こんにちは。黒ごまです。

ウィークリー大会お疲れ様でした。

大会中は、夜寝る間も惜しんで頑張られた方もいらっしゃるのではないでしょうか？
わたしも釣りが出来る日は可能な限り頑張りました。
結果は九州エリアで6位。全体で20位。
毎日釣りに行ければもう少し頑張れた気がしますが、現状ではこの順位が限界な気もしました。
できる日にちは釣りを極限までやり抜きましたので後悔はしてないです。

大会の週の始まりに台風到来。

前日まで追いかけれていたベイトがパタリと姿を消して、上げ潮のシャローでのトップのパターンも消滅。
まず、どこから手をつけていいのか迷いました。

やはり、あめが降って落ち着いてきたら満潮前後の堰のパターンが強いかと奔走するもベイトも消え八方塞がり。

満ち込みの中途半端な時間に、中流から堰にかけて壁際をひたすらリアクションの釣りをして調査することに。 修行である。

デイで調査すると、シーバスのアタックがいくつかの場所で見られた。とくにインレットの近くでデカイのが一瞬、気が触れてルアーコスケに反応した。
ノるまではしなかったが、どの時間帯に魚がどこにいるかは明確に調査できた。

夜になり、下げ始めの時間。流れも効き口を使うのでは？と思いインレットに入り直す。
意外にも口は使うがサイズはマメ。

なにかが違う…

デイの事を思い返すと、満ち込みのタイミングだったことに気付く。
流れがあればいいってものじゃないのか？

次の日に検証してみることに。

満ち込み満潮前に、中流〜上流にかけてのインレットをひたすらコスケで打っていく

コスケは8の字でも水絡みがよく、ロールが多いのでヨレやシェードが絡まずとも、目の前でも喰わす力があると思っています。

本命の手前のポイントで70upのサイズが飛び出した。

ここで、70up…
本命は間違いなくデカイのが入ってる！

おれは何故か予感していた。

本命のインレット

雨のふる深夜。草の水滴に足元を濡らしながら魚に気配を悟られない様、腰を屈めてインレットに近付く。

竿先からの垂らしは40センチ。ドラグはゆるゆるに。
コスケを流れ込む水の上にポトンとのせてインレットの滝壺に落とす。
落としたコスケをそこから手前に引き8の字を描く。
その瞬間、足元から巨大な魚体が横一閃。

水面に岩を落としたのかの様な水柱が足元で爆せた。

ゆるく設定したドラグは滑る様に鳴り続けた。

10m…20mは上流に走られただろうか？

ヤツの動きが落ち着いた頃、ドラグを震える指で締め直し少しづつ手元に寄せた。
フッキングはかなり怪しい。
無理にはランディングは出来ない。

あえて魚を走らせる。
ロッドの角度とドラグに細心の注意を払いながら、自身も追従してヤツとの距離を縮める
さらに、走られる…追う…
神経をすり減らす一進一退の攻防。

10分ちかく戦っただろうか？

ついに、その魚体も観念して浮いてきた。

無事タモ入れ成功！
かと思いきや、
タモにうまく入りきれないで、網を掬い上げる際に魚が落ちてしまいそうで焦る

焦りながらもなんだかんだと、その魚体を陸に上げることが出来た。

ひれも大きく、日焼けしていない青い魚体。
グットプロポーションの80cmオーバーのランカーだった。

こいつは、回遊してこの上流にやってきては、一級ポイントで待ち伏せを繰り返していた魚体と思われた。
年内に達成したい目標が１つクリア出来た瞬間だった。
春に始めたシーバスフィッシング。
のべ100尾に近い魚を触ったが、もっとも嬉しい瞬間だったかもしれない。



ここまで、釣りが楽しいと思えたのも、釣り場で知り合った友人や、fimoを通じて応援してくださる方がいてこそだと改めて痛感させられました。
そして、ヒットルアーコスケを支給していただいたアムズデザインさんには頭があがりません。

自分1人ではたどり着けていなかった魚でした。

本当に皆様にお礼申し上げます。
有難うございます。

いまからの目標は、流れの中で大物を仕留める事。

秋本番に向けて、人としてシーバスアングラーとしての純度を上げていきたいと思います。

次の大会はもっと上位目指したいな*\(^o^)/*

秋を楽しもう！