シーバスPEパワーゲーム/ナイトタイムX8?

さて、前ログで書いた通り、ラインに対しての偏見は消えた。

が、肝心なのは使い勝手。

見えるだけのラインならば幾らでもある。

真の意味で「シーバスPEパワーゲーム」の名を冠する価値があるかどうか。

本来ならばデイでやらねばならぬのだろうが、こと湾奥シーバスにおいては、昼も夜もやる事は一緒。

デイでやれる時間は取れそうもないので、ラインの本質を知るだけならナイトでも構わないだろうと。

という事で、一時間程勝手知ったる小場所で試し釣りしてみる。


前日からの雨の影響か、ゴミは結構流れて濁りもかなりある。

ベイトは皆無で、生命感は殆ど無い。

魚が居るとそこばかり狙ってしまうので、そういう意味では絶好のテスト日和。

先ずはショートレンジ(30m前後)でのキャストを繰り替えし、細かいロッド操作をしながらルアーアクションへの影響を見る。

次にミドルレンジ(45m程度)&テクニカルキャストでキャストの再現性を見る。

ロングレンジ(60m前後以上)は、手首の状態が思わしくないので今回は割愛(爆)


今回も、シーバスPEパワーゲームは「パワーゲーム」/シーバスPEパワーゲーム・デイタイムX8は「デイタイム」と表記します。


先ずはテストの前に、一度キャストして水面を見る。


見える!(笑)


常夜灯が無くても、私のやっているポイントはビルに囲まれている為、何処へ行っても少なからず明かりはある。

するとそれを反射して、困らない程度にラインは見える。

(因みに、帰りに自社ビルの横の狭い隙間に入って確認したら、全く見えなかった(爆))

まあ、あくまで「デイ用」なので、これは評価外だろう。


ショートレンジに関して言うと、ルアーの速度は殆ど変わらず。

ただ、若干伸びがあるかな?という感じ。

伸びというのはラインの伸びじゃなくて、失速位置が若干先というか。

着水の直前に、もう一伸びする感じ。

まあ、これはコーティングの恩恵だろう。

これのメリットとしては、より軽いキャストでも同じ場所に届くという事。

より軽く投げられる為、もう一段階精度を上げられる。

…まあ、ホント誤差レベルだけど、それが大切になるシーンと言うのは多々ある。

相反するデメリットは、壁際に落とそうとして今までの感覚でいくと、壁に直撃しますw

何度かキャスト確認した後、今度はルアーのアクションを見るが、全くパワーゲームと変わらない。

比重という部分でも、全く違和感は起こらない。

というか、一つ面白い点に気付いた。

少し使っただけなのだが、ラインのコシが無くなった(爆)

念の為フックに絡めたりして試したが、まるでパワーゲーム(笑)

これは濡れたからなったのか、あっという間にコーティングが剥がれたのかは、一度完全に乾いてからチェックしてみる事にする。

因みに、色は全く落ちてないw


あ、そうそう。メーカーのHPには「カッチ色」と書かれているけど、それは断固否定w

カッチ色とはタンニンが酸化した色らしいが、その色とは似ても似つかん。

何故そんな事が言えるのか?

だって、ウチの会社で柿渋やらタンニンやら売ってるもんw

売ってるって事は、使ってる現場も見てる訳で。

俺ですら色の違いが判断が出来るんだから、普通の方なら明らかに違うのが判るはず。

なので、文字からのイメージでは判断しない方がよろしいかと。


話が逸れました。

一通り納得するまでやったので、次はミドルレンジ。

オープンエリアならば、この距離は最も苦労しない。

が、私のやってる場所はロストワールド(爆)

僅かなミスが即ロスト(または破損)する為、最も神経を使う。

早速やってみると


怖えぇ~~~


決まる時は気持ちよく入っていくのだが、物凄いバラつく。

その理由は明白。

コーティングの滑りのせいで、リリースポイントがホント僅かだがズレるのだ。

「すっぽ抜け」まではいかないが、リリース直前に明確に「ズルッ」といく感覚があり、それが原因で少し躊躇してしまう。

ただ、決まる時は気持ちよく入っていくので





こんな感じで2キャッチ(3バラシ)

取り敢えずロストしても良いヤツを使ったのは内緒(爆)

その後の予定があったので、これで納竿とした。


実釣テスト初日ではあるが、正直使い勝手は悪くない。

というか、指の滑り以外は全く支障が無かった。

これがフルキャストの際、どれ位影響が出るかが見物だが、それでこのラインへの評価が決まると思う。

もしメリットが強いようなら、10年振りにメインラインを乗り換える事になるかも知れない。


あ、でもこいつも元はパワーゲームだった(爆)

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