夜の下げを狙って入る。
先日バラしで魚を上げれなかったので
リベンジの心で入ったのだが
着いて車を出た瞬間ありゃ風が南。
風を調べておくのをわすれてた。
区の予測値は南風３から４ということだけど
感覚的にはもっと強い。
場所も南風の通りの良い場所。
下げの時の南の強風だと滅茶苦茶釣りにくいので
苦戦の予感。

2016.9.5　夜

入ってみると案の定上げている。
時間がたてばさすがに下げるだろうと思い
上げ側の明暗をミノーで探りつつ最近良く行く地点へ。

ついてみると手前は全く下げの流れが出てない。
潮目もあまり見えない。
少し沖に投げても表層から1mくらいは上げてるように感じる。
こういうの二枚潮っていうのかな。
ちょっと他の理由もあって上げが出しゃばりやすい
場所だとは思うが。
とりあえず下げてるように感じられるレンジまで潜る
ハチマルで下げ方向に流すも反応無し。

今度はワームをレンジを入れて流してみると
ついばまれるような反応。
合わせるがのらず。
根ではなかったような。
同じところに何度かカラーを変えつつワームを通すも
たまに何かの違和感があるがのらず。

岸際はもんやりと上げてる。
沖の下げの流れとの間に潮目が出来るがレンジを上げると
その先でも上げに流されてしまって
ねらいずらい。

すると近くに入っていたアングラーがシーバスをヒット。
潮がぶつかるヨレの内側のところだろうか。
丸一年通っていてここで他人が釣ったのを見たのは初めてだ。
ワシもそっちで投げたい。
もう一人も外道を上げた模様。
釣れましたかーとかいってルアーを聞き出そうかとも思ったが
勇気がでなく黙々と投げ続ける。

上げのゆるいところに何かが捕食に入ってるのはわかるが
シーバス・・なのかな。
何となくこういうゆるいところでシーバスが
ワラワラベイトを追いかけ回すイメージがないのだが。
どこにシーバスがついてるのか把握出来ない。

そのポイントを諦め、そこからわずかに上流の
ヨレが出はじめるところに小移動。
岸際からすこし沖に出たところで微かに捕食音。
そのあたりにフランキーの90を流し込むと。
やっとヒット。
と思ったらまた引かない。
でもエラ洗いのようなことをするから
チビかと思ったら



・・・
ちなみに口のところにぶら下がってるのはベイトの残骸。
やっぱり・・
なにかざわざわしてると思ったんだ。
でも。
何も釣れないよりは何となく気持ちは軽くなる。

そしてリリースし
あれこれしながら近辺を流していると
またヒット。
だがコレは。



うん。
一匹目のフラッシュ当てたverの写真みたいだけど別の魚。
今日はここいらにたまってるのだな。
シーバスの居るところと違いはあるようなないような・・


手早くリリースする。
時間がたつと反応がなくなる。
どっか行っちゃったのだろうか。
策が尽きて、シーバスの着きそうな位置を
全く見当つけられないので
開始地点付近まで戻る。
先日のウン感に苛まれてた時より潮位が下がっているが
魚はついていても良さそうな雰囲気。
ワームで探りつつ前ヒットした地点に行くも
今日は上げてる。
もう下げもだいぶ佳境を過ぎてるのに・・

今の状況ではこの場しか私が魚とコンタクトする方法が思いつくところがない。
潮は逆で潮位も低く波で見えずらいが
どうもイナッコは居るし
風でわかりずらいがシーバスもついてるように思う。
ちょっと粘るか。

いつもの明暗ブレイクだと潮が逆になってしまうので
その近辺で良さそうなところを探る。
かなり浅いところまで魚が入るのでワームが二度ロスト。
通すラインを変えてかなり執拗に探る。
気晴らしに普段入れないミノー系を通したりもして
その後上げの流れがちょっとだけ横に曲がってるところに
ワームをいれてブレイク上を引いてくると
ヒット。

おっとこれはシーバスだ。
ビール瓶みたいなまるっこく太いのがエラ洗い。
良かった、外れない。
フッキングは良かったようだ。
と、そんなに大きくないが走りはじめる。
タモを用意したのに。
ちっちゃいのはバレないようにすぐタモ入れするから
最近すぐタモを出すんだが失敗。
風でタモがあおられてフィッシュグリップの
スパイラルコードに絡まったりとすったもんだ。
余計なところで手こずる。
ビックリするくらいそこに向けてに走るが
手前の根にあたらないように踏ん張って
観念したところでネットイン。



良かった。
いつもならわーい、となるが
今回はやっと釣れた感が強くて喜びというより
安堵の気持ちが大きい。
58くらいのそんなに大きくない魚だが元気だった。
少し口切れしそうになっていた。
ファイトが長くなりグロッキーにしてしまったので
水に入って長々蘇生。
どうにか帰って行ったが生きてくれるだろうか。

魚をリリースした後、
一投もしないで釣り場を後に。
あの魚を上げるために粘ってたので気力がなくなった。
そのまま納竿とした。


今日は流れがわからず魚の居場所が見当つかなかった。
唯一粘ったところで魚が出てくれてたのは良いことだった。
魚の居る位置をちゃんと割り出して行けるようになれると良いんだけど。


それでは
また、釣りに行こう。



2016年度の戦績
42スズキ／最大75cm


SHIMANO DIALUNA XR S906ML
SHIMANO EXSENCE CI4＋ C3000HGM
G-soul X8 UPGRADE PE 1号
ヤマトヨテグス フロロショックリーダー 16lb

DAIWA MORTHAN MIDDLE UPPER 3.5in