私は、春(バチ時期)はトップしか使いません。

秋にもトップばかり使ってます。

元から冬はやりません。

今年・昨年と夏は殆ど釣りしてません。


そして気付きました。



釣りの8割がトップじゃねーか(爆)



そんなトップ馬鹿な私。

傍から見たら、多種多様なトップを使い分けてやってるように見えるでしょう。

そこで冷静になって、使ってるルアーを見てみました。


バチ時期：廃盤トップ１・廃盤トップ２
秋 ：レッドペッパー・廃盤トップ



4つしか使ってねーじゃねーか(爆)
(しかも3つは廃盤だし(泣))



という事で、今後私の様な悪い大人になりそうな方の為に、トップとは何ぞやという話でも。


先ずトップの魅力は何？と聞かれたら、端的に言えば
・視覚
・聴覚
・触覚
全てが楽しめる、唯一のジャンルであると答えます。

勿論、何の前触れもなく腕に衝撃が走るシンキングの釣りを否定するつもりもありません。が、

視覚で言うなら、ルアーのアクションであり、捕食シーン。
聴覚で言うなら、捕食(ルアー)音。
触覚で言うなら、バチ時期のタダ巻きに始まり秋の操作。そしてバイトの感覚からファイトまで。

他のルアーでは殆ど触覚のみ。水面直下で捕食時の水面の盛り上がり位。

なので、1粒で3度美味しいトップに走ってしまうのは、私の性格上仕方のない事。

未だにシンペン全盛のシーバス業界ではあるが、トッププラグも幾つか出てる。

それらを全て揃えようとすると、やはりそれなりの散財になってしまう。

勿論私も、（時にはメーカーに騙されながらも）色んなトップを買ってきました。



そこで



無駄金使わない シンプルに組み立てる為にはどうしたら良いかを書いてみようかと。


先ず、トップは基本2*2の4パターンしかありません。他にあるのは、売り手の都合だけですw

それは

・動くか動かないか
・スケーティングかドッグウォークか

上は春・下は秋のルアーですが、これだけあれば完結します。

春物に関して言うと、メーカーが曳波謳ってるくせに沈むルアーが沢山ある為、今回は割愛。

秋物については、結構解り易いので書いてみましょう。


両者の違いは、単にアクション。

細かく動かしたければドッグウォーク、大きく動かしたければスケーティング。

なので、お好きなの、又は両者を各々1ヶ持っておけばOK。

専用品（？）ならば、速く/遅く・大きく/小さくはロッド操作で幾らでも対応可能。

因みに、スケーティングプラグでのドッグウォークも可能ですが、無理矢理使う分制約も出てくる

自分的には活性高い時はスケーティング/活性不明や低活性時にはドッグウォークで使い分けます。

では、トップを使い慣れてない方は、店でどう選べば良いか。

先ずは気になったルアーのクリアカラーを探して下さい。

そして先ずは、ウェイトの位置を見て下さい。

ドッグウォークは、垂直姿勢が基本。その為、基本リアのみにウェイトが入ってます。

時折カウンターウェイトが入ってますが、それは極僅かです。

逆にスケーティングの場合は水平姿勢が基本なのでリアとフロント、もしくはリア寄りセンターにウェイトが入ってます。

時折フロントボディの肉厚で重量を稼いでるのもありますが、その場合はリアのウェイトが小さいので判ります。

それで基本アクションが判ります。

後は見た目的な問題ですが、頭が尖ってると動きがクイックに、丸いとスローになります。

それ以外は好きなメーカー・色・サイズ等で決めれば良いかと。

特に淡水用には多くのトップルアーがあるので、そちらから選んだほうが良いかも知れません。

もし気に入ったルアーが思ったようなアクションをしない場合は、多少のチューンで劇的に変わるのも面白い部分。

基本リアを軽くすれば動きが大きくなるし、フロントを重くすれば小さくなる。

ここで注意しなければならないのは、浮力とのバランス。

使うフィールドの水の比重によって、ボディ浮きの量が全く変わります。

なので、その比重に合ったバランスをリングやフックで調整する必要があります。

ここで注意しなければならないのは、静止した状態だけで判断しない事。

特に重くする時が要注意で、アクションすると潜ろうとする形状の物もあります。

また、流れの強弱によっても変わってくるので、現場で何度も通してチェックした方が良いでしょう。


これ位意識しておけば、超ローコストでトップゲームを堪能出来るかと思います。


んで、何故こんなログを上げたかというと、先日とあるポイントでトップやってる人が居ました。

この場所は知る人ぞ知るトップポイントで、先行者でトップを投げてるのを見た事が無い。

やってる 物好き のは、私と知り合いのみ（爆）

ただ、人が普通に通れる場所なので、見てりゃトップやってるのは判る。

それを見てかどうかは不明だが、一生懸命トップを投げている。

勿論それはトップジャンキーとしては嬉しい限り。


ですが


トップの使い方が全くなってない。というか使い切れてない。

にも拘らず、色々とローテをして悪戦苦闘し、挙句の果てにはスピニングでバックラッシュw

あ、ここで草生やしてはいけませんね。

途中で引き上げましたが、結局1バイトすら貰えてませんでした。


トップはロッド操作が全てなのだが、各々のルアー癖によって操作方法が全然変わってくる。

なので、下手に手を広げて無駄に散財だけするよりも、一つのルアーを意のままに操作出来るようになれば…


もっともっとシーバスは釣れます（笑）