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木曽三川シーバス増井
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木曽川、揖斐川、長良川からなる木曽三川でシーバスを1年中ウェーディングで狙っています。
木曽三川は広いので新規ポイント開拓に苦労しますが、新規ポイントで釣れた時は最高です!!
毎回80アップ(ランカー)狙って釣行しています。
いつかはメーターシーバス釣ります。
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▼ 「釣れる流れを探す方法。」
- ジャンル:日記/一般
- (攻略法)
1通のメッセージを頂きました。
増井さんがログに毎度載せられている、ポイントの流れなどの状況についての画像を見るまでは、ここまで細かく流れについて考えたことがなかったので、とても驚いたと同時に、どうやればこのように知り得るのだろうかと思いました。
それ以来、「流れ」や、増井さんが言われていた「目に見えないストラクチャー」を把握できるよう何度も釣り場に通いました。
それでも、細かい流れは愚か、大きな川筋ですら、流れがないときはなかなか分からないほど、まだ成長できていません。
増井さんが流れを見極めるとき、また、どのようにして分かるようになっていったか、教えていただければ嬉しいです。
どうかよろしくお願いします。
はい。
相変わらず男性にはモテモテです(笑)
ということで、今回は「流れ」について、1つずつ書かせて頂きます。
そして、わかりやすいように極端に書いてある事もありますので、お願い致します。
1つ目は、基本中の基本でおそらく皆さんしている事だと思います。
それは、少なくとも3方向にキャストする事です。
もちろん扇状に360度様々な所にキャストする方がいいと思います。
この様にキャストすると・・・
下のようにルアーが帰って来る事によって・・・
川の流れが上流から下流に流れているという事がわかります。
ルアーの抵抗が①はあまりない、②は①に比べてしっかりと、③は更にしっかりと伝わる事でもわかります。
次はこの様にキャストします。
ん・・・さっきと同じですよね・・・
でも・・・
こう帰って来る時がありますよね。
ん・・・?
川の流れと書いてあるのに?
水の中はこうなっていると思います。
河川での上げ始めはこうなっている事が多いです。
①は上の下流から帰って来る図のレンジです。
②は下の上流から帰って来る図のレンジです。
そうです。
2つ目はレンジです。
表層のミノーばかり投げていては流れは掴めません。
表層からボトムまで、細かくレンジを刻んで「しっかり意識」してルアーを通すことで流れが掴めます。
10cmレンジが違うと全然違う事がよくあります。
具体的な例が、この「感無量。 」に書いてありますので、ご覧下さい。
早いですが3つ目です。
上に書いてある「しっかり意識する事」です。
自分の中で「流れを読もう、感じよう」と意識する事です。
私は普段釣りをしていてバイトを感じ取ろうと思っていません。
ルアーのアクションを感じようとも思っていません。
1番小さい変化に意識を持って行けば、ルアーのアクションも、ましてやバイトなんて強い衝撃必ずわかります。
これはテクニックや理論ではありません。
気持ちの問題です。
しかし、私は流れを感じられるようになるの為に1番重要な事だと考えています。
次に4つ目です。
よく動くルアーを使用する事です。
先ほどの図に潮目を足してみます。
この時の潮目はブレイクや流れの向きによるものではなく流速差によるものだとお考え下さい。
わかりやすいように拡大します。
潮目内が早い流れだとします。
ⓐからⓑに出た瞬間ルアーのアクションが小さくなります。
わかりやすいように数字で表してみたいと思います。
シンキングペンシルのようにアクションが小さいルアーの場合。
ⓐでは「3」のアクション、流れから抜けたⓑで「1」になります。
リップが水を掴みにくい形状のローリングのミノーのような場合。
ⓐでは「6」のアクション、ⓑでは「2」になります。
最期にリップが大きくしっかりと水を掴まえて、しっかりアクションするミノーの場合。
ⓐでは「9」のアクション、ⓑでは「3」のアクションになります。
シンキングペンシルでは「2」の変化しかわからなかった事が、しっかりアクションするミノーなら「6」の変化を感じ取れます。
ルアーをキャストしていると「重い」ところと「ふっ」と軽くなるところがあると思います。
この差はルアーのアクションが大きい方がわかりやすいです。
5つ目は、時々ルアーの場所を自分で確認する事です。
上の図は「同じポイントに通うという事 」に出てきた図なのですが、同じⓐというポイントに落としていても、少しずれて①と②に落ちただけでもルアーが通るコースが違います。
更には同じ①という場所に落としているのに通るコースが違いました。
しかも普通じゃ考えられないようなコースを通っているのがわかります。
常識で考えていたら感じられない流れだと思います。
上で書いてある、流れを感じようと意識していたから気付いた変化だと思います。
そして自分でルアーの位置を時々確認していたからわかった変化だと思います。
具体的にどうするかというと、ハンドルを1回ないし2回「グリグリ!!」と巻きます。
するとロッドに「ブリブリ!!」とアクションがしっかり伝わり、どこにルアーがあるか把握出来ます。
場所が把握出来れば、たとえ流れが今まで経験した事のないような予想不可能な流れであってもわかります。
これもシンキングペンシルのようなアクションの小さいルアーだとわかりにくいです。
6つ目は、釣友が私の釣りを見て教えてくれた事で、自分で気付いた事ではないのですが、リールのハンドルを軽く持つことです。
自分では全く意識していなかったのですが、言われてから他の方の釣りを見ると、ロッドは軽く握って、人によっては手のひらに乗せているだけの方もいらっしゃいますが、私はロッドは比較的しっかり持ちますが、リールのハンドルノブは支えているくらいで持っています。
そしてロッドに伝わるのと同時に、ハンドルの巻きの重さでも流れを感じます。
以上6つのことで、私は流れがわかるようになりました。
そしていまでも流れを探します。
まとめです。
1 扇状にキャストする事。
2 表層からボトムまで細かく丁寧にレンジを刻む。
3 よく動く、水を掴むルアーを使用する。
4 自分のルアーが、今どこにどういう状態であるか把握する。
5 リールのハンドルを軽く持つ。
最後に1番大切な
「流れを感じようと意識する事です。」
これが私が普段行っている、流れを探す方法です。
少しでも参考になれば嬉しいです。
- 2015年2月27日
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