6月3日

房総への釣行はお休みし、鹿島灘へ。

着くと次々と帰っていくアングラーの姿、誰も魚を持っていない！

挨拶がてら声をかけると、今日はベイトもいないし、魚っ気がないと言われテンションが下がる。

あまり頑張る気にもなれず、サーフの釣りは早々に諦め、今回の最大の楽しみである、Fishman BC4 5.10MXHで遊ぶ事に。

ベイト慣れしていない私は、トラブルを考慮し、リールは旧エクスセンスDC、ラインはよつあみのスーパージグマンx8の3号。

このタックルはベンダバールの時はDCが飛距離を制御してしまい、バランスとしてはイマイチであった。

今回はどうか。

前提として、5.10MXHは旅のお供とバスや河川でのシーバスの使用が目的。
そこまで飛距離の拘りはなく、飛べばラッキーの考え。

エクスセンスのブレーキセッティングはメカニカルがカタカタならないギリギリのところ。
ブレーキシステムはDCのMAXから2つ目にセット。
ナスオモリ5号でまずは軽めにキャスト。

オモリの重さを乗せるようにスーッと振り抜く。

キィーン。

目の錯覚か…

なんだかだいぶ飛んだ気がする

最近エギングとか向かい風のヒラスズキばかりやってたからか、だいぶ飛んでる気がする。

とりあえずリールを巻きながら距離を計算すると…
なんと40mちょいの飛距離…

超軽く投げたし、オモリは120mmクラスのシーバスミノーぐらいなのに、そんなに飛ぶのか…

投げた時に全くロッドが曲がってる感覚が無かったがどうゆうことだ…

その後、オモリを3号に変える。

まさかこんな硬いロッドではこの軽さは乗らないだろ〜とバックラ覚悟でフルキャスト！！

キィーーン

やはり40m以上は飛んでいる…

なんだか違和感があるというか気持ち悪いというか…

その後、塗装の剥げたグリード30gに変え、ブレーキシステムを一番緩くして7割ぐらいの力でキャスト！

キィーーーーーーーン

おいおいおい！

測ると70mを超える飛距離。

すげーこいつはすごい。

楽しくなってきたので、バンタムのラウドノッカーをキャスト。
移動重心のルアーは当然に素晴らしい飛距離！

ピッチングもやってみる。

とりあえずオモリは3号。

ロッドが短いおかげか、超使いやすい。

手首のスナップもかけやすく低い軌道でオモリが飛んでいく。

これはすごい。

ふと思う。

これなら足元やストラクチャー狙いのヒラスズキもありかな

こんな短いベイトロッドでヒラスズキをやったらめちゃくちゃ楽しそう！！！

夏は少しチャレンジしてみようかな

ホントベイトタックルは楽しい！！

さて、利根川にエントリーして魚のいるところでロッドを振ってみる。

ルアーはキャスティングで買ったオリジナルブランド的な鉄板バイブ。

もはや、何グラムかも忘れてしまった。
投げた感じは25g？20g？

この日は利根川で釣り友と合流。

彼は隣でスピニングタックルを振る。

同じく鉄板バイブだが、そこまで大きな飛距離の差はない。
それどころかベイトの手返しの良さからキャストの回数は圧倒的に自分のが上。

楽しくて仕方ないので魚を釣る事を忘れていると、ルアーの着水から数巻のところで、モゾモゾっとした感覚が手に伝わる。

沖目で魚がジャンプ。

おっ、シーバス！と友が言う。

え？
魚が暴れるがなかなかロッドに強さが伝わらない。
バレた？
いや、普通にロッド曲がってるよ。
まじか。
全然わかんないけどー。
グリグリ巻いてくると60以上のなかなか太いシーバス。
あれ？
全然楽勝なんだけど。

ネットも無いので、抜き上げようとしたら、シーバスがポロリ。

何回もフックを外そうと頑張ったシーバスの勝ち。

とりあえず足元まで姿を見せてくれたシーバスは太くて60クラスのナイスコンディションであった。

鉄板バイブってそんなにメーカーで釣果に差が無いように思える。

トラブルなく軽快に使えるのがベストだとつくづく思う。

それにしてもこの竿！

ナンチューパワー

惚れ惚れする。

こりゃ一回はヒラスズキをかけてみてみたい。

Fishman って何なの！

ホント素晴らしいロッドを作る！！

投げてて楽しい、これぞルアーフィッシング！

原点を思い出させてくれる！
それがこのロッドだと思う。

これからよろしく！5.10MXH！！




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