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▼ 自作タコんぐルアー
- ジャンル:日記/一般
- (自作ルアー)
ここ1ヶ月ほど、ご近所でやたらとタコが釣れておりまして。
ウェーディングでの釣行でシーバスが釣れないもんだから、地形的にタコ釣れるんじゃない?と狙ってみたら入れ食い。
1キャスト1タコキャッチの大爆釣。
来年以降釣れるターゲットでもないだろうし、せっかくだから満喫したい!とオリジナルのタコんぐルアーを自作してみることに。
Fusion360でタコんぐ用ルアーをモデリング。
私のタコんぐの釣り方は、ボトムを1m(ハンドル1回転)ほどデッドスローで引き、1~3秒ほど止めを繰り返し。
重たければロッドを煽ってタコかストラクチャーか判断。
この釣り方では根掛かり回避のため、ボトムから5~10cmほど浮かしたい。
そのため浮力全振りな感じの設計です。
CNCで桐板から削り出し。
95mm、厚さ12mm(片面6mm)の設計で、わりとフラットな感じ。
普通のシーバス用ルアーとは違い、結構不思議な形状をしていますが、コレにも色々と考えがあってのことです。
https://twitter.com/DIY_seabass_SA/status/1152534796951646210(URLは動画)
fimoはツイッターの動画貼れないのかー。
手早く完成させたかったので、セルロースセメントどぶ漬けをほとんど行わず、UVレジンに蓄光粉末を混ぜ合わせ、自作の紫外線LEDボックス内でぐるぐる回して硬化。
タコは白いものを餌として認識する傾向があるとかで、ホワイトセルロースセメントの上に蓄光粉末を乗っけています。
今まで陸っぱりやウェーディングでタコを釣ったラパラの改造したルアーが蓄光のレッドヘッドだったため、真っ昼間でも蓄光でぼんやり光るのが良いのかも?と。
このルアーの特徴は、フロントにメタルジグを繋げ、フックはリアのみ。
そのままスプリットリングでフックを繋げてしまうと、フックが寝てしまって根掛かり率がアップしてしまう。
そのためシリコンチューブでルアーと直線になるように半固定し、さらにブレードも追加。
自作のスピンテールでもこのシステムを使っていますが、絡み防止も込みでとても役立ちます。
https://twitter.com/DIY_seabass_SA/status/1152941820101316608(URLは動画)
お風呂でのテストでは、程よい浮力のためボトムギリギリを漂います。
実際の海だと浮力がもう少し高いので、ちょうどフワフワします。
このボトム付近をちょっと浮かんでフワフワすることにより、根掛かり回避や、止めたときに勝手にアピールになります。
急いで完成させた自作タコんぐルアーですが、残念ながら赤潮の到来で周辺は一気に沈黙モードへ…。
そんな中でもウェーディングではタコ釣れました。
ただ前回のような入れ食いには程遠く、シーバス狙いの合間に狙ってなんとか2キャッチ。
根掛かり回避性能はかなり高く、普通に根掛かりしまくるゾーンをボトムズル引き出来るのは嬉しい。
普段ボトムを攻めることがほとんどないため(エイがものすごく多いので…)、ボトムを止めながらでも引けるルアーというのはかなり新鮮。
なかなか可能性を感じることが出来るルアーとなりました。
- 2019年7月24日
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