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丹羽 喜嗣
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▼ アジングロッドのショートレングス
- ジャンル:釣り具インプレ
- (アジ, SHIMANO, ROD impression)
シマノが放つ初の5フィート台アジングロッド。6フィート台で主に変遷してきたアジングの歴史から、今や5フィート台に機能性の選択と集中が生じています。
それもそのはず、メジャー化したライトゲームであるアジングは、魚スレたフィールドが多くなり、かつ激選区とも呼ばれるフィールドも増えました。
そのなかで、いかに効率よくアジにコンタクトしていくかを考えれば、ロッドのショートレングス化は避けれません。つまり、操作性と感度が釣果を伸ばしていく大きな要因となってきているんです。
今回世に放たれたエクスチューンは『掛け』というコンセプトを命題とし、3機種あるレングスのブランクスパワーを【L】で統一。それぞれに異なる掛けコンセプトを与えています。
なかでも今回紹介させて頂きたいS508L-Sは、開発に携わった経緯の中で最もいちゃもんをつけた思い入れの強い機種です。
アジングにおけるショートレングスのロッドというのは、魚を掛けるまでの操作性に最も長けたロッドです。反面、バラしを恐れ曲がるロッドが多いのも事実です。ココの兼合いはすごく難しい。
S508L-Sは、感度と操作性はそのままに、魚をバラさない限界までの硬さを追求しました。
過去の経緯では、やはり硬さが優先されたものになっていて、曲がりが甘いテーパーになっていました。僕はココが猛烈に気に入らなかったんです。時間的にも押し迫っていて、大きな変更は加えたく無い時期でした。
しかし、自分としては初めて携わったハイエンドロッドであるエクスチューンに一切の妥協はしたくなかったんです。
そして、加えられた変更。
バット系は他の2機種と比べて細く、かつシャキッとした芯のあるフィーリングを残しています。これによってリグへの操作性が損なわれることなく、最大限の硬さとテーパーを持つ機種に仕上がったわけです。
なかでも、ここ最近デイゲームに傾倒するなかで、最もジグ単の操作性に多様化を与えたロッドとして産まれ変わりました。また、その重要な一部を担うハイレスポンスソリッドティップは急テーパーにすることで、弾かれずに掛けるという難題をクリアしています。
ここまで言うと、言葉が独り歩きしそうで怖い部分があるのですが、持った瞬間、使った瞬間、魚を掛けた瞬間に僕の伝えたかったコトが、カラダの隅々にフィードバックされるはずです。
釣り辛いときに真価を発揮するのも当然なんですが、釣れてるときの軽快な操作性はかつて無いものだと思ってやみません。
ちなみに尺絡みを抜くときのロッドテーパーを掲載しておきます。
ネコの邪魔が入ってるのはご愛嬌。
注目すべきは、ティップとベリーの入り方です。
あ、あと全機種共通して言えることなんですが、従来からのスパイラルXに磨きが加わるとともに、ハイパワーXにもさらに磨きが掛ってます。従来機種に比べて体感できるまでに、ロッドに反発力の強さを感じることができますよ。今回の機種の感度と軽量化に大きく寄与しています!
また、今回より採用されたシマノオリジナルガイドである『Xガイド』。これも操作性に恩恵をもたらしてくれました。糸絡みの軽減は言うまでもなく、軽量化の恩恵により、持ち重りが劇的に解消され、エアリー感が産まれています。
まずは思い入れの深い、機種の紹介でした。
とにかく触ってみてください!
よろしくお願いいたします☆
それもそのはず、メジャー化したライトゲームであるアジングは、魚スレたフィールドが多くなり、かつ激選区とも呼ばれるフィールドも増えました。
そのなかで、いかに効率よくアジにコンタクトしていくかを考えれば、ロッドのショートレングス化は避けれません。つまり、操作性と感度が釣果を伸ばしていく大きな要因となってきているんです。
今回世に放たれたエクスチューンは『掛け』というコンセプトを命題とし、3機種あるレングスのブランクスパワーを【L】で統一。それぞれに異なる掛けコンセプトを与えています。
なかでも今回紹介させて頂きたいS508L-Sは、開発に携わった経緯の中で最もいちゃもんをつけた思い入れの強い機種です。
アジングにおけるショートレングスのロッドというのは、魚を掛けるまでの操作性に最も長けたロッドです。反面、バラしを恐れ曲がるロッドが多いのも事実です。ココの兼合いはすごく難しい。
S508L-Sは、感度と操作性はそのままに、魚をバラさない限界までの硬さを追求しました。
過去の経緯では、やはり硬さが優先されたものになっていて、曲がりが甘いテーパーになっていました。僕はココが猛烈に気に入らなかったんです。時間的にも押し迫っていて、大きな変更は加えたく無い時期でした。
しかし、自分としては初めて携わったハイエンドロッドであるエクスチューンに一切の妥協はしたくなかったんです。
そして、加えられた変更。
バット系は他の2機種と比べて細く、かつシャキッとした芯のあるフィーリングを残しています。これによってリグへの操作性が損なわれることなく、最大限の硬さとテーパーを持つ機種に仕上がったわけです。
なかでも、ここ最近デイゲームに傾倒するなかで、最もジグ単の操作性に多様化を与えたロッドとして産まれ変わりました。また、その重要な一部を担うハイレスポンスソリッドティップは急テーパーにすることで、弾かれずに掛けるという難題をクリアしています。
ここまで言うと、言葉が独り歩きしそうで怖い部分があるのですが、持った瞬間、使った瞬間、魚を掛けた瞬間に僕の伝えたかったコトが、カラダの隅々にフィードバックされるはずです。
釣り辛いときに真価を発揮するのも当然なんですが、釣れてるときの軽快な操作性はかつて無いものだと思ってやみません。
ちなみに尺絡みを抜くときのロッドテーパーを掲載しておきます。
ネコの邪魔が入ってるのはご愛嬌。
注目すべきは、ティップとベリーの入り方です。
あ、あと全機種共通して言えることなんですが、従来からのスパイラルXに磨きが加わるとともに、ハイパワーXにもさらに磨きが掛ってます。従来機種に比べて体感できるまでに、ロッドに反発力の強さを感じることができますよ。今回の機種の感度と軽量化に大きく寄与しています!
また、今回より採用されたシマノオリジナルガイドである『Xガイド』。これも操作性に恩恵をもたらしてくれました。糸絡みの軽減は言うまでもなく、軽量化の恩恵により、持ち重りが劇的に解消され、エアリー感が産まれています。
まずは思い入れの深い、機種の紹介でした。
とにかく触ってみてください!
よろしくお願いいたします☆
- 2016年9月4日
- コメント(3)
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