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西岡 佑一 ~ちゃま

徳島県

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吉野川シーバスバトル身内戦。

『こらぁーっ!誰なぁー!誰が走んりょんなーっ!』
ウェーディングで瀬に渡ろうとしていたワカメさんの声が響く
それを尻目に、ノーライトで気付かれないように瀬の上を走って行く大柄の男
その正体は…










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ライバルを出し抜いて、ニヤニヤしているであろうもっちーさん
真っ暗闇に走るシルエットしか見えないはずなのだが、何故かニヤつく顔が見えた気がした(笑)


総勢9名で行われた、吉野川でのプチシーバス大会。
開始早々から熾烈なポイント争いが始まった。


自分から見て、ポイント候補は3ヵ所
恐らく、第1候補は確実にワカメさんともっちーさんが向かうはず。
第2候補も、間違いなく誰かが入るだろうと予想していた。


しかし、後ろを振り返ると半数以上の参加者が瀬に渡らずにいた。
『えっ!?もしかして瀬に渡った人のほうが少ない!?』
その状況を見て、慌てて強引にウェーディング。
第2候補ポイントへ向けて勢い良く走った。


制限時間は2時間と短い。
空回りしないように8本のルアーをBOXに入れてあるが、実際には全てのルアーをローテする時間なんてない。
精々4、5本をローテすれば良いところだろう。

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そのため、始めこそクロスウェイク140SF等をキャストしていたが、ルアーは自然と汎用性の高いBlooowin!SNECONに片寄った。
しかし反応は無く、ただただ時間だけが過ぎていった。
幸い救いなのは、目の前のシャローからベイトが抜けない事だけだった。


ブレイクまでは、フルキャストする必要のない距離。
流れも十分にあり、手前シャロー側に向けて巻く反転流
自分には、SNECON130Sの選択肢しか思い浮かばないシチュエーション。


ちょこちょこと、立ち位置を変えてみてはキャスト。
良い所を抜けたら即回収
そんな事を繰り返していると、不意にその瞬間は訪れた。


SNECON130Sを回収しようと素早くハンドルを巻いた瞬間のバイト!
考えるよりも早く体が動いたが、テンションが掛かった瞬間に鰓洗い
嫌な予感と共に無くなる生命感。
思わず天を仰いだ


今の渋い吉野川で2回目の反応取れるのか?
今ので今日は終わりかも?
色々な事が頭をよぎる
しかし、程無くして奇跡的に2度目のチャンスが訪れた。


ちゃんとフックUPできた。
しかし、魚とやりとりしていると違和感がある。
この心地悪いギクシャク感。
変に緊張して体が動かない。
ただただロッドを下げ、魚の動きに合わせてリールを巻いている状態
あまり大事に行くとロクな事が無いので、そのまま一気にずり上げランディング!





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ルアー:SNECON130S房総 サンセット

『っしゃぁ!』
思わず雄叫びを上げた。


60㎝にも満たない魚だった。
しかし、魚を抱える手が震えている
こんなにも気持ちが高ぶる魚を手にするのは久し振りだ。


仲間内の小さな大会
しかし、全員が真剣に挑めばそれは『競技』にもなり得る。
そんな、緩くも張り詰めた空気の中で手にする1本の重みは計り知れなかった。


残り時間は20分少々
そこへ現れるワカメさんともっちーさん。
ヤバい2人組が来た…
このまま逃げ切れるか微妙なところ。


ポイントに入って、早々にワカメさんが1本キャッチ
『物持ち撮りますよ?』っと問い掛けるが、頑なに遠慮するワカメさん。
測量して即リリース。
このまま追加無しなら勝てるが、残り時間は17分


普段なら30分くらいあっという間なのに、どうした事かやたらと長く感じる
2度、3度と反応を取るワカメさん。
あまりにもペースが早い


しかし、掛けきれずにタイムUP
何とか逃げ切る事ができ、優勝を飾る事ができた。
正直、絶対にまくられると思っていただけに喜びもひとしおだった。





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陸に上がってからは景品を物色
優勝の景品は、参加費で集めたルアーを3個
ハニトラに手を掛けた時の
『お前、それは違うだろ?』
的な回りの目。
一生忘れられない想い出となった。


Tackle date
Rod:TENRYU SWAT92M
Reel:SHIMANO BB-X HYPER FORCE 2500XG
Line:剛戦DONPEPE X8 ACS1号リーダーナイロン22lb.
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http://bluebluefishing.com/

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