技術か偶然か

えー、先ずこのログを書く前に一言だけ言わせて下さい。





すいませんでしたっっ(平謝)





前回罵倒したからと言って、メーカー(や本部)から変な圧力が掛かった訳ではありません。

どういう事かというと


このラインは白だわ


これだけじゃ、何言ってるか判らんでしょうね。

いえね、提供品を頂いたからには、どうあってもインプレしない訳にはいかん。

って事で、晴れた休日の昼1時間程フィールドに出て使ってみた訳ですよ。

どーせライン見えないから、まともに釣りなんて出来る訳ないだろうと。

ところが…


見える


ええ、偏光グラス掛けようが裸眼だろうが、ちゃんと見える。

流石に新品の白ラインよりは若干見にくいが、若干使い込んで薄汚れたシーバスPEパワーゲーム位の感じ。

どういう事かというと



リールに巻かれているのは間違いなく赤(っつーか濃いピンク)なのだが、ラインに光沢があり光を反射する。

ガイドに向かって出ている部分を見ると、明らかに白くなって(見え)るでしょ?

それが、そのまま水面にある感じ。

なので、色弱な自分にも全く問題なく使えるのだ。

リールに巻いてる最中、妙にツヤツヤしたコーティングだなと思ったが、こういう事になるとは…


流石、シーバスPEパワーゲームの名を冠するラインだわ(ヨイショw)


これが意図されてたのか、それとも偶然の産物か…

前者だとしたら、(私にとっては)凄い技術革新と感じる。

ただ、疑問点も幾つかある。

使い込んでいき、コーティングが剥げて光沢が無くなったらどうなるか?

いやいや、そうしたら色が白っぽくなるはずだから、そうしたら尚更見やすいでしょ♪

ま、これはある程度使い込んでから検証してみましょう。

それと、元々この色にしたコンセプト。

赤なら曝しの中でも見やすいという事だったが、これじゃ変わらないんじゃない?と。

それならパワーゲームのままでも良かったじゃんと。

まあ、健常者には赤く見えるのかも知れないので、これは心の中にしまっておきましょう(しまってないって?笑)


で、時系列的には戻ってしまうが、先ずは開封してラインを観察。

比較検証の形になるので、これ以降シーバスPEパワーゲームは「パワーゲーム」/シーバスPEパワーゲーム・デイタイムX8は「デイタイム」と表記します。

先ずは太さだが、デイタイムの方が若干細い?

ただ、これは白が膨張色というのもあるかも知れんが…(わずかだが細く見える)

で、どうにも腑に落ちないのでこういう事をしてみると、それが明らかになる。



うん、確かに細いw

つまり、デイタイムの方が(やや強めに)コーティングで固められてる分、真円を維持し易いのだと思う。

なので、パワーゲームの方が扁平になった分太く見えるのか。

ただこれ、ある意味凄いアドバンテージではないかと。

ファイト中もガイドでラインが潰されにくい=抵抗が少ない=ラインへの負担が減る、と。

当然キャストについても、放出抵抗は減るはずなので、理論上は飛距離が上がる(はず)。

これは一つ検証ポイントになるだろう。

因みに編み込みピッチは共に0.8㎜だったので、同じような編み方をされてると思われる。


さて、そのコーティングだが、その分だけ若干硬さはあるが、ハードコートラインと違い「パリパリ感」は無い。

パワーゲームは「ハリ」というより「若干のコシ」がある感じだが、デイタイムはそのコシを強くした感じ。

なので折り曲げると折癖がつくような感じではない。

そしてそのコーティングだが、パワーゲームは「スベスベ」なのに対し、デイタイムX8は「ツルツル」。

これは明らかに「飛ぶ」タイプのコーティング。

剥げると明らかに飛距離が落ちるタイプのコーティングとも言えるがw

指で何度か擦ってみると、指自体が滑るようになる。

って事は、結構簡単に剥げるのかな?

そのを確かめるのは簡単で、リールに巻いてどれ位ガイドに残るか。

アルコールと溶剤使ってガイドを綺麗にした上で、150m分一気に巻き取ると




こんな感じ。

まあ落ちるよねw

ただ、(最近使ってるコーティングラインがこれ位しかないので、槍玉に挙げるのは心苦しいが)D○ELのよりは全然落ちてない。

繊維っぽく残ってるって事は、テフロン系のコーティングなのかな?

それか染色した繊維が削れてるのか。

これは素人じゃ判断出来ません。

実際に使い込んでみれば、染色の度合いも判るし、それでコーティングの質も判るかと。


って事で、取り敢えず準備~ちょっと使った状態で判った事は以上です。

これまでの要素では、コーティングのデメリットは余り出なさそうな雰囲気はある。

何より色がいい!w

私が以前プロデュースしたルアーカラーが「ラトピンク」。

その名の通り、ピンクの発色にはかなりの拘りを出した(っつっても、確認したのはぷりちーさんだが(爆))。

健常者にはどう見えるか判らないけど、私的にはこのラインは紫ピンクに見える。

そう、ラトピンクで出したかった色と同系統♪

これから暫くはデイでやれる時間は無いので、(メーカーの思惑とは違うが)夜に使い続けてみて、再度インプレしようと思います。

 

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