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真冬の稚鮎パターン

  • ジャンル:日記/一般
はい、こんにちは。

絶賛テニス肘です。右腕が腱鞘炎です。治るまで釣りはお休みです。

おかげで冬の稚鮎パターンは出来そうにありません。


なので今日は、そろそろ始まる真冬の稚鮎パターンについて書いていこうと思います。今年は稚鮎のテラアジパターンを試してみたかった・・・でも腕がね・・・


まあ、やっちまったもんはしょうがないです。真冬の超辛い釣りをしなくても良い事になったと前向きに考えます。


さて、真冬の稚鮎パターン。これは湘南といわず、鮎が遡上する大河川であれば成立するパターンだと思います。


鮎の生態に詳しいアングラーさんなら知ってると思いますが、鮎というのは生まれた後、河川を流下し、一旦海に下ります。


ここでポイントになるのが水温です。孵化したばかりの子アユは19~20度の水温を好みます。ですが1㎝大きくなるごとに大体1度低い水温を好むようになります。


ここが重要なんですが、子アユから稚鮎に成長するにつれて鮎は冷水を好むようになるという事です。


稚鮎は冷水を好む性質があるわけですが、2月あたりだと川の水温は7~8度。海の水温は13~14度。淡水と海水が混ざる汽水が大体11度前後。そして成長した稚鮎たちは冷水を好む性質から大河川の汽水域に集まってくるんです。そして遡上の前の体慣らしをします。上手く出来てますよね。


こういった成長するにつれて冷水を好むようになるのはボラの稚魚にも当てはまります。そのため、ボラの稚魚は2月くらいになると河口域に進入しはじめます。



そして、河口域に集まってきた稚鮎を狙って、フィッシュイーターも集まってきます。湘南であればシーバス、ヒラメ、マゴチが真冬の2月に河口で釣れる事すらあります。


これは場所によるんですが、サクラマスやアジも2月に河口域に接岸するそうです。稚鮎を狙ってね。ライトゲームで有名な加藤レオンさんは著書の「ライトゲームアカデミー」には巨アジゲームの稚鮎パターンについて書いてあるんですが、稚鮎が遡上する日本海側の河川ならどこでも可能性があるとか。


実は去年、僕は2月に相模川の河口でアジ釣ってましてね。この時、ピンときたんですよ。湘南のテラアジは稚鮎を喰いに、この時期ショアに接岸するんじゃねーかと。


今年、それを調査してみたかったんですが、腕の腱鞘炎で無理っぽいです。と言う訳で、誰か調査してみてください。


シーバスは基本ナイトゲームになりますが、アジはデイです。加藤レオンさんによると「ポイントは河口部にひろがるサンドバー周辺のブレイクで、狙うべきはボトム」だそうです。日本海側では2インチクラスのピンテールワームに3~5gのワインドジグヘッドかウォブルの激しくないシンペンなんか使うみたいです。


だれか稚鮎が接岸しだしたらデイで調査してみてください。そして結果だけ僕に内緒で教えてください。


稚鮎の遡上する河川であれば、このパターンはどこでも成立すると思います。湘南の場合、河口部の水温が11度前後となる1月下旬から2月中旬までが勝負になります。2月中旬で川の水温は底を打ち、そこから川の水温は上昇に転じます。そうすると稚鮎は遡上を開始しますので河口部の稚鮎パターンは収束に向かいます。


個人的に、鮎の遡上量が多い多摩川の河口とかは絶対にこのパターンが成立するハズだと思うんですけどね。でもなんでか2月に多摩川でシーバスが爆ったという話を聞きません。ベイトはいるわけでしシーバスも寄るはずだとおもうんですがねー。


鮎の遡上量の多い河川の河口部であれば、絶対にパターンが成立するはずなんですよ。ですから、近所にそういう河川がある方はワンチャンあるので調査してみてください。


ではでは。

 

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