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東南アジアの口裂けナマズ!ワラゴアッツー

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日本のナマズの形態に近いwallago族の一種。
東南アジア、主にタイ、インド、ベトナムなどに生息し、2mを超える個体も存在する…
“口裂け”と呼ばれるだけあって目の後ろまで口が開き、牙も鋭い。
タイ名はプラー・カァーオ。























過去釣行日記



これは以前やっていたブログとほぼ同じ内容になります。
『次への夢』
に向けて自己暗示というか、自分自身を奮い立たせる為というか…

それに、残念ながら当時の写真を紛失し、ほとんど写真も載せることができていません。


なので興味のない方はスルーしてください。






あの頃の情熱を…また…。




































2013年1月






微笑みの国『タイ』


タイへ訪れるのはこの時で4回目


カァーオの有力な情報を手に入れてやっと出逢えた。





















そしてこの“口裂け鯰”と出逢ったのはそれから3年前…














自分の初めての海外遠征のときだった



そのとき今は亡き恩人ヒロトさんに案内され、釣りをしていた










とある釣り堀


張ってあった一枚の写真








衝撃を受けた






















なに…これ…














見たこともないナマズの写真だった



























それからそのナマズを求めて、タイに通った。


現地の人間や友人に聞きまくった。




でも、どこへいっても









『釣れない。いない。』



『聞いたことがない』







『たくさんいるよ。いるけど狙えたもんじゃあない』









そう、言われ続けて…




















2012年1月…失敗






2012年6月…失敗























そして、出逢ってからの三年後…
























2013年



情報がなさすぎる…釣りも確立されていない…どうしよう…



悩んでいた…そんなときに



タイ在住の日本人ガイドのシゲさんから連絡が。








『知り合いの養殖場周りでカァーオが釣れるらしい。』






そんな情報…いくしかない!














すぐに航空券を探し、タイへむかった



『釣るまで帰らん!』


そんなスタンスで挑もう!










でもとりあえず1ヶ月の航空券


てか、それ以上滞在するお金なんて…






なかったwww

















時間は1ヶ月しかない…
















カァーオ



一本













とれるかとれないか…


















そんな想いでタイへ


そしてバンコクからナコンサワンへ





例の養殖場まで案内してくれるシゲさんと合流し




"カオレム"へ
































7時間ほど走った



ついた場所は水の上に浮く養殖場



周りには水上家屋が並ぶ







養殖棚にはシャドーやナマズ系。



そしてタイ原産ではないコロソマなど様々な魚が網に入っていた。













この魚達に餌を与えるときの食べきれなかった餌が網をすり抜け湖底に落ちる



それを求めて魚達が養殖場の周りに集まる





そしてカァーオも…

























釣りをするのはこの養殖棚の隙間



エサはサバの内臓


水深は10m弱


これをハリにふさ掛けして落とし込む













シゲさんとは着いた初日だけ手伝ってもらい



お別れした










『健闘を祈る!!』











そう言われて


ひとりだけの戦いになった。





















それから




























二週間









粘った









二週間信じて餌を撒き、待ち続けた。


一日に一度アタリがあるかないか



アタリがあったとしても掛けるまでに至らない








なぜ…




なんなんだ…









カァーオなのか、違うのか


何か間違ったことをしているのか









わからない…わからない…!!
























毎日同じ場所




同じ景色




同じ1日のサイクル












その一度あるかないかの生命感以外


諦めたくなるほど何もない毎日






そんな1~2日で釣れるような魚だとは思っていなかったけど10日間以上ともなると


もう絶望的だろ…




そう思った











本当にカァーオはいるのか…?



釣り方は合ってるのか…?














自分の行動が不確実すぎて


頭がおかしくなりそうだった。








その後もアタリらしきものはあるけど


掛からない…







なぜ…



















でも、他にもうアテは無い
























信じるしかない…
























ただただエサが付いてる一本の竿を信じて見続けた
































































……































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いた…




















奇跡は…
















起きた!!!!














『よっっっしゃあああぁぁぁぁぁぁあ!!!!』






こんなに嬉しくてうれしくて泣き叫んだことは今までの人生で一度もなかった














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夢にまでみた ワラゴアッツー !!













自分ひとりだけでは絶対に叶えることができなかったひとつの夢が現実になった瞬間だった
















信じ続ければ必ず奇跡は起きる!















とかってゆうくさーい言葉が身にしみた





















タイという国には他にも魅力的な魚や生き物がいっっっぱいいます。





だけれどそんな誘惑に負けずほとんどの時間を費やしました。


もちろんアッツーを狙っていて他の魚が釣れることもありますが、毎回ほとんど何も釣れないような遠征だったと思います。





本当にそれがストレスで、
『何のために頑張って仕事して稼いだ大金を使ってこんなことしてんだよ…』
って何回も思った。









でもやっぱり絶対に諦めたくない。



その気持ちが強かったんだと思う。


































そんな、一生忘れない



“口裂け鯰”



を追った







数年間のお話でした。




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そして、








行ってきますとも。



次で三回目



出発まであと一ヶ月











もちろん狙いは












wallago lerri…





ボルネオ島に潜むまだ見ぬ大ナマズ。















そんな簡単に逢えちゃあね……












おわり

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