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新 拓也

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鹿児島襲学釣行~第二話「とおく人里を離れて」

  • ジャンル:釣行記
  • (渓流)

参魚種制圧!
鹿児島襲学釣行

~第2話~


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ズゾゾゾゾ――――ッ!!!
 
 
夜明け前のロッジに鼻をすする音がこだまする。
 



よ「寒くね?」
筆「鬼寒い」
 

よ「ったくよォー南国じゃねーのかよ」
筆「だから言ったろ、半袖で来るなってw」
 

 



ダウンを取りに行った彼だが
時すでに遅し。
 

 



我々、風邪を召しましてね(照)
 
 
中村さんは気にする様子も無く就寝中。
寒くないのだろうか・・・?
 
 
 
 



 
朝日が昇り
中村さんも意識を取り戻す。
第一声
 

 
中「寒ッ!!!
 

ですよねー
 
 
 
 
チェックアウトを済ませ
暖房をガンガンに掛けた車に逃げ込み
アサイチでポイントを目指す。

 
 
 
 








3月28日
AM7:30

 
ポイントに到着。
ToLoveるさんからの前情報によると
川の改修工事が始まるまでが勝負。
工事の濁りが入った途端に食いが落ちるのは
以前経験済み。それはもう絶望的なのだ。
 

 


 

さあ行くぜ!!
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右の人は仲間の仇でも取りに行くんですかね…?(困惑)
 
 




筆「ほら!サッサと投げなさいよ」
よ「ありがとうございますッ!!」

 
 
そして1投目でキマった
 
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筆「や、やるじゃない」
 
 
 
 
 
 
以降テンポよくHITが続く

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そして運命の刻が訪れる
AM8:30工事の開始である。
 



筆「者ども!ずらかるぞ!!」
 
 
一目散に渓を後にする3人。
チャンスタイムはまだまだ続く
次のポイントへ車を走らせた。
 
 




 





 
AM10:00

渓流の数釣りを堪能したところで
彼にはヤマメの中のヤマメ
山女魚山先輩クラスを倒し
襲学釣行ヤマメ編を完遂して頂きたい。
そういうわけで、支流の本流域へとやってきた。
 
 
オープンではあるが
デカイヤマメを育む水量と淵の存在がある。
 
 




筆「ヤツは警戒心が高い。手ごわいぞ…」
 
よ「らじゃ!!(敬礼)」
 
 
 




 
『自然と共にあれ』
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もうワシが教える事は無さそうじゃな…(遠い目)
そんな事教えた覚えは無いがナー
 
 


 
しかし本流域
なかなかアタリには恵まれない…
 
 
 
 
先行して遡行していた中村隊員から

中「ヤバイ!デカイの追ってきた!!」
との報告。ヤツは落ち込みに居た!!
 
しかし二度目のチェイスは無い。
鈴木隊員共々掃討作戦を決行するが
ヤツは籠城作戦に出た。
 



 
よ「何の成果も得られませんでしたァァァァ!!」
 
筆「ワシはまだ攻めた方が良いと思うがのぅ」
 
 
 
という事で譲ってもらい
得意のネチネチ攻めを敢行する司令。
諦めたら試合終了
帰るまでが襲学釣行なのだ!(意味不明)
 
 









 
ッシャ!オラァァァア!!
司令の雄叫びがこだまする。
人類の勝利である。
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ボチボチサイズの銀毛ヤマメ(シラメ)
 
 
 
さらにシラメの存在から
本流ヤマメが居る可能性も十分。
脱渓を考え始めていた一行はさらに釣り上る事に。

 
 















パパー!おさかなつれたよー☆
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これぞパパさんアングラーの夢。
だが貴様にパパと呼ばれる筋合いはない!!(テンプレ)







イダは釣れたものの本命のHITには至らない。
反応の乏しさ空腹で2回目の山が訪れる
 
一同「腹減ったナー」
 
 
うつろな表情で渓を釣り上がり
先行、鈴木君は落ち込みまで到達した。
 



そのやや下流で中村さんと激シブウグイで遊んでいた筆者。

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その上流から雄叫びが聞こえる。
 


2人して

「ん、デカそうだな?イダじゃね?」
と様子を見に行くとそこには
 
 

パンッパンのヤマメ横たわっていた。
よ「やったぜ。」
 



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や、やりやがった!!
紛れも無く本流ヤマメだ
完 全 勝 利
ついに彼はミッションを完遂したのである。
 
 
 
歓喜に踊る一行
この1本を節目として昼食へ。
 
 
 














PM2:00
昼食後支流を転々とするが
どこも年度末の工事で白濁り。
4本目の川がようやく使えそうだと判断し

ポイントへ入った直後事件は起きた!!
 
 
 










中「あーちょっと針刺さったから取ってー」
 

 




 
よ「!!!?」
筆「び、病院行った方が・・・」
 
 










中村氏殉職
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ヤマメ編を共に戦ってきた戦友を失ってしまった。
敬礼で氏の車を見送る2名。
 



よ「ちょっと刺さったって言ってたけどさ

2名「ちょっとじゃないよね
 
 
恐怖におびえながらも
今日の晩飯を確保するミッションは残されている。
撤退は許されない。
飽きたりません食うまでは。

 
 
 
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移動に移動を重ねてたどり着いた為
初めての場所だったが良い釣りが出来た。
我が家分のヤマメを積み込み帰路に就く。
 
 
筆「なんかご当地の物を食おうぜ」
ガイドたるものおもてなし精神を忘れてはならない。
下道で3時間、道中の鹿児島県串木野で
名物まぐろラーメンに舌鼓。

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PM10:00
帰宅


よ「ヤマメ面白かったなー」
よ「ヒラと似てる所もあってハマりそう」
 

そう、明日からは彼の本職である磯
対ヒラスズキ編が始まるのである!
 





筆「で、スイムあるけど風邪大丈夫?」
よ「気合でなんとか」

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ゼナジンジャーをキメる鈴木氏




筆「おk!じゃあ2時間後起床だから」
よ「ファッ!!?」

 
 
まだまだ波乱の幕開けに過ぎない
次回からはヒラスズキ編のスタートである。

 
 
鹿児島襲学釣行
ヤマメ編
-完-

 
第三話に続く

 

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