久しぶりのログです。
仕事が繁忙期なのとプライベートでも色んな事が重なり、なかなか釣りにも行けないでいました。

まだ全然落ち着かないし、むしろこれからって感じがしますが、今季ラスト芦ノ湖も行ってきたし、自分の頭を整理する意味で今年の釣りで特に感じた湖での風の影響を書いてみたいと思います。
※湖トラウト3年目のペーペーの考えです！へぇ、程度で読んで下さいね。


湖に生息するトラウト類を狙う上で重要なプラスの要素と言われる”風”。
風による水面のざわめきがトラウトの警戒心を和らげ、湖流を発生させてプランクトンがうんたらかんたら・・・ということらしいのですが、なぜ良いかということは詳しくは今の私にはわかりません。


始めたばかりの頃は鏡のような水面でも、
「海とは違う、なんか清々しい！」と山上湖の雰囲気を楽しめていたのですが、これがまあ釣れない・・・
恥ずかしながら、無風の日はほとんどノーバイトでした。

その後、ソル友keenさんにこの釣りは風が重要と教えてもらい、何回か通って行くうちに、ホントに風がある日は反応が違うのです。
釣れないまでもバイトがある。



ちょうど今年の春にkeenさんと釣りに行った時にこんなことがありました。


朝イチは無風。
日も昇って諦めムードになった頃に急に風が吹き出しました。風力にしておよそ2-3ほど(風速で言えば3～4m/s)でしょうか。

するとどこからともなく弱ったワカサギたちが現れ、ブレイクライン付近でトラウトの捕食が始まったのです。

まあその時は結局魚には会えなかったのですけど。






この秋は芦ノ湖のトラウト狙いには3回程しか行けませんでした。

そのうち1回は風力2-3、曇りとなかなか良い状況でしたが3バイトのみ。
今日、前回はちょっと荒れ模様で風力が4-5程度でしょうか。釣りがしづらい状況でした。



ここでいう風力とは直接風速を表しているものではなく、風力階級といって風の強さを段階ごとに分けたものです。

例えば風力2は風速が1.6～3.3m/s、波がしらはなめらかに見え、砕けていない状態で、軽風(Light Breeze)といいます。
この位であれば問題なく釣りができ、釣果も望める良い状態であると思います。


そして前回釣行時の風。
湖でもときおり海のような波が来て、突風が来るとバランスを崩してしまうほどでした。風速は計っていませんが、水面の状態が"水面に波頭が立つ"程度だったことから風力5(8.0～10.8m/s)、疾風(Flesh Breeze)くらいだったのかなと思います。
ルアーもほとんど飛ばず、風にラインをかなり出されて、狙ったコースを引いてこれませんでした。
丁寧な攻めが必要となるトラウト狙いではかなり厳しい状況でした。



余談ですが、仕事柄風速計を持って海辺の風速を計ったりしますが、平均10m/sを超える風ってなかなかありません。あったら海面は白波で真っ白です。
よく著名な方のブログなどで風速10m/s以上の爆風でも～なんて書いてありますが、プロとはいえそんな状況でできるかな～とちょっと思ったりしてます　（笑）



そして今日は今季最後となる湖の釣行。



風がまあまああり、暗いうちは少し怖いくらい。
先ほどの風力で言えば4といったところでしょうか。
1ヶ月ぶりの釣行とあって、釣りをする感覚が鈍っています。

日が昇ってきて辺りが見えるようになってからもなんだかしっくりこず、　今日の状況に合わせられない。うろうろしたり、色々投げちゃう悪いパターン。そして魚信を得ることはできず終了です。
今年もありがとう、芦ノ湖！また来春だ！


トラウトに関して言えば今年は不完全燃焼だったかなあ・・・
行く先々で増水があったし、私自身状況にマッチした釣りができているとは言えなかったかなと。


ただ、それが今の僕の実力なんです。


シーバスなんかはなんとなく釣れるイメージができるのだけど、トラウトは湖・本流ともにまだまだわからないことだらけ。


少しのオフシーズンの間に色々考えて、また来年試したいな。
もうすでにやりたいことがいくつかあるからね。