今年出会えた釣りの一つ・・・


淡水域での川鱸シャローゲーム


あきんど氏との出会いがきっかけで始めたこの釣りが、シーバスフィッシングに出会ってからのこの４年間で、まだ一度も手にした事の無かった魚との出会いを与えてくれました。








＊＊２８日・木曜日＊＊

水位の上昇に合わせ、この日は単独で挑んでみました。

ポイントに着いてみると、今までで入った中では一番水位が高い…


(ログにはあげませんでしたが、先週の土曜日も少し水位が上がったタイミングで三人で入り、７２cmが一本出ました)




このシャローポイント・・・

『あきんど水位観測所』が発表している的水位になった時、魚を呼び込む力は本当に凄い


そして、先週魚が出た時よりもそれに近い今日の水位…


必然的に期待が高まります…（笑）
（水位だけが全てではないのでしょうが）




そしていつも入るポイントに浸かり、釣りを開始する・・・


数少ないチャンスを必ず手に入れるため、集中して約２時間キャストを繰り返す・・・


しかし 雰囲気はあるものの、残念ながら川鱸からの反応は無く ２３時でこの日は終了としました。




＊＊２９日・金曜日＊＊

このポイント初の連日釣行…

翌日の睡眠不足に覚悟を決め、この日はあきんど氏と２４時に待ち合わせをし二人で挑む・・・


水位は少し下がってしまったものの、前日に上がった水位に触発され、活性の上がった鱸が入っていることに期待をしポイントに入る。


ポイントは『わりと手前』とあきんど氏・・・


決して深くまで立ち込むことなく、極力気配を消し、ゆっくり ゆっくり入水しキャストを開始する・・・


上流側に僕、１０メーターくらい下流側にあきんど氏が入る。



森に囲まれた暗闇の大河、
ロッドを振り抜く音と、ルアーが着水する音だけが響く…


静寂の中に全ての感覚を研ぎ澄まし、
まるで自然に溶け込んでいるかの様なこの感覚と、『緊張と期待 』が入り混じり、少しだけ息苦しくなるようなこの感覚がたまらない…



いつ炸裂するか分からないその瞬間を待ち続け、集中してキャストを繰り返す。





開始してから一時間くらい・・・






ポツポツと降っていた雨がだんだん強くなり始めた頃、待っていたその瞬間が来た ‼︎‼︎





水面より若干潜った所を意識し、スローよりは少しだけ早くリトリーブしていた手が止められた！

『グゥンッ』と重さが乗るようにティップが入る・・・


とっさに合わせを入れた次の瞬間・・・



『 ガバガババババッ ‼︎‼︎ 』と水面が炸裂 ‼︎‼︎



闇夜に激しく水面を割る黒い影が見えた

『 よっしあァァーー ‼︎‼︎ 鱸だっ！』


ヒットを告げ、ここから感覚だけを頼りに一進一退の攻防を開始する・・・


ただでさえ少ない可能性のこの場所…
次の可能性を潰さぬようライトは点けずにファイトする。


激しく重いエラ洗いのわりにはすんなりと寄って来た…




しかし、手前に来てから暴れ出す！

右に左に走り抵抗する鱸…




足元に呼び込む前に、魚の位置を確認するためとランディングに向けてエラ洗いをさせる。


が、なかなか弱らない（汗）


『このエラ洗い、いいサイズだよ‼︎
大丈夫、ドラグ使ってゆっくり ゆっくり… 』

と、あきんど氏・・・


慎重に慎重に寄せて来る。


最後まで抵抗をやめない魚は、ゆっくりと水面に浮上してきた。


そして、薄っすらと見える白銀のシルエットは今までにないオーラを放つ・・・


慣れない暗闇の中のランディングにもたつく自分…
それでも最後はあきんど氏のフォローで、暗闇の中 一発でグリップを掛けてもらいランディング ‼︎‼︎


やったぁ・・・





８２cmの立派な川鱸


そしてシーバス歴５年目を目前に、初めて手にした８０up・・・


自分の中では今まで届きそうで届かなかった８０と言うこの数字・・・

正直サイズに拘りはなかったが、初めて手にした８２cmの鱸は・・・





んーん？ 上手く言えません（笑）





ただ、今までが実り… そしてこれからが始まった… そんな様な感じの一匹になったのかなと思います。






鱸釣り・・・










オモロォーーッ♪♪♪（笑）




※ あきんどさん、ありがとうございました。
出会いが出会いを呼んだ最高の一匹だったと思います。また是非ご一緒させて下さい。

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