満足できるフロートがなくって割と遠ざかってたジャンルに再びメスをぶっ刺し、めっためたのギットギトになるまで思想を一旦分解。

いま一度飛ばすということは何なのかを再構築しました。そしてなんと構想より二年半の時を経て、ついに発売となりました。

ウルトラシュート


って言います。名付け親ではありませんが、果てしなくB’zの名曲がアタマんなかまわります。

こいつの特徴はですね〜大きく分けて二つありましてですね。

一つ目は、ぶっ飛ぶということにさらなる付加価値をつけたAR-Cシステムを搭載しているということ。

これによって飛距離は格段に伸び、しかも圧倒的な安定性をもたらすことに成功！そのティピカル（代表値）飛距離たるや70メートル。

ロングキャスト慣れしている方ならたぶん100メートルは優に飛ぶと思います。

そして、二点目ですがコレはいままで釈然としなかったフロートを使ったリグの問題を解決できたコトです。何が問題だったのかというと、既出のフロートのほとんどがリトーブ時に自発的にアクションが発生し泳いでいるという点です。

コレは実に腹立たしかった。飛ぶという部分に関して言えば、工夫によって飛ばすことのできるモノもありましたが、やっぱり泳ぐんです。泳ぐと何が悪いのかというと、まずスレてないフレッシュな魚を捕る上で欠かせないストレートリトーブいわゆるタダ巻きで選択できる速度幅が極端に狭いという点。特に早い速度域は完全に捨てることになってました。

しかしウルトラシュートはコレを克服。
決め手はコレ。


リアリップ。


写真のとおりの挙動を示すんですが、リトーブ時にぱかっと開いて尻振りを抑制。また水を噛むことで、不用意なレンジ変化を起こさせにくくしてます。コレは正直僕のアイデアではないのですが、シマノから提案されたとき諸手を挙げて喜んだのを思い出します。地味だけど素晴らしい機能です。ナイスなギミックです。

あと、おまけ程度ではあるんですが、写真のとおりリアアイがあります。さらに沈下速度を上げたい時や急流域対応を考えてアイを設けました。完璧ではありませんが、急場をしのぐには十分かなと思います。


ふぅ長いですね笑


でも思いの丈の詰まったアイテムなので色々お伝えしたい。未開の領域にアンダー1グラムをプレゼンできるのは本当に革新的です。そのために大事なツールがもう一つあります。それがロッドです。長くなりすぎるので、Newロッドはこの遠投モデル含め後日ご紹介させて頂きます(´∀｀)

あ、あともう一つあった！
そう接続方法。藤原さんがやってるFシステム的な接続もOKです。あとパッケージに記載のあるサルカンやチチワ接続もOK。

ただね、もっと便利なのがある。それは鮎でよく使う編み込み。接続箇所を任意で変えれる優れもの。つまりリーダー長を自由に変えれるから、現場でのアジャストが速い。

コレは移動させるときの状態。
編み込みが縮んで、摩擦力が弱まって移動させることができます。



そして任意箇所での固定時。編み込みを指で伸び拡げ、摩擦力が高まり固定されます。



編み込みにスナップを一緒にいれることでウエイト交換をやりやすくしてます。

リーダー長は概ね50センチからヒトヒロ程度。食い渋る時は長めにとってやってください。


勘の良い方は感づいてると思いますが、ウルトラシュートは魚種限定解除アイテムです。あまり多くは語りません笑

ウルトラシュート是非使ってみてください♪






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