ダイソーにキラキラしたデコレーションシールなど売っています。
黒目の部分は黒のビニールテープ。
さらにダイソーに売ってるUVレジン液。
紫外線に当たると硬化する液で、透明度が高いのが特徴です。
セリアなどにも売っていますが、ダイソーが5gに対し他店は4gです。
ただセリアなどのUVレジン液のが硬化した際にベタつきが少ないみたいです。
あとは適当な板に釘を打ち付けておきましょう。
白目となるデコレーションシールを打ち抜き、釘の頭に乗せます。
半分の径の黒ビニールテープを打ち抜き、真ん中に乗せます。
UVレジン液を爪楊枝で掬って垂らします。
そこそこに粘度があるので、垂らすというより爪楊枝で塗りつけるように。
気泡が入っちゃって目立つなーって場合は、ライターの火を上から近づけて熱すると抜けやすくなります。
奥まった部分の気泡は抜けづらいので、そういうのは爪楊枝でグニグニして抜きましょう。
UVレジン液は紫外線が当たらない限り硬化しないので、作業しやすいです。
UVライトを当てて硬化させます。
UVライトなんて持ってないよー。って場合は、太陽光でもOKです。
天気の良い日なら数時間で硬化すると思います。
ポンチのサイズを変えたり、素材を変えたりすると色々な目を作る事が出来ます。
平面な配置でもUVレジン液を盛れば3Dっぽく見えるのが不思議ですねー。
中にデコレーション系の小さい星などを入れると、オリジナリティあふれる目を作る事も出来ます。
また様々なサイズのシールを打ち抜き、ちょっとズラしたりすると多層構造な凝った目も作れます。
素材はすべて100均で入手可能なもので作っています。
ネイルアートなどが得意な女性の方は、もっと上手く作れそうですね。
目の自作は色々なサイズが作れるので、自作ルアーを作る際に結構重宝します。
ルアーの形状によって目のサイズも変更したくなるので、ここの自由度が上がるとCNCでのルアー作りでは便利です。
比較的簡単に作る事が出来、オリジナリティがあがるので、市販の目が取れちゃったよー。などの場合、作ってみるのも面白いかと思いますー。
- 2018年10月14日
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