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丹羽 喜嗣

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こだわりのカラーについて

今回はマジメにかきますw

新作より適用されるカラーラインナップについて
前に更新した内容のとおりなんですが、特に
こだわったのは光の透過性と非透過性。

アジングはフォールの釣りだとしつこくお伝えして
いますが、カラーにおいてもそうであると信じて疑わない
自分がいます。

まずは順光条件(光源が目線より上にある)で写真を
みてください。

drg36pr9iyfvwuxevph9_480_480-05b16769.jpg
(左:ピンク 中:クリア 右:クリアチャート)

良い発色をしているように見えますよね。
きれいですね笑 いい色です。釣れそうです笑


しかしですね、この3種一体アジにとってどれがアピールカラー
と言えると思いますか?


人間様というか私の個人的解釈で言うとー
ピンク>クリア>クリアチャートなんです。

しつこいですが、アジングはフォールの釣りと申し上げました。
アジの目線で見てみると一体どうなんでしょうか?
(いわゆる逆光、アジがルアーを見上げた条件です)

では・・・

uefradh26ng3n25626ya_480_480-2b42e703.jpg
ピンクが人間的には目立つように見えます。
ここで着目していただきたいのは、シルエットの強度。

透過度の低いピンクがシルエットとしては強いですよね。
続いて、クリアとクリアチャートの差に着目してください。
ここがアジングらしさなんですよね。
ピンクの下隣がクリア
チャートなんです。幾分背景に馴染んでます。
クリアのシルエットの方が強く出て際立っています。
順光条件ではクリアチャートの方が、アピールって
思っちゃいますよねー。

つまり、申し上げたいのは『どクリア』というのは、
シルエット的には強いアピールカラーなんですとっ。
アジ目線では間違いなく強いアピールを与えていると
言えます。これが目線が変わっていく過程で、明滅を
ゆっくり発する。


だからアジングはフォールの釣りなんです。

さて、クリアに色が入れば入るほど、馴染むようになるわけです。
クリアは長年ナチュラルカラーだと思い込んで釣りして
ましたが、明らかに矛盾が生じることに疑問を抱かざる
得なかったんです。

特にアジングではその矛盾傾向が強く出ていて、
意味わからんわっ!的な。

純粋なクリアにはレンズ効果があり、点光源に対し、
内部の乱反射・屈折を素直に外へ伝える効果があります。
すなわち、水中できらめきを発するわけです。
その変化がアジにアピールする。


だから、クリアはアジング界のプリンス的存在なんです。
これに気づくのにかなりの時間を消費しました笑
俺ってそんなもんです。

次に、リングボディーのアジクネン。
リング状になることで、これまた光の屈折に変化が起こります。
アジングワームの主たるものには、この効果がある。
シルエット強調型ルアーと言えます。

さぁいかがですか?
面白くなってきませんか?(←俺だけw)

この概念があるだけで、カラーローテに変化が起きるわけです。
アジがいる場合はシルエットの強弱を近似の透過性で。
探す場合は、透過と非透過のローテで極端な差を設ける。
つまり、反応を素早く探していく。


こんな概念で考え抜いたカラーが新作より適用されます。
しかも、2色アソートの組み合わせをシチュエーションごとに。
個人的な思い入れが満載でもあるんですが、カラーの表現力は
さすがシマノの企業力だと。だてにROEで5本指に入ってるわけ
じゃないんです。本気で技術は最高だと思います。

以上っ!!

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