苦しんでおります。

「魔の秋」

普通はハイ・シーズンなんですけどねー。まだ秋のパターンを作れてないのが原因です。完全にシーバスの居場所を見失いました。

そんな中でも、橋の下の明暗や川の流れ込みを探り、かけることはかけてはいたのですが、合わせ切れたりやら、擦られて切られたりやら、お恥ずかしい限りの失態をやらかし、ずっとボウズでございました。

まあ、正確にはちっちゃいセイゴやら

でっかいボラやら

獲ってはいましたが、セイゴも40cm未満はノーカウントなので、今年の目標である「シーバス・オール・スルー・ジ・イヤー」が6月に続き、またしても風前の灯火になりつつありました。

仕事も忙しくなかなか釣りにいけてもいなかったのですが、なんとか日曜日の夜に時間を作ることができ、出撃することにしました。

場所は

「落鮎パターンが成立しそうな所」

実家に戻って4年。近場の河川を探って来たけれど、落鮎を見つけられていませんので、一か八か、賭けるしかありません。獲れれば、今後の大きな手掛かりにもなるんですが…

夕食を済ませて19:00ごろエントリー。
下げ潮ということもあり、川はいい感じに流れています。

落鮎なら、アップにキャストしてのドリフトだろうと、カゲロウ124Fで探ることに。カラーは、新月の闇夜なのでホットシャッドに決定。

メインの流れのホンの少し横に落とし、そこから反転流へと流し込む。

出るならそこだけど…

出ない…

さらにその上流方向へキャスト。また反転流へ流し込むも出ない。

ん～、厳しいのか…

なら、反転流の先にある淵に流し込んでみようか…

反転流の中にキャストして、そこから淵へとルアーを誘導していく。
ホットシャッドはベリーがホワイトパールなので、淵の深みからでもわかるはず。出ろ！

淵の上を5mほど流したところで

「モソッ」

んんッ！？
あたりなのか？それとも何かに根掛かったのか？
ええい、根掛かりでもかまわん。あわせちまえい！

「ズシッ」

魚か？根掛かりか？どっちだ？

「ジーーーーー」

魚だ！

「ジーーーーーーーー」

おわっ、止まんねー。
シーバスか？でも走りすぎでは？デカイのか？それとも他の魚か？

水中で首を振る感触が伝わってくる。シーバスだ！

絶対獲るゾ！
ドラグを調節しながら、慎重にやり取りをする。流れに乗られそうな所を、ロッドを立てて食い止める。

しばらく格闘して、やっと寄ってきたので、そのままズリ上げ。

67cm

思ったほど大きくないけど、コンディションのよい一本。久しぶりの引きも存分に楽しめました！

タックル
ロッド：テンリュウ・スワットSW972S-ML
リール：19ヴァンキッシュ4000XG
ライン：YGK・Xブレイドアップグレードx8 1.2号
リーダー：シーガー・グランドマックスFX5号