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ワカメマニア
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▼ プロとアマ、準備と行動
4/28
fimoの三牧くんのお悩み相談から始まった企画
『select 3 lure』
内容はルアーローテーションを繰り返しすぎてルアーの特性を活かしきる釣りができないとかなんとか
ほなみんなでルアー3つ持ってバトル形式にして一緒に悩んだり楽しもうと(^^)
この日は平日なんですけど、みま…オールブルー君は仕事前に釣りに出るって事で前回のバトルでつかなかった決着をつける為に出社前釣行!
偶然市内で泊まりだったもっちーさんも参戦して三つ巴バトルに♪
もう他の2人が丁寧におもしろく書いてくれてるので僕はダイジェストで…
まだ暗いうちに当たればデカいポイントをチェックする
移動開始
まぁ間違いなく釣れるだろうなってポイントまで移動
2投目か3投目で小さいながらもキャッチ
50半ばぐらいのサイズなんで5ポイント
その後が続かずどうしようかなーと考えると『当たればデカいエリア』で釣りしてたもっちーさんから
『バラしたー』とLINEが
焦るなー。なんて呑気に考えてるとすぐに三…オルブル君から釣果画像が…
オルブル君は4ポイントなんでギリギリセーフのいつ抜かれてもおかしくない状況
その後が続かず僅差でなんとか勝てました
ルアー3つの楽しさと難しさを3人で実感して解散(^^)
楽しかったなー♪と仕事に向かいつつ時計を見ると仕事行く前にちょっと釣りできるかも…
急ブレーキの急ハンドルの急加速で朝使ったのとは別の釣果優先の3ルアーを持ってポイントへ
ここは平均サイズがデカくて気に入ってたんですが群れが入れ替わったようで釣っても釣ってもサイズが…
釣れる魚の腹は太ってるのも居たり、ベイトを吐いたりしたのでデカいのも混ざるだろうと際どいコースも通してると、底に沈んだテトラが密集するエリアから黒い影が…
高速で近づいてきたと思ったら水面直下で口を開けるのが見えて反転
ラインにテンションが『ドンッ』と乗ってからフッキング
テトラにラインを絡ませながらいいサイズが丸見えな距離で大きくイヤンイヤンと首振り
強引に引きずり出したいけどすでに十分テンションはかけてる状態でテトラに思いっきり擦られてる状態
魚の進行方向はテトラの洞窟みたいになってるので現状維持がベスト…ひゅんっ
ラインテンションが抜けてフックが外れました(T_T)
針先が甘くて深く刺さってなかったんかもしれん
ラインシステムに自信があればもう少し攻め込んだファイトができた
ウェーダーを履いてれば沈んだテトラに飛び乗って巻かれたテトラを躱せた
ここ最近納得できるようなサイズを掛けてはバラしてを繰り返して、その度に言い訳してきたけど結局原因は…
なんとなく何をすればいいかや簡単にわかるのにボチボチなサイズが簡単にポンポン釣れて気が緩んどったって言うか、舐めとったっていうか、用意が手抜きになってたんですよね
自分より圧倒的に上手い人ならどんな釣りをするんかな
そんな時に僕より圧倒的に釣りの上手い先輩様から電話で
『ワカメくん今日仕事終わったら釣り行こう』
全く時間やなかったです
なんせ今日は嫁の誕生日、焼鳥屋の予約、ケーキの受け取り、ガソリンはE線振り切った空っケツ
けどノータイムで
『はいはい行きますー♪』
普段色々教えてもらったり面白い話聞かせてもらったりシーバスが集会しよる場所に連れて行ってもらったりと、なにかお礼がしたくて何日か前から僕のお気に入りポイントに誘ってたんですが、僕の悩みがピークの日に連絡くれるとか…運命かしら(〃ω〃)
ポイントに到着して水を見ると薄っすら濁りも入って良さそうな感じ
田上さんが用意するのを見ながらバレないように車の裏でコソコソ
田上さんの用意ができたところで全く用意のできてない僕は車の影から姿を現しました
『え、釣りせんの?いや一緒にしようだ!』
『いや、今日は嫁の誕生日でケーキ取りに行く時間が決まっとんで竿振る時間が無いんで見学させてください(^^)』
嘘は言うてません!
けどね、人に物を教わりたい時に横で一緒に竿振んりょったら何も学べませんよ
竿振るフリして横目で盗み見するならいいですけど魚が釣れたりボイルしたら集中力や切れるし学びたい物を見逃しますよ
ホンマに悩んで教えてもらいたい状況なら竿は邪魔
いい感じの言い訳もあって竿を持ってないんで堂々と真後ろから釣りを見学できるんです
キャスト開始から3分もせんうちにド素人の僕とプロの差が…
田上さんの装備はもちろうウェーダー
リーダーは20lb
1投目から魚をキャッチしたんですけど、かなり小さいサイズ
魚をリリースした直後にリーダーをカット…
え?
理由を聞くとちょっとテトラに擦れたと
僕ならリーダー手でチェックして心配になるような傷がなければ余裕で続行です
そこからは田上さんは笑いながら嘘みたいなペースで釣果を重ねて、僕は顔が引きつりながら後ろで見守ってました
で、やっぱり数匹釣る度にリーダーを交換
なんならフックも交換してました
魚が釣りたくて真剣にやるなら当然の事やと思います
僕もそれなりに魚が釣りたいって真剣な思いがあるくせに実際やってる内容な真剣とは言えないお遊びレベルまで下がってました
磯ヒラならリーダーをこまめに変えます
青物を狙う時も同じです
シーバスを舐めたような釣りをしながら悩みは一人前
改めて自分が直さなあかん事を1つずつ考えてみました
次の日にブロガーさん達で作ってるグループLINEに質問してみました
『ジグヘッドでフックが強いんて何ですかね?』
何人かの人からオススメのフックを教えてもらって試してみようと思ったんですけど、やっぱり同じ重さで強度のあるフックって高いんですよ…
そのフックは値上がりする前はずっと愛用してたんでいいんは知ってますけど
高いですよー(T_T)と泣き言を僕が言うと
なにこの人、男前すぎん?
やっぱり真剣にやんりょる人には当たり前な話よな。と自分の質問とか悩み自体が恥ずかしくなって釣りをするならターゲットが何であろうと万全の準備をしようと心に決めつつ、新しい目標や試したい事があったら明日やろうはバカやろう
午後に田上さんに電話して昨日のポイントへ行く約束
気合いの入りすぎた僕は
『今日は僕も竿振りますから!!!』
とちょっとデカめの声で必要のない釣りします宣言
悩んで相談して、使うであろうルアー達とロッドパワーからリーダーは4〜6号フロロ
悩みまくった結果、6号では勉強にならん
4号でやれる事やり切って負けたらほれは『お勉強』ってやつ
初心に返ってできる限りの準備をしました
電柱にPEを結んで畑を歩いて、グイグイとテンションかけてPEの強度チェック
ラインには十分にシリコンを吹きながら巻き直し
ロッドの継ぎ部分にはアロマキャンドル塗りたくって
偏光は洗って綺麗に拭き上げ
ネットのジョイントにはフッ素とシリコンのダブルコート
リーダーは手持ちの中で最高スペックの物を丁寧に丁寧にFGで組み上げて
装備はストッキングウェーダーにフェルトスパイクの磯靴
万全の状態で決戦の舞台へ。
気合が入りすぎてデカいんが潜んでそうなポイントだけをピンポイントで打って回ります
キャスト精度も波の読みもかなりハマる!
これはいける!
そんな気合と殺気十分の僕に魚はなかなかヒットせず隣で広く探る田上さんはゆっくりながらもキッチリと釣果を出していきます
さすがにノーバイトは辛くなってワームをセット
キャストを中断して周りを見てると沖の潮目付近に鳥が寄ったような気がして流れの上流側にキャスト
ちょうど潮目に差し掛かった辺りで念願のバイト
けど乗らず…
またバイト….乗らず…
ワームがズレて戻ってくるので小さい魚がアタックしてきたのか確認したくてワームを手でカットしてバイトのあった辺りにキャスト
まさかの癒し系アイドル
けどこいつが表層まで上がってるなら…
エソはポイントのバロメーター
相変わらず小型ながらポンポンと魚をヒットさせる大先輩を見ながらレンジやコースを変えてサイズアップを狙います
色々試しながら立ち位置とキャストする方向を大きく変えて当たりがある場所で少しずつレンジを深く…深く…
お、ちょっとレンジ入れたとこで当たった♪
お、けっこう引く!これサイズアップしたかも
『ちょっとマシなサイズになったかもしれません』
上がってきたんはプチサイズ…
何もなかったようにコソっと写真撮って即リリース
その小さいのが群れるレンジは無視して食い上げようとする魚が潜んでるであろうもう1つ下のところに
シンペンやワームから始まって、ミノー、ローリングベイト、ディープミノー、最後は鉄板で中層から徐々にレンジを入れる作戦をスタート
流れが強くなるコースなのでなかなか沈めにくいなーと思いながら中層のちょっと下を変なアクションで誘ってると『ゴツ』とそんなに派手ではない当たりが
さっき小さい魚を確認してるので落ち着いてラインを巻き取ってからシッカリとフッキング
流れが絡んでるせいで重めの引き抵抗
お、楽しいぞ(^^)
ギュ、ギュギュ…
おー引く引く♪
ジリ…ジリリリリ…
おードラグまで出よるわ(^^)
ギュンギュンギュン
なれ?
田上さんはこっちや見るヒマもなく立て続けに魚をヒットさせてるので久しぶりの僕のヒットに気付いてなくて
若干焦ってきたもののプチサイズをちょっといいかもと勘違いした直後
『ダ、ダ、ダ、ダブルヒットですね』
と、こっちを向いてほしくて声をかけてみましたけど田上さんもヒット中のランディング手前
あと少しで魚体が見えるかもってところで本領発揮する魚さん
『ちょっとサイズ上がりましたぁぁあああ』
とロッド曲げられながら半泣きでやっとサイズがいいと確信
沖の時点では大したサイズでないだろうと思って落ち着いた丁寧なファイトをしていたので多少なり弱ってるだろうと思ったのにテトラ帯に寄ると仙豆食ったみたいにギャンギャン暴れて…
ギシギシギシギシ
ラインが何かを擦る独特の摩擦感が(T_T)
とりあえずそのままキープして様子をみます
このまま暴れて戻ってこい!
テンションを抜くには戻る方向に泳ぐしかないぞ!
そんな望みも通じずテンションは一定
ならラインをフリーにするまでよ!とベールを起こしてラインを出して波の引いたタイミングでラインが漂うのを確認してからファイト再開!!
直後にまたギシギシ…
早速おでましですか
昨日までの俺には獲れんかった賢い魚
試したい事は色々あったけど早速試させていただきましょう!
ラインが走る先には沈んで黒い影が見えて、その影までの間に完全に沈んでテトラがいくつかあります
潮は上げ7部ぐらい
ガンガンと波が当たってきて、沈んだテトラを目視した直後には波が当たって見えんくなる
よーく狙って右足を置く位置と左足を置く位置を確認
左足を前にして右足で踏ん張れる位置
潮が大きく引いたタイミングやと後から大きく波が来るんで引くタイミングは待たずに沈んだままのテトラに飛び移りました
ドラグを緩めて波を受けながらロッドを水中深くまで入れてラインを巻き取って指ドラグでスプールをロック
テトラの右を回って左に走ったと思っていたんですが、テトラのあるだろう位置で大きく左右にロッドを振ると真下にラインが走ってました
意味がわからずロッドを右に振って巻くと微動だにせず…
左に振ってロッドを曲げると下の方向から
…ふわっ
青物が激しく抵抗した直後に頭をこっちに向けた感じのあのふわってやつ
テトラを抜けた!!!
多分テトラの左側を通ってUターンするようにテトラの下に潜り込んでたんだと思います
そこから思いっきりラインを巻いて指ドラグでロックしてドラグ締めこんで思いっきりポンピングして魚を浮かせました
そんなにデカいわけではないです
けど、ずっとこのシチュエーションで獲れなかったんです
苦労して悩んで準備して獲れたらもう嬉しすぎて
キャッチして離れた場所で蘇生させてると白人男性が話しかけてきました
普段の僕ならガンガン適当な英語で会話を試みるんですが、今日は
『シーバス!ワカル?グッサーイズ!ツリ タノシイ オレ イマ ハッピー』
その白人さんは普通に日本語できるっぽくて逆にウットリ顔でカタコトの僕が頭弱い子みたいな空気に
もしかしたら今から時合なんかもと思いましたけど、この後に釣りするよりも釣れたコイツを愛でたかったんで釣果はショボかったけど大満足で終了としました
田上さんから色んな楽しい話を聞かせてもらってお別れした後で1人こっそりコインランドリーの駐車場に車を停めてリーダーの確認
滅多に『この道具でないと獲れん』みたいな事は言いませんけど今日の魚はこのリーダーでなかったら絶対に獲れてなかった
チリチリのちぢれ毛みたいになって真っ白になっても所々黒くなって、ほれでも切れんかった
ダラダラ適当にやって簡単に釣れる釣りも好き!
けどゲーム性があって苦労して釣れた魚はやっぱり嬉しい(^^)
最高かよ?最高でした
fimoの三牧くんのお悩み相談から始まった企画
『select 3 lure』
内容はルアーローテーションを繰り返しすぎてルアーの特性を活かしきる釣りができないとかなんとか
ほなみんなでルアー3つ持ってバトル形式にして一緒に悩んだり楽しもうと(^^)
この日は平日なんですけど、みま…オールブルー君は仕事前に釣りに出るって事で前回のバトルでつかなかった決着をつける為に出社前釣行!
偶然市内で泊まりだったもっちーさんも参戦して三つ巴バトルに♪
もう他の2人が丁寧におもしろく書いてくれてるので僕はダイジェストで…
まだ暗いうちに当たればデカいポイントをチェックする
移動開始
まぁ間違いなく釣れるだろうなってポイントまで移動
2投目か3投目で小さいながらもキャッチ
50半ばぐらいのサイズなんで5ポイント
その後が続かずどうしようかなーと考えると『当たればデカいエリア』で釣りしてたもっちーさんから
『バラしたー』とLINEが
焦るなー。なんて呑気に考えてるとすぐに三…オルブル君から釣果画像が…
オルブル君は4ポイントなんでギリギリセーフのいつ抜かれてもおかしくない状況
その後が続かず僅差でなんとか勝てました
ルアー3つの楽しさと難しさを3人で実感して解散(^^)
楽しかったなー♪と仕事に向かいつつ時計を見ると仕事行く前にちょっと釣りできるかも…
急ブレーキの急ハンドルの急加速で朝使ったのとは別の釣果優先の3ルアーを持ってポイントへ
ここは平均サイズがデカくて気に入ってたんですが群れが入れ替わったようで釣っても釣ってもサイズが…
釣れる魚の腹は太ってるのも居たり、ベイトを吐いたりしたのでデカいのも混ざるだろうと際どいコースも通してると、底に沈んだテトラが密集するエリアから黒い影が…
高速で近づいてきたと思ったら水面直下で口を開けるのが見えて反転
ラインにテンションが『ドンッ』と乗ってからフッキング
テトラにラインを絡ませながらいいサイズが丸見えな距離で大きくイヤンイヤンと首振り
強引に引きずり出したいけどすでに十分テンションはかけてる状態でテトラに思いっきり擦られてる状態
魚の進行方向はテトラの洞窟みたいになってるので現状維持がベスト…ひゅんっ
ラインテンションが抜けてフックが外れました(T_T)
針先が甘くて深く刺さってなかったんかもしれん
ラインシステムに自信があればもう少し攻め込んだファイトができた
ウェーダーを履いてれば沈んだテトラに飛び乗って巻かれたテトラを躱せた
ここ最近納得できるようなサイズを掛けてはバラしてを繰り返して、その度に言い訳してきたけど結局原因は…
なんとなく何をすればいいかや簡単にわかるのにボチボチなサイズが簡単にポンポン釣れて気が緩んどったって言うか、舐めとったっていうか、用意が手抜きになってたんですよね
自分より圧倒的に上手い人ならどんな釣りをするんかな
そんな時に僕より圧倒的に釣りの上手い先輩様から電話で
『ワカメくん今日仕事終わったら釣り行こう』
全く時間やなかったです
なんせ今日は嫁の誕生日、焼鳥屋の予約、ケーキの受け取り、ガソリンはE線振り切った空っケツ
けどノータイムで
『はいはい行きますー♪』
普段色々教えてもらったり面白い話聞かせてもらったりシーバスが集会しよる場所に連れて行ってもらったりと、なにかお礼がしたくて何日か前から僕のお気に入りポイントに誘ってたんですが、僕の悩みがピークの日に連絡くれるとか…運命かしら(〃ω〃)
ポイントに到着して水を見ると薄っすら濁りも入って良さそうな感じ
田上さんが用意するのを見ながらバレないように車の裏でコソコソ
田上さんの用意ができたところで全く用意のできてない僕は車の影から姿を現しました
『え、釣りせんの?いや一緒にしようだ!』
『いや、今日は嫁の誕生日でケーキ取りに行く時間が決まっとんで竿振る時間が無いんで見学させてください(^^)』
嘘は言うてません!
けどね、人に物を教わりたい時に横で一緒に竿振んりょったら何も学べませんよ
竿振るフリして横目で盗み見するならいいですけど魚が釣れたりボイルしたら集中力や切れるし学びたい物を見逃しますよ
ホンマに悩んで教えてもらいたい状況なら竿は邪魔
いい感じの言い訳もあって竿を持ってないんで堂々と真後ろから釣りを見学できるんです
キャスト開始から3分もせんうちにド素人の僕とプロの差が…
田上さんの装備はもちろうウェーダー
リーダーは20lb
1投目から魚をキャッチしたんですけど、かなり小さいサイズ
魚をリリースした直後にリーダーをカット…
え?
理由を聞くとちょっとテトラに擦れたと
僕ならリーダー手でチェックして心配になるような傷がなければ余裕で続行です
そこからは田上さんは笑いながら嘘みたいなペースで釣果を重ねて、僕は顔が引きつりながら後ろで見守ってました
で、やっぱり数匹釣る度にリーダーを交換
なんならフックも交換してました
魚が釣りたくて真剣にやるなら当然の事やと思います
僕もそれなりに魚が釣りたいって真剣な思いがあるくせに実際やってる内容な真剣とは言えないお遊びレベルまで下がってました
磯ヒラならリーダーをこまめに変えます
青物を狙う時も同じです
シーバスを舐めたような釣りをしながら悩みは一人前
改めて自分が直さなあかん事を1つずつ考えてみました
次の日にブロガーさん達で作ってるグループLINEに質問してみました
『ジグヘッドでフックが強いんて何ですかね?』
何人かの人からオススメのフックを教えてもらって試してみようと思ったんですけど、やっぱり同じ重さで強度のあるフックって高いんですよ…
そのフックは値上がりする前はずっと愛用してたんでいいんは知ってますけど
高いですよー(T_T)と泣き言を僕が言うと
なにこの人、男前すぎん?
やっぱり真剣にやんりょる人には当たり前な話よな。と自分の質問とか悩み自体が恥ずかしくなって釣りをするならターゲットが何であろうと万全の準備をしようと心に決めつつ、新しい目標や試したい事があったら明日やろうはバカやろう
午後に田上さんに電話して昨日のポイントへ行く約束
気合いの入りすぎた僕は
『今日は僕も竿振りますから!!!』
とちょっとデカめの声で必要のない釣りします宣言
悩んで相談して、使うであろうルアー達とロッドパワーからリーダーは4〜6号フロロ
悩みまくった結果、6号では勉強にならん
4号でやれる事やり切って負けたらほれは『お勉強』ってやつ
初心に返ってできる限りの準備をしました
電柱にPEを結んで畑を歩いて、グイグイとテンションかけてPEの強度チェック
ラインには十分にシリコンを吹きながら巻き直し
ロッドの継ぎ部分にはアロマキャンドル塗りたくって
偏光は洗って綺麗に拭き上げ
ネットのジョイントにはフッ素とシリコンのダブルコート
リーダーは手持ちの中で最高スペックの物を丁寧に丁寧にFGで組み上げて
装備はストッキングウェーダーにフェルトスパイクの磯靴
万全の状態で決戦の舞台へ。
気合が入りすぎてデカいんが潜んでそうなポイントだけをピンポイントで打って回ります
キャスト精度も波の読みもかなりハマる!
これはいける!
そんな気合と殺気十分の僕に魚はなかなかヒットせず隣で広く探る田上さんはゆっくりながらもキッチリと釣果を出していきます
さすがにノーバイトは辛くなってワームをセット
キャストを中断して周りを見てると沖の潮目付近に鳥が寄ったような気がして流れの上流側にキャスト
ちょうど潮目に差し掛かった辺りで念願のバイト
けど乗らず…
またバイト….乗らず…
ワームがズレて戻ってくるので小さい魚がアタックしてきたのか確認したくてワームを手でカットしてバイトのあった辺りにキャスト
まさかの癒し系アイドル
けどこいつが表層まで上がってるなら…
エソはポイントのバロメーター
相変わらず小型ながらポンポンと魚をヒットさせる大先輩を見ながらレンジやコースを変えてサイズアップを狙います
色々試しながら立ち位置とキャストする方向を大きく変えて当たりがある場所で少しずつレンジを深く…深く…
お、ちょっとレンジ入れたとこで当たった♪
お、けっこう引く!これサイズアップしたかも
『ちょっとマシなサイズになったかもしれません』
上がってきたんはプチサイズ…
何もなかったようにコソっと写真撮って即リリース
その小さいのが群れるレンジは無視して食い上げようとする魚が潜んでるであろうもう1つ下のところに
シンペンやワームから始まって、ミノー、ローリングベイト、ディープミノー、最後は鉄板で中層から徐々にレンジを入れる作戦をスタート
流れが強くなるコースなのでなかなか沈めにくいなーと思いながら中層のちょっと下を変なアクションで誘ってると『ゴツ』とそんなに派手ではない当たりが
さっき小さい魚を確認してるので落ち着いてラインを巻き取ってからシッカリとフッキング
流れが絡んでるせいで重めの引き抵抗
お、楽しいぞ(^^)
ギュ、ギュギュ…
おー引く引く♪
ジリ…ジリリリリ…
おードラグまで出よるわ(^^)
ギュンギュンギュン
なれ?
田上さんはこっちや見るヒマもなく立て続けに魚をヒットさせてるので久しぶりの僕のヒットに気付いてなくて
若干焦ってきたもののプチサイズをちょっといいかもと勘違いした直後
『ダ、ダ、ダ、ダブルヒットですね』
と、こっちを向いてほしくて声をかけてみましたけど田上さんもヒット中のランディング手前
あと少しで魚体が見えるかもってところで本領発揮する魚さん
『ちょっとサイズ上がりましたぁぁあああ』
とロッド曲げられながら半泣きでやっとサイズがいいと確信
沖の時点では大したサイズでないだろうと思って落ち着いた丁寧なファイトをしていたので多少なり弱ってるだろうと思ったのにテトラ帯に寄ると仙豆食ったみたいにギャンギャン暴れて…
ギシギシギシギシ
ラインが何かを擦る独特の摩擦感が(T_T)
とりあえずそのままキープして様子をみます
このまま暴れて戻ってこい!
テンションを抜くには戻る方向に泳ぐしかないぞ!
そんな望みも通じずテンションは一定
ならラインをフリーにするまでよ!とベールを起こしてラインを出して波の引いたタイミングでラインが漂うのを確認してからファイト再開!!
直後にまたギシギシ…
早速おでましですか
昨日までの俺には獲れんかった賢い魚
試したい事は色々あったけど早速試させていただきましょう!
ラインが走る先には沈んで黒い影が見えて、その影までの間に完全に沈んでテトラがいくつかあります
潮は上げ7部ぐらい
ガンガンと波が当たってきて、沈んだテトラを目視した直後には波が当たって見えんくなる
よーく狙って右足を置く位置と左足を置く位置を確認
左足を前にして右足で踏ん張れる位置
潮が大きく引いたタイミングやと後から大きく波が来るんで引くタイミングは待たずに沈んだままのテトラに飛び移りました
ドラグを緩めて波を受けながらロッドを水中深くまで入れてラインを巻き取って指ドラグでスプールをロック
テトラの右を回って左に走ったと思っていたんですが、テトラのあるだろう位置で大きく左右にロッドを振ると真下にラインが走ってました
意味がわからずロッドを右に振って巻くと微動だにせず…
左に振ってロッドを曲げると下の方向から
…ふわっ
青物が激しく抵抗した直後に頭をこっちに向けた感じのあのふわってやつ
テトラを抜けた!!!
多分テトラの左側を通ってUターンするようにテトラの下に潜り込んでたんだと思います
そこから思いっきりラインを巻いて指ドラグでロックしてドラグ締めこんで思いっきりポンピングして魚を浮かせました
そんなにデカいわけではないです
けど、ずっとこのシチュエーションで獲れなかったんです
苦労して悩んで準備して獲れたらもう嬉しすぎて
キャッチして離れた場所で蘇生させてると白人男性が話しかけてきました
普段の僕ならガンガン適当な英語で会話を試みるんですが、今日は
『シーバス!ワカル?グッサーイズ!ツリ タノシイ オレ イマ ハッピー』
その白人さんは普通に日本語できるっぽくて逆にウットリ顔でカタコトの僕が頭弱い子みたいな空気に
もしかしたら今から時合なんかもと思いましたけど、この後に釣りするよりも釣れたコイツを愛でたかったんで釣果はショボかったけど大満足で終了としました
田上さんから色んな楽しい話を聞かせてもらってお別れした後で1人こっそりコインランドリーの駐車場に車を停めてリーダーの確認
滅多に『この道具でないと獲れん』みたいな事は言いませんけど今日の魚はこのリーダーでなかったら絶対に獲れてなかった
チリチリのちぢれ毛みたいになって真っ白になっても所々黒くなって、ほれでも切れんかった
ダラダラ適当にやって簡単に釣れる釣りも好き!
けどゲーム性があって苦労して釣れた魚はやっぱり嬉しい(^^)
最高かよ?最高でした
- 2017年4月30日
- コメント(10)
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登録ライター
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1号でも、ほかの1.5号くらい信頼して使ってました。
なのに、シーバスではリーダーをケチってしまってます( ´Д`)
真剣に狙うなら、タックルも真剣にせないかんですね!
勉強になりました(о´∀`о)
シータカ
徳島県