癖強ルアーを愛してみた 【ロリべシャッド】

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今までに無かった部分を埋める最高の癖強ルアー

Tacklehouse/ローリングベイトシャッド 〈RBS80〉




【ファーストインプレッション】

はいはいローリングベイトでハイピッチロールね、早巻きでしょ?

 

 

…ファッ!?

 

 

ローリングベイトの血統から早巻き耐性高めで適当にブルブル抵抗を感じながら巻いてればいいんだろうと思ったら全然違った

 

まず巻く速度が速すぎると簡単に水面を割る

 

遅すぎるとローリングせずにお尻をバタバタと振って変なシンペンみたいになる

 

 

これは…巻きで使うルアーなのか???


このファットなお尻と大きめのツノが発生させる抵抗がなかなかに大きい

 

 

【先入観をリセット】

 

まず「このルアーはローリングベイトシリーズだ」という事を忘れて新種のルアーだと思って観察してみた

 

 

色んな速度で巻く

アップとダウンを試す

カーブフォールさせたりジャークしてみる

 

ふむふむ。

 

 

 

 

【多彩なアクション】

 

・スローではお尻を強く振る

・速度を合わせてやるとハイピッチローリングしながら少しS字蛇行する

・早巻きやジャークするとレンジがどんどん上がる

・カーブフォールさせると綺麗なS字軌道で落ちてく

・フリーフォールは若干イレギュラー気味にS字起動

ふむふむ。

 

 

 

 

【使ってみた】

 

アクションや特性を把握した上で合いそうなシチュエーションの釣り場をランガン

 

 

 

シチュエーション①  "流れの速い明暗"

 

明暗の上流側に投げていつも通りドリフトさせてく

 

1番美味しい明暗の境の"手前"まで普通に巻いてレンジを上げも下げもせずに連れて行って、そろそろシーバスの意識が向くであろう範囲に入った所で大きめにリフト

 

超強めの抵抗感を感じ、そこからロッドを立て気味のまま固定

なるべくナチュラルに、フックやリーダーの存在感が消えてファットなお尻が水流を縫うように落としていくとバイト

 

釣れた魚はルアーを頭から吸い込んでたりハーモニカで咥えている

 

 

 

 

ローリングベイトって言うよりオ〇ルのS〇Mか!

 

 

 

 

じゃあオ〇ルとの使い分けはー?って投げ込んでくとロリべシャッドの方が多彩というか不安定というか、限定的というか特化というか…言い方が難しいけど使用するシチュエーションとして流れが強い日や大場所がオグル、緩い流れや止水や小場所でロリべシャッドという風に分けた

 

 

 

じゃあ巻きで使えないのかというと独特なアクションと、そのアクションを引き出す速度域がなかなか限定的で出番を探してたら思いっきりハマるベイトがいた!

 

 

サッパとマブナ!

 

多分コノシロにもかなりハマるだろうと思うんですけどシーバスがコノシロを追ってる状況に出会えず未確認

 

 

サッパについてるシーバスには元々オグルを使ってたんですけど、これはオグルより確実に反応が良かったです

 

 

 

あと他のルアーの追随を許さず最高にハマったのがマブナを偏食してる日

 

 

よく小規模河川や水門周りにいる10cm前後の小鮒ではなく、15~20cmのフナを食ってる時にドハマりした!


ただ巻きで速度域の違いでアクションの変わる事を上手く利用すると、速めに巻いてS字ローリング→お尻バタバタの変則リトリーブになりミノーでいうところの姿勢を崩すと同じような食わせの間になった

 

万能と特化は真逆の意味で、両方にメリットがあると思いますが僕はこの癖強ルアーが無くてはならない必須ルアーとなりました

 

 

特にヒイラギとイナッコを食ってる時は殿堂入りスタメンルアーのTDバイブを抜いたんではなかろうかと俺の中で話題。













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