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山田 大輔

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釣れない語録





相手は自然界。

その営みを予想し、ゲームを組み立て
至福の1匹に出会う。

そのプロセスを楽しむのが
ルアーフィッシング。


求めるのは釣果ナノだが、
ただそれだけではない。


釣り場に居るときだけが釣りではなく、
仕事の合間に釣りの事を考えたり、

釣具屋や、ネットで、物色しているときも



家で週末の釣行をイメージしながら
タックルやルアーを眺める時間。

全てを経て
ソコに至るまでが、ルアーフィッシング。





当然、当日イメージと違う場合も多々ある。

それも、ルアーフィッシングだ。






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ヒラ復旧から3度目の釣行。

ベタ凪ぎ。

しかし、前回2回の手応えが良かっただけに、「今日も大丈夫でしょ」と、
鷹をくくっていた。


薄いサラシを撃つ。


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ここか?


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これか?



現実は甘くない。

ノーバイト。


そう。これがヒラスズキ。





そして、次第により大きな波を探して行く。


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何かがBLoooWIN! 140S に触る!
しかし。。。



更にタイトに、更に先へ。。。






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同行者と、「限界」を攻めていく。。。





しかし、この行為はとても危険な事と知る。



この様に、ヒラスズキはどうしても
「サラシ」を求めて釣行してしまう。

より濃いサラシを。。。

より荒れた波を。。。



夢中になっている時は
拡がるサラシの如く、
アドレナリンが出てしまう。


恐怖心も薄れていく。

何故なら男は「危険」なモノに触れると
その本能が目覚めてしまう生き物だから。


しかし、
1歩足を止め、その自然の力を見てみよう。



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凪ぎの日と言えども、
何百トンもの海水が、時速十数km ものスピードで、硬い岩盤に何回も打ち付ける自然界のそのパワーを。



その波と岩の間に挟まれた時、
貴方は生き残る自信が?

残念ながら絶対に無理であろう。




私も同行者と別れ、
冷静にこの波を眺めていて、
その「力」に恐怖を覚えた。




1人で安全なポイントに移り、
一日中攻める。




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釣れない。。。



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この日、唯一のお魚。



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そして、日が沈む。



磯では、夜間は危険。
撤収。



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しかし、やりきった。
釣りをやりきった充実感と、
日常の喧騒を離れ、
壮大で荒々しくも美しい大自然に触れて、
私の心は爽快だった。


そう。これが釣りですよ。



「漁に来たんじゃない。心を洗いにきたんだ」
山田大輔









そして内海河川。

地形調査に久し振りに訪れた川。


「ほー。。。エラーいことになってるね。。」




その川の地形は、
大きく変わっていた。
その影響で、地盤の緩い箇所も変わっていた。

いきなり、夜間訪れてしまうと
ポイントを外す以前に、深みにハマり
身動きが出来なくなっていたかもしれない。




夜間で1人、沼るみにはまってしまって動けなくなる恐怖。



侮ってはいけない。


その他、低質の見えない河川では、
次の1歩で、深みに落ちて水没。

そのまま流されてしまうと、大事故に繋がる。




河川の地形は、変わりやすい。

日中の干潮時に確かめてみる事は、
とても大切だ。







そして、その後
テトラの入っている堤防へ。

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出来る事なら、専用シューズが望ましいが、せめてトレッキングシューズ等が安全。
その時も、「濡れた苔や海草の付着した場所には行かない」

一撃で滑り落ちます。

勿論サンダルは止めた方が良いんじゃないかな?


テトラの怖いところは、
不安定な足場と転落した時のダメージの大きさだろう。

下手をすると登れなくなり、テトラの中で
波に揉まれて大怪我、最悪「死」に至る事故も。



穏やかな堤防。
ソコに隣接している大型テトラポット。


「ここなら、大丈夫」


と、根拠のない安心感で救命胴衣無しで
訪れる方々も未だに多く見受けられる。



個人的には、磯に次ぐ危険ポイントだと
認識しているのだが。。。


あと、
磯でも堤防テトラでも、
基本は「濡れてる場所には近付くな」ですね。

濡れてる場所=波が来ると言うことですから。







この日はコチ狙い。

SeaRide 20g をリフト&フォールし続ける。

この釣りは、目黒テスターが得意。
「スピニング・スロー」
と言う釣法で、紹介しています。



簡単に言うと、
着低。
リフト。
テンションを抜かず緩めずでフォール。

この繰り返し。

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簡単過ぎた。。。





で、今回は横風強風だったために、
SeaRide 20g の逆付け。


飛距離を稼ぐ事が出来ます。

そして、この逆付け。

フォールも変わります。


順付けでは、不規則なテーブルターンで
落ちますが、
逆付けはテールスライドしていきます。

テンションの張り緩めによって、
一回止まってから再びテールスライドされることも可能です。


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駄目だ。。。今日は絵の調子が悪いッス。




そのフォール中でゴンッ!


水面まで上げたソイツは
50cm は超えているマゴチ!

狙い通り!

さあ、ランデイング!


え????

ネットが外れない。。。



ゴンゴン!プイッ!



ウエーデイングばかりしているので、
久々に使う長タモの操作に手間取り
オートリリース。


悔しいー!



気を取り直し、
同じ方法で攻める。


ゴンッ!


今度もマゴチ!

水面まで上げるとやはり50cm 越えの良型!



こ、今度こそは!


今度は、ネットが外れた。ロックも解除。

さあ、伸びろー!


。。。


伸びないー!((T_T))


しばらく使ってなかったから、
伸び止めのゴムがしっかりハマっている!


足で何とか伸ばしてー。。。

キャッ。。。


プイッ!



おおおおおおっ!
(┯_┯) ウルルルルル


もうちょっとだったのに。。。



これは、痛い。
これは、とりたかったぁ。。。

コチの刺身がぁ。。。
(大好物)




再度勝負!



ジャーク。
スライドー。

ジャーク。
スライド ゴンッ!



んん?
バイトが早い??


ゴバババ!



シーバス!



おお?良いんじゃない?
良型だ!



本当にこれは取りたい!


少し強引に寄せる。



シュルルルル。

タモOK!
(* ̄∇ ̄*)




あ。
まだ早かった。。。。


反転してテトラの裏に回り込むシーバス。


片手じゃあ。。止められん。。。



プイッ!







バレた。。







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「漁に来たんじゃない。この夕日を見に来たんだ」
山田大輔





ウエーデイング・ジャンキーの私。


年間、水面上と対話しながらの釣行スタイルが多いので、
久し振りに足場が高いと、なんか勝手が違います。

常々、
「水深2m以上は、俺のレンジじゃねぇ」

と、言ってますが、


今回から、
「水面1m以上は、捕れる気がしねぇ」


も、追加したいと思います。









釣れないのも釣り。

だけど、
ただ「釣れなかった。つまんねー」
だけではなく、
次の釣行に繋がるテーマや、危険箇所の自己認識だけでも出来れば、その日の釣行は有意義なものになるハズである。


そして、もう2度と訪れない今日と言う日を、
最高のロケーションにその身を置き、釣りと言う媒体を通して感じられる幸せは、釣果よりも大切な事。





あの魚に逢いたいから。
またあの夕日が見たいから。


そうやってアングラーは、
また来週も心を洗いに
ポイントに向かうのですね。






まあね。。。
そりゃ悔しいッスよ。。。。。(笑)
(──┬──__──┬──)



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