プロフィール
金森 健太
岐阜県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
- 四日市
- ニジマス
- 磯ヒラ
- 磯マル
- サラシ撃ち
- サスケ裂波
- 北陸
- ヒラスズキ
- Gクラフト
- sasuke裂空
- 釣り納め
- ジャンプライズ
- ヒラマサ
- 青物
- エリアトラウト
- 渓流
- バチ抜け
- エリア10
- フィッシング遊
- カゲロウ155F
- リバーシーバス
- 伊勢湾奥
- 木曽三川
- サツキマス
- Smith
- Dコンタクト
- 長良川
- 凄腕
- ナマズ
- カゲロウ100F
- デイナマ
- 日淡
- オイカワ
- カゲロウ124F
- 増水パターン
- 鮎釣り
- ヤマトイワナ
- デイゲーム
- VJ
- コアマン
- 落ち鮎パターン
- リトルジャック
- ゴルゴーン125F
- 名港河川
- イナッコパターン
- ゴルゴーン188
- ジョイクロ178
- ダウズスイマー220
- ビッグベイト
- サツキマス
- カゲロウMD125F
- ポジドライブガレージ
- ジグザグベイト
- 瀬戸際の渓魚たち
- ヴァルケイン
- ロデオクラフト
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:17
- 昨日のアクセス:59
- 総アクセス数:102191
QRコード
▼ 長良鱒との再会
さて、お久しぶりでございます。
5月の長良川、私にとって一番大事な季節。そして一番神経をすり減らす季節でもある。
幻の魚、長良鱒。
長良鱒=長良川に遡上するサツキマス。
地元のサツキ師さん達の定義では40cmを超えたサツキマスを長良鱒と呼ぶ…らしいのだが、聞かなかったことにして←
そんな長良鱒を追って、空いた時間全て我が身を長良川に浸してきた。
毎回
ニゴイやらナマズやらは釣れるので退屈はしないのだが…本命は気配すら感じられない日々が続いた。
そんな5月8日
この日は仕事が少し早く終わり、会社から直行で長良川中央管内某所へ。
駐車スペースに車を停め、リアゲートを開ける。
ロッドホルダーに積まれている、2組の本流タックル。いつもならメインタックルであるレイズ772S_ML&21カルディア2500SXHを使うのだが…この日は予備タックルであるエゲリアネイティブ711M&23ストラディック2500SHGを手にした。
たまには予備タックルも使わなきゃね。(決してメインタックルのリーダーを組み直すのが面倒だったからではない)
時刻は17時30分、釣りができる時間は僅かだ。
流れが絞られた激流の瀬から広がる広大な淵、先ずは瀬落ちをツインクルスプーン8.5gのドリフトでサーチ。
底石に当たる感触、いい感じに底波の中を流せているようだ。そして・・・
…根掛かりorz
引っ張ってみると、少しずつ動いた。
ゆっくり引っ張れば回収できそうだ。グローブにラインを巻き、そーっと引っ張って・・・
プチっ
……orz
結局リーダーを組み直す羽目にorz
リーダーを組み直し、スナップにDコンタクト63をセット。
ややアップにキャスト、流れに乗せながらトゥイッチで誘う。
アップからダウンへ、ラインの角度が変わる。そして
ドン
確かな生命感、咄嗟に煽ったエゲリアが弧を描く。激しいローリング、ニゴイじゃない…!
しかし…
何か違う気がする・・・
奴はローリングの後一気に下流へダッシュ、咄嗟にドラグを緩めて対処する。
…なんか、ニジマスっぽいなぁ、、、
サツキマスの引きはもっとシャープでスピード感のあるファイトだった筈…だがこいつは重量感のあるトルクフルなダッシュ。過去に飛騨で釣ったデカニジの引きに非常によく似ているのだ。
しかもどダウンでのやりとり、激流の瀬とあって奴は容赦なくラインを引きずり出していく。
覚悟を決め、ドラグを締め込みゴリ巻き体勢に入った。次の瞬間
瀬の中で、奴が飛び上がった。
ニジマスじゃない!?
姿が見えた瞬間、跳ね上がる心拍数。ルアーを咥えて瀬の中に踊り上がった魚体は、明らかに長良鱒のそれだった。
バレるな、バレるなよ。
自分も下流へ降りながらリールを巻き、少しずつ奴との距離を詰めていく。
もう少し、もう少しだ。
しかし
「ランディングネットは使うな、一気に抜きあげろ」
数年前に長良川で出会った老釣師の言葉。しかし今は腰上までウェーディングしていて、岸までは結構な距離がある。しかも前日の大雨で増水している状況、ランディングポイントがないのだ。
抜き上げは不可能…一か八かと背中のランディングネットを抜いた。
勝った。
まるで銀細工のような白銀の鱗に、散りばめられた朱点。激流を何度も超えて鍛えられた厚くピンと張った尾鰭、アマゴやサボリのそれとは明らかに違う精悍な顔つき…
これが、長良鱒…!
4月から、ずっと追い続けてきた幻の魚…!
39cmだったけど(^^;;
サツキマス(長良鱒)は群れで遡上する、まだいる筈だ。
数投撃って反応はなく、ルアーチェンジ。リュウキ70SのUVハーフミラー鮎を僅かに流れがヨレるピンに流し込み、トゥイッチで誘い出したその時
ドン
再び、エゲリアが生命感を捉えた。
フックアップ、激しいローリングに本命と確信…!
……フックアウトorz
その後辺りが闇に包まれるまで撃つも反応は無く、19時30分に釣りを終了とした。
【使用タックル】
ロッド/パームス・エゲリアネイティブ711M
リール/シマノ・23ストラディック2500MHG
ライン/DUEL・TX8 0.6号
リーダー/呉羽化学・グランドマックスFX1.5号
スナップ/fishingfighters・鉄腕#0000
ヒットルアー/Smith・Dコンタクト63(チャートバック鮎)
フック/cultiva・S55M#4
遥かな伊勢湾へと旅立ち、長良川へと帰ってくる長良鱒。この1本に出逢うためにひたすら長良川へ通い詰めた。その努力が報われた瞬間だった。しかしこれで終わりではない。まだ5月上旬、まだまだ時間はたっぷりある。胸を張って「これが長良鱒や!」と言えるサイズを仕留めるまで、まだ私の長良川通いは終わらない。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
- 5月9日 19:40
- コメント(1)
コメントを見る
金森 健太さんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- アングラーズリパブリック:ナ…
- 1 日前
- ichi-goさん
- ハードブル(0.6号)を使って…
- 1 日前
- rattleheadさん
- 変わりゆく河川に向き合うこと
- 6 日前
- はしおさん
- IMZ使ってみた ブレーキモード奪取
- 13 日前
- papakidさん
- 『リハビリフィッシング?』 2…
- 23 日前
- hikaruさん
最新のコメント