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▼ 16'純淡水域川鱸 ”五月最初は櫻咲く…”
- ジャンル:釣行記
暦はあっという間の五月。
企業によっては先週末からGW連休という中、世間の休みとは全く関係無い自分はトラブル対応の休日出勤や激務の夜勤シフト。
そんな夜勤シフトを終えると毎度楽しみな連休となるのだが、今回の連休は暦の赤い日と三日間丸被り…
しかもこの時期と言えば近年ブームとなっている大河を遡上する”桜鱒”が一番熱いタイミング。
そんな訳で賑やかなフィールドと資源保護の為、毎年デイゲームは自粛傾向なので今回の連休は疎かになっている自宅の掃除や家族サービスに費やそうと考えていた。
そんな事を考えながら夜勤最終日の暦を見ると連休狭間の黒い日。
子供達も学校だし、久しぶりに釣友を誘ってみると即OKの返事が来た為、お決まりの夜勤明け寝ずに大河釣行が確定。
釣友と落ち合い大河へ向かう…
いくら暦では休日で無いといえどもホワイト優良企業は間違い無く長期連休の真っ只中。
そんな訳で人が入って来ないであろうポイントを数カ所チョイスし狙って行く。

最初のポイントは例年この時期の虎柄の実績ポイント。
しかも更に沖に出た本流筋では昨年自分が”桜鱒”を仕留めているポイントということで、自分は桜鱒、釣友は虎柄狙いということで二手に分かれて攻めて行く。
近年、同エリアを攻める隣県のリバージャンキーに刺激され、獲れれば獲っておきたいと思う様になったこの時期人気のターゲット”桜鱒”

過去に他魚種を狙いながら何度か掛け、数匹釣り上げているが、自分の中では釣れてしまった感が満載の為、狙って釣ったという感じでは無い。

昨年の一本は意識しながらの攻めで獲った為、思い出に残る一本となっているが他の魚は正直あまり記憶に無い…
逆に一番記憶に残っているのは一昨年にバラしてしまった一本。
バイブレーションのリフト&フォールを”ガツン”と引ったくった一本は直後に大ジャンプ。見えた魚体は過去に釣り上げた桜鱒と比べ明らかに大きく、物凄い体高だった。
北陸や東北の有名河川での魚達と違い、平均40〜50cm程がアベレージの大河の桜鱒に正直魅力を感じ無い部分があったのだが、その一本を掛けた事によって本流釣り師の自分の中で少しだけ何かが変わったのは言うまでも無い。
しかし、魚が一旦溜まる事で比較的釣り易く、今では大人気エリアとなってしまった隣県側の堰下〜下流の人混みの中で場所取りしながら釣りをしてまでも釣りたいと言う気は無く、ましてやタックル&スタイルを変えてまで狙おうという気は今のところ無い…
そんな訳で桜鱒としてはC級〜D級と思われるポイントでいつも通りの変わらぬスタイルで攻めて行く。
使うルアーはバイブレーションがメイン。
一昨年バラした一本のおかげでこの時期の本筋狙いはコレばかり…
自分の中での固定概念が良い方向に動くか悪い方向に動くかは分からないが、この手の釣りは迷わず信じて投げ続ける事の方が結果が出易いと感じている。
それを会得してから次のステップに進んだ方が確実にレベルアップ出来る筈。
特に誰かが教えてくれる訳でも無く自分で全てを探して行く釣り。
自分の中での本命”純淡水域川鱸”の釣りがそれだったように…
開始三投目でニゴイらしい魚を掛けるがフックアウト。
その後も直ぐにニゴイらしいバイトがあるがこれは乗らず。
釣友もジグ&ソフトで虎柄を狙っているようだが反応は無いようだ。

本筋は然程でも無いが岸沿いの手前筋は昨年の大増水で砂泥が流れ込んで大分浅い地形となってしまった為に虎柄も期待出来ないようだ。
そんな訳で最初のポイントはお互いノーフィッシュで移動。

次は先日”グラスフィッシュ”を獲ったポイント。
此処では開始早々に釣友が虎柄を掛けるがフックアウト。
自分は完全ノーバイト&1ロスト…
だらだらした釣りにならないように釣友と相談し移動を決める。
”手堅く産卵期の”虎柄”の獲れるポイントへ行くか…”
”今後の事を考え”本命”も視野に入れたポイントへ偵察に行くか…”
ノーフィッシュ覚悟で二人は後者を選び再びポイント移動。
釣友は夕方から用事がある為に残された時間は限られている為に残す実釣時間は一時間強。

砂礫に埋まりながらも急いで狙いの筋へ突き進む…
釣友は引き続きジグ&ソフト、自分は変わらぬバイブレーションでの攻め。
沖の筋を狙い続けるも元気の良いボラジャンプが見られるだけで何の反応も無い為に釣友が狙っていた手前筋に狙いを変える。
釣友も何の反応も得られないようだが、生命感はあるらしく時折ベイトの波紋も見られる。
そして手前筋の絞られた流れは沖の本流筋より流速が速い良い流れ。
偏光グラス越しに目を凝らして見ていると時折遡上していく稚鮎ボールも見られる。
「この時間と水況じゃなければなぁ〜」
白昼の澄み切った水色に釣友とそんな会話をしながら攻めていると、ダウンクロスのフルキャストで撃ち込み中層を只巻きし始めたバイブレーションが”ガッ”と明確な鋭いバイトで引ったくられた。
鋭いバイトと手元に伝わる掛かった直後の動きで相手の正体は直ぐに分かった。
「桜鱒だ…」
釣友に伝え横でファイトを見守る釣友。
沖の水面直下で繰り返されるローリングアクションにローライトな天候といえども白銀の魚体の反射が眩しい。
遠目に見えた魚体はこの水域では平均的なサイズ。
手前に寄せて来ると今度は淵で激しい突っ込みを見せるが、流れの強さと水深によってはっきりと見えない魚体に針掛りの位置や状態が気になる所。
そして浮上して水面を割った魚体の口元にはバイブレーションのリアフックが下顎に一本掛かりといった感じの状況。
”これは獲りたい…”
勿論いつも通りのスタイルでランディングネットは持っておらず、魚種的&流速的にもグリップランディングは少し困難。ランディングするには強い流れの筋を魚を付けたまま岸側に渡ってズリ上げる位しか頭に浮かばない…
そう考えているうちにも水面で暴れる魚に振り回される口元のバイブレーション。
”このままでは確実に外れる…”
そしてとっさに体が動いた。
自分でも意識していた訳では無いがロッドをベストに掛け、魚の前に自ら飛び込むような形で抱え込みランディングの横暴に出た…
直後に予想通りに顎下から外れるトレブルフック。
魚は暴れ滑るが両腕に渾身の力を込めて魚を抱え込みどうにか強引にランディング…
直後にこの行動に唖然としていた釣友が笑いながら「まるでハ◯ヤホテルのCMのような抱えっぷりだったよ…」と一言。

なんとか獲れた春の銀鱗。

輝く銀鱗と薄ら桜色に輝く美しい魚体。

サイズは平均的な50cmクラス。

今季も慣れない鱒族持ちがキマったか…

立派な体高と美しい魚体に暫し見蕩れる…

弱らぬうちに大河の流れへ返す…
この一本で丁度タイムアウトの時間となり納竿。
釣友は珍しくノーフィッシュだったが、連日の虎柄二桁釣行に大河の神様もたまには休養を与えたのだろう…
今季もなんとか獲る事が出来た桜鱒。
しかし毎年思う事だが、この魚にはやはりランディングネットは必需品のようだ…
そんな訳でまだまだ狙える季節だけに外来狙いの傍ら”春の銀鱗”を狙う釣りはもう少し続きそうだ…
企業によっては先週末からGW連休という中、世間の休みとは全く関係無い自分はトラブル対応の休日出勤や激務の夜勤シフト。
そんな夜勤シフトを終えると毎度楽しみな連休となるのだが、今回の連休は暦の赤い日と三日間丸被り…
しかもこの時期と言えば近年ブームとなっている大河を遡上する”桜鱒”が一番熱いタイミング。
そんな訳で賑やかなフィールドと資源保護の為、毎年デイゲームは自粛傾向なので今回の連休は疎かになっている自宅の掃除や家族サービスに費やそうと考えていた。
そんな事を考えながら夜勤最終日の暦を見ると連休狭間の黒い日。
子供達も学校だし、久しぶりに釣友を誘ってみると即OKの返事が来た為、お決まりの夜勤明け寝ずに大河釣行が確定。
釣友と落ち合い大河へ向かう…
いくら暦では休日で無いといえどもホワイト優良企業は間違い無く長期連休の真っ只中。
そんな訳で人が入って来ないであろうポイントを数カ所チョイスし狙って行く。

最初のポイントは例年この時期の虎柄の実績ポイント。
しかも更に沖に出た本流筋では昨年自分が”桜鱒”を仕留めているポイントということで、自分は桜鱒、釣友は虎柄狙いということで二手に分かれて攻めて行く。
近年、同エリアを攻める隣県のリバージャンキーに刺激され、獲れれば獲っておきたいと思う様になったこの時期人気のターゲット”桜鱒”

過去に他魚種を狙いながら何度か掛け、数匹釣り上げているが、自分の中では釣れてしまった感が満載の為、狙って釣ったという感じでは無い。

昨年の一本は意識しながらの攻めで獲った為、思い出に残る一本となっているが他の魚は正直あまり記憶に無い…
逆に一番記憶に残っているのは一昨年にバラしてしまった一本。
バイブレーションのリフト&フォールを”ガツン”と引ったくった一本は直後に大ジャンプ。見えた魚体は過去に釣り上げた桜鱒と比べ明らかに大きく、物凄い体高だった。
北陸や東北の有名河川での魚達と違い、平均40〜50cm程がアベレージの大河の桜鱒に正直魅力を感じ無い部分があったのだが、その一本を掛けた事によって本流釣り師の自分の中で少しだけ何かが変わったのは言うまでも無い。
しかし、魚が一旦溜まる事で比較的釣り易く、今では大人気エリアとなってしまった隣県側の堰下〜下流の人混みの中で場所取りしながら釣りをしてまでも釣りたいと言う気は無く、ましてやタックル&スタイルを変えてまで狙おうという気は今のところ無い…
そんな訳で桜鱒としてはC級〜D級と思われるポイントでいつも通りの変わらぬスタイルで攻めて行く。
使うルアーはバイブレーションがメイン。
一昨年バラした一本のおかげでこの時期の本筋狙いはコレばかり…
自分の中での固定概念が良い方向に動くか悪い方向に動くかは分からないが、この手の釣りは迷わず信じて投げ続ける事の方が結果が出易いと感じている。
それを会得してから次のステップに進んだ方が確実にレベルアップ出来る筈。
特に誰かが教えてくれる訳でも無く自分で全てを探して行く釣り。
自分の中での本命”純淡水域川鱸”の釣りがそれだったように…
開始三投目でニゴイらしい魚を掛けるがフックアウト。
その後も直ぐにニゴイらしいバイトがあるがこれは乗らず。
釣友もジグ&ソフトで虎柄を狙っているようだが反応は無いようだ。

本筋は然程でも無いが岸沿いの手前筋は昨年の大増水で砂泥が流れ込んで大分浅い地形となってしまった為に虎柄も期待出来ないようだ。
そんな訳で最初のポイントはお互いノーフィッシュで移動。

次は先日”グラスフィッシュ”を獲ったポイント。
此処では開始早々に釣友が虎柄を掛けるがフックアウト。
自分は完全ノーバイト&1ロスト…
だらだらした釣りにならないように釣友と相談し移動を決める。
”手堅く産卵期の”虎柄”の獲れるポイントへ行くか…”
”今後の事を考え”本命”も視野に入れたポイントへ偵察に行くか…”
ノーフィッシュ覚悟で二人は後者を選び再びポイント移動。
釣友は夕方から用事がある為に残された時間は限られている為に残す実釣時間は一時間強。

砂礫に埋まりながらも急いで狙いの筋へ突き進む…
釣友は引き続きジグ&ソフト、自分は変わらぬバイブレーションでの攻め。
沖の筋を狙い続けるも元気の良いボラジャンプが見られるだけで何の反応も無い為に釣友が狙っていた手前筋に狙いを変える。
釣友も何の反応も得られないようだが、生命感はあるらしく時折ベイトの波紋も見られる。
そして手前筋の絞られた流れは沖の本流筋より流速が速い良い流れ。
偏光グラス越しに目を凝らして見ていると時折遡上していく稚鮎ボールも見られる。
「この時間と水況じゃなければなぁ〜」
白昼の澄み切った水色に釣友とそんな会話をしながら攻めていると、ダウンクロスのフルキャストで撃ち込み中層を只巻きし始めたバイブレーションが”ガッ”と明確な鋭いバイトで引ったくられた。
鋭いバイトと手元に伝わる掛かった直後の動きで相手の正体は直ぐに分かった。
「桜鱒だ…」
釣友に伝え横でファイトを見守る釣友。
沖の水面直下で繰り返されるローリングアクションにローライトな天候といえども白銀の魚体の反射が眩しい。
遠目に見えた魚体はこの水域では平均的なサイズ。
手前に寄せて来ると今度は淵で激しい突っ込みを見せるが、流れの強さと水深によってはっきりと見えない魚体に針掛りの位置や状態が気になる所。
そして浮上して水面を割った魚体の口元にはバイブレーションのリアフックが下顎に一本掛かりといった感じの状況。
”これは獲りたい…”
勿論いつも通りのスタイルでランディングネットは持っておらず、魚種的&流速的にもグリップランディングは少し困難。ランディングするには強い流れの筋を魚を付けたまま岸側に渡ってズリ上げる位しか頭に浮かばない…
そう考えているうちにも水面で暴れる魚に振り回される口元のバイブレーション。
”このままでは確実に外れる…”
そしてとっさに体が動いた。
自分でも意識していた訳では無いがロッドをベストに掛け、魚の前に自ら飛び込むような形で抱え込みランディングの横暴に出た…
直後に予想通りに顎下から外れるトレブルフック。
魚は暴れ滑るが両腕に渾身の力を込めて魚を抱え込みどうにか強引にランディング…
直後にこの行動に唖然としていた釣友が笑いながら「まるでハ◯ヤホテルのCMのような抱えっぷりだったよ…」と一言。

なんとか獲れた春の銀鱗。

輝く銀鱗と薄ら桜色に輝く美しい魚体。

サイズは平均的な50cmクラス。

今季も慣れない鱒族持ちがキマったか…

立派な体高と美しい魚体に暫し見蕩れる…

弱らぬうちに大河の流れへ返す…
この一本で丁度タイムアウトの時間となり納竿。
釣友は珍しくノーフィッシュだったが、連日の虎柄二桁釣行に大河の神様もたまには休養を与えたのだろう…
今季もなんとか獲る事が出来た桜鱒。
しかし毎年思う事だが、この魚にはやはりランディングネットは必需品のようだ…
そんな訳でまだまだ狙える季節だけに外来狙いの傍ら”春の銀鱗”を狙う釣りはもう少し続きそうだ…
- 2016年5月3日
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