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▼ Try & Error ∼ベイトリールのスプール重量と重心について∼
どうも皆さんコンニチワ!!
今回は前回に引き続き
”ベイトリールのスプール重量とその重心について”書いていきたいと思います。
スプールってホントのところ、重い方が良いの?軽い方が良いの?
これって今でもベイトアングラーの中では意見の分かれる、、そして確実に10年前は重い方が良いって言われてた話題です。
結論
単純にスプールが重い方が良い、軽い方が良いってことではなく リールに搭載されたブレーキシステムに依存する関係だというのが私の結論です。
現在大きく分けて ベイトリールのブレーキシステムについては3種類
・遠心ブレーキ
・マグネットブレーキ
・DCブレーキ
簡単に説明するならば
遠心ブレーキはスプール回転の2乗に比例する
マグネットブレーキはスプール回転に比例する
DCブレーキはスプールの回転に応じて予めプログラムされたコンピュータが最適なブレーキをかける
単純に同じ回転数でブレーキの強さを比較すれば
遠心ブレーキ力>マグネットブレーキ
逆に 少ない回転数でブレーキの強さを比較すれば
マグネットブレーキ>遠心ブレーキ
これが遠心ブレーキ搭載リールがマグネットブレーキ搭載リールに比べて後半飛距離が伸びると言われる所以です。
一方で DCブレーキは最適な力なハズですよね。(シマノのプログラミングでは)
下の図はシマノのDCブレーキ曲線
DCブレーキの凄さは初期の最高回転数到達までの抵抗(つまりブレーキ)をゼロと設定することに成功した点です。
(遠心ブレーキ、マグブレーキ共に初期の最高回転数到達までにブレーキがかかってしまいます)
そして更にそのスプールに合わせて最適なタイミングでブレーキを発揮してキャスト後半はブレーキを最小限にする。
ここまで説明したところで、少し考えると DCブレーキが最高じゃんか!! と言いたくなるのは私だけではないハズ、、笑
じゃあ本当にそうなのでしょうか?
・・・
問題はそう簡単ではありませんでした。
ここでスプールの重心の話になるんですが、、
スプールはスプールの中心に重心が寄れば寄るほど スプールが回り易く、止まりにくい つまりベイトリールにとって素晴らしい特性が発揮されます。
ご覧のとおり、DCブレーキのスプール磁石は中心に配置されていて一見影響が無いように感じ 初期のスプールレスポンスはきっと素晴らしいはず。。
しかし!!!
DCブレーキの弱点はこの磁石によってスプールが重すぎることです。
この重たいスプールがラインを纏うと、、
ちなみにこのスプールはブランキングしてあるので実際にはその総スプール重量は30g近くになります。
ここで、じゃあラインを少なく巻けば?って思った方は
前回記事
Try & Error ∼ベイトリールのスプール口径と幅について∼ をご覧ください☆
一方で遠心ブレーキのリールのスプール重量は
ラインを巻いて
素晴らしいDCブレーキを搭載したDCスプール(30g)38㎜口径22㎜幅スプール
遠心ブレーキを搭載した遠心スプール(16g)37㎜口径22㎜幅スプール
さぁどっちが優れているのか??
ってことなんですが、
多くの方がDCリールのインプレッションで語っているとおり DCリールは軽いルアーには向かないのです。
つまり、、 そう単純ではありませんww投げてみれば分かります(;゚Д゚)
ただ!!
∼ベイトリールのスプール重量と重心について∼
スプールは軽い重いどっちが良いと単純に語れるものではなく、リールのブレーキシステム次第です。
極論を語れば スプールが大口径、幅広でラインを巻いても質量ゼロ 素晴らしいブレーキシステムを搭載したベイトリールこそが最高のベイトリールであるということができます。
今後の皆さんのリール選びの参考にしていただければ幸いです☆
すこしでもベイトリールに興味を持って頂けた方は 私のブログ沼へお越しくださいませ♥
→StreamDriver チャンネル登録
今回は前回に引き続き
”ベイトリールのスプール重量とその重心について”書いていきたいと思います。
スプールってホントのところ、重い方が良いの?軽い方が良いの?
これって今でもベイトアングラーの中では意見の分かれる、、そして確実に10年前は重い方が良いって言われてた話題です。
結論
単純にスプールが重い方が良い、軽い方が良いってことではなく リールに搭載されたブレーキシステムに依存する関係だというのが私の結論です。
現在大きく分けて ベイトリールのブレーキシステムについては3種類
・遠心ブレーキ
・マグネットブレーキ
・DCブレーキ
簡単に説明するならば
遠心ブレーキはスプール回転の2乗に比例する
マグネットブレーキはスプール回転に比例する
DCブレーキはスプールの回転に応じて予めプログラムされたコンピュータが最適なブレーキをかける
単純に同じ回転数でブレーキの強さを比較すれば
遠心ブレーキ力>マグネットブレーキ
逆に 少ない回転数でブレーキの強さを比較すれば
マグネットブレーキ>遠心ブレーキ
これが遠心ブレーキ搭載リールがマグネットブレーキ搭載リールに比べて後半飛距離が伸びると言われる所以です。
一方で DCブレーキは最適な力なハズですよね。(シマノのプログラミングでは)
下の図はシマノのDCブレーキ曲線
DCブレーキの凄さは初期の最高回転数到達までの抵抗(つまりブレーキ)をゼロと設定することに成功した点です。
(遠心ブレーキ、マグブレーキ共に初期の最高回転数到達までにブレーキがかかってしまいます)
そして更にそのスプールに合わせて最適なタイミングでブレーキを発揮してキャスト後半はブレーキを最小限にする。
ここまで説明したところで、少し考えると DCブレーキが最高じゃんか!! と言いたくなるのは私だけではないハズ、、笑
じゃあ本当にそうなのでしょうか?
・・・
問題はそう簡単ではありませんでした。
ここでスプールの重心の話になるんですが、、
スプールはスプールの中心に重心が寄れば寄るほど スプールが回り易く、止まりにくい つまりベイトリールにとって素晴らしい特性が発揮されます。
ご覧のとおり、DCブレーキのスプール磁石は中心に配置されていて一見影響が無いように感じ 初期のスプールレスポンスはきっと素晴らしいはず。。
しかし!!!
DCブレーキの弱点はこの磁石によってスプールが重すぎることです。
この重たいスプールがラインを纏うと、、
ちなみにこのスプールはブランキングしてあるので実際にはその総スプール重量は30g近くになります。
ここで、じゃあラインを少なく巻けば?って思った方は
前回記事
Try & Error ∼ベイトリールのスプール口径と幅について∼ をご覧ください☆
一方で遠心ブレーキのリールのスプール重量は
ラインを巻いて
素晴らしいDCブレーキを搭載したDCスプール(30g)38㎜口径22㎜幅スプール
遠心ブレーキを搭載した遠心スプール(16g)37㎜口径22㎜幅スプール
さぁどっちが優れているのか??
ってことなんですが、
多くの方がDCリールのインプレッションで語っているとおり DCリールは軽いルアーには向かないのです。
つまり、、 そう単純ではありませんww投げてみれば分かります(;゚Д゚)
ただ!!
∼ベイトリールのスプール重量と重心について∼
スプールは軽い重いどっちが良いと単純に語れるものではなく、リールのブレーキシステム次第です。
極論を語れば スプールが大口径、幅広でラインを巻いても質量ゼロ 素晴らしいブレーキシステムを搭載したベイトリールこそが最高のベイトリールであるということができます。
今後の皆さんのリール選びの参考にしていただければ幸いです☆
すこしでもベイトリールに興味を持って頂けた方は 私のブログ沼へお越しくださいませ♥
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- 2020年5月19日
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