プロフィール

もっち〜

徳島県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

タグ

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:36
  • 昨日のアクセス:13
  • 総アクセス数:207739

QRコード

吉野川増水パターンの注意点〜どうでもいい話を添えて〜

台風の接近に伴い前線が活発になり各所で大雨が続いてます。

当然、河川は増水します。

増水すると活性が上がるのはシーバスとアングラーですよね!

今日は釣りログじゃなくて河川の増水時の注意点を。(今回は潮位の話は当たり前なので無視します)

これから河川シーバス、増水パターンやってみようかなって人は安全のために参考にして頂きたい。

河川シーバスやってる人は当たり前のことかも知れないんで少しどうでもいい話を添えてお送りします。

まず、自然を舐めてはいけません。笑

少しでも危ないと感じたら勇気ある撤退を!笑

ある程度日照りが続いている場合、ちょっとくらいの大雨は地面が水を吸収するため川はほとんど増水しないでしょう。

梅雨などの雨が続くシーズンは雨が降ると見る見る増水します。

それは川幅が狭いほど顕著。

また上流にダムがあるか無いかでも変わってきますね。

上流にダムがある場合はある程度調整しながら放水されるのである程度までは徐々に増水してきます。

吉野川で一般的にシーバス釣りが楽しめるエリアは川幅が広いため潮が満ちてくるように徐々に増水し徐々に流れが速くなってきます。

上流にダムの無い川は一般的に川幅が狭い場合が多く河川延長が短い場合はそうでも無いが延長が長く山合いを流れるようなこういった川は俗に言う鉄砲水が起きやすい川です。山肌、支流に降った雨がそのままダイレクトに流れてきます。少しよそ見をしてる間に本当に一気にまっちゃっちゃになって増水します。

t7ac5cncy58z4h6xn76h_470_313-fade1c41.jpg
雨が降ってから増水までが早く、また増水が収まるのも早いのが特徴です。

こういった川で釣りをする場合は上流の山の天気をこまめにチェックすること。

ポイントで雨が降ってなくても上流で降ってれば
一気に増水します。

知らずにウェーディングなんかしてたら帰れなくなりますよ。

こっからは吉野川の話を。

吉野川は高知の山奥を起点とし、早明浦ダムを介して徳島県へと入り池田ダムを通って四国山地と讃岐山脈の間を東西に通って紀伊水道に流れ込みます。(全国的に東西に流れる川って珍しいらしいですよ。どうでもいいですが。笑)

ですから吉野川をメインにシーバスゲームを楽しむ人は早明浦ダムや池田ダムの放水量をチェックしてる人も多いと思います。

知らない人は国交者のHPから各ダムの放水量を見ることが出来るので梅雨時期、台風の多い時期は特に釣行前にチェックすることをオススメします。(早明浦ダム リアルタイム諸量)で検索するとすぐに出てきます。

84s2hi6zve2vdo8zuvrt_270_480-f25dfab4.jpg

基本的に早明浦は貯水量100%を超えるとそっからは放水を開始します。

早明浦ダムを出た水が第10堰付近まで到達するまで約6時間ほどと言われています。

池田ダムは基本的に貯水量に関係なく上流から流れ込んだ水はそのまま下流へ放水します。

池田ダムを出た水は半分の3時間程で第10堰に到達すると言われています。

増水の規模で流量も変わると思いますのであくまでも目安程度と考えて下さい。

雨が降って無いからとウェーディングしてたら実は高知の山奥では大雨が降った後で急に増水してきて…なんてことも充分あり得ます。

ダムの放水量を確認してたらここからまだ水量が増えるのか?落ち着いてるのか?等の判断材料になります。

また、その他の危険を予測するものとしてウェブカメラ、河川の水位情報があります。

2xrcibivvmwkwtg473sd_480_372-7e521cfc.jpg
川ライブカメラ

br9gmumszwf965ib87fn_480_374-3c4b0fdb.jpg
(第十)水位情報

この水位情報は第十堰より上流の第十樋門周辺の水位計のことを指していてタイドの影響はうけてません。

ウェブカメラで見て、危なそうだなー、とか

水位情報でこの水位だったら釣りにならんなぁ!とか

普段から水位情報をこまめにチェックして自分の中でベスト水量を把握しておいたら

b8m9cn7ybrwh5r6fmrxy_360_480-fbe69998.jpg
こんないい思いできるかも。

どちらも徳島河川国道事務所のHPから確認できます。

国交省のHPなんて見る人ほとんどいないと思いますがこういった役に立つ情報もあるんです。笑

最大限に活用して安全に釣りを楽しんで下さい。

ここからはどうでもいい話。

河川は生き物なんて言う人もいますが増水、氾濫を繰り返し、少しずつ形を変えていってます。

吉野川は別名「四国三郎」と呼ばれ、日本三大暴れ河川の一つとして昔から何度も氾濫を繰り返して来ました。

昔は吉野川は今の旧吉野川を本流としてました。(旧吉野川ってぐらいだからわかりますよねすいません。笑)

むかーし、徳島城の堀に水を張るため、物資を運ぶ舟運のために掘った水路→別宮川(べっくがわ)が増水、氾濫を繰り返し今の吉野川となったそうです。

そこで今の旧吉野川にほとんど水が流れなくなり下流域の塩害被害を防ぐための水位調整を目的に今の第十堰が作られました。
(第十堰の上流50m、下流150mは動植物の採捕が禁止されてます。釣り禁止どころか草木を持ち帰ることもままならん!)

まあ、何が言いたいかって大きく川の向きを変えるほど自然の力は恐ろしい!

増水パターンを楽しむ時は当たり前ですけど前述の情報収集を徹底し充分注意して楽しみましょう!ってことです(^_^;)笑

事故があってからでは遅いんでね。

あっ!増水パターン始めてみたいって方はその河川をよく知る人と釣行してイロイロ聞いて下さい!

特に増水ウェーディングなんかは何度か一緒に釣行して安全と思える状況を把握して下さいね。

1回の増水ですぐにブレイクの位置とか変わるんでぼくも増水1発目は必ず誰かと行くよう心がけてます。

僕はよく、増水パターン増水パターン!ってログをアップしてますが僕のログを読んで増水パターンに挑戦して流されちゃった!なんてことがもしあったら…ってふと怖くなってこんなつまらんログを書きました。

だーれも見てないと思いますがね(^_^;)笑

ほんま、ぺーぺーが偉そうなログ書いてごめんなさい。



コメントを見る

もっち〜さんのあわせて読みたい関連釣りログ