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播州針の郷をたずねて

  • ジャンル:日記/一般
今回の出張の最初の場所が姫路だったので、京都の宮津から移動。
途中の通過する丹波市山南・黒田荘・西脇市・加東市という地名を見ているとちょっとだけウキウキするものがあった。いったいなんのこっちゃという感じだと思いますが、加古川中流域は日本の釣り具の中心地ともいってもいいところ。播州針の郷。いまでもそれは受け継がれている。

播州針は江戸時代の末期に小寺彦兵衛さんという方が興りとされる。釣り針の歴史としては古くはないが、創意工夫と製造技術共有で、冷害の時期の農閑期の副業となり、交易路でもあったこの地域で行商人を使った販路の確保で地域産業となったのである。
そのあとの変遷は、このあたりが詳しいかな??
https://www.hyoturi.or.jp/?page_id=14

さて、北から車で加古川沿いの田園風景の中のドライブ。
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最初にでてくるのは、丹波市山南に宇崎日新。
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個人的な思いを書いてしまうと脱線甚だしくなるので割愛するが、日本製にこだわりいい竿を作っている。胴に魚を乗せるような独特の調子。
日新のとなり近所にはハリミツ、さらに加古川の対岸にほどにはササメ針がある。
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 黒田の荘にはタイガー針。タイガーは子供のころ100本入りのバラ針をなけなしのお小遣い握りしめて買いに行きました。
加古川沿いに南下すると、カツイチ・まるふじ・OEM含めて生産量最大の名刀針が。(針先を3カットしたようなプレス加工は名刀の特許)
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市街地中心から杉原川沿いに戻ると、言わずと知れた がまかつ・オーナー。
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この2社にはどれだけお金をかけたか!そして川向うにタカ産業。
加古川沿いに175号を南下すると長明寺という大きなお寺がありそのあたりからいったん東に行くと、はり秀、さらに県道75号沿いに南東に戻ると、土井富・上田製針・もりげん・金龍針がある。
もう、どうだといわんばかりの針針針針街道なのでした。

 

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